信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】TREASURE BOXING、竹迫司登vs酒井幹生!日本ミドル級王座決定戦は、サバイバルマッチ!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

先週末もU-NEXTでダイナミックグローブがありましたが、今週のウィークデーもU-NEXTでTREASURE BOXING。

今月〜来月のU-NEXTはありがたいですね。

そういえばAmazon Prime Videoも帝拳プロモーションとの長期契約のニュース、期間が明らかになってはいませんが、向こう3年ぐらいは大丈夫だと良いですね。

ともあれ、今は配信でボクシングを見れて本当にありがたいものです。

ということで今回のブログは、U-NEXTで配信された、日本ミドル級王座決定戦、竹迫司登vs酒井幹生の観戦記。

 

 

 


3/12(木)TREASURE BOXING

日本ミドル級王座決定戦

竹迫司登(ワールドスポーツ)18勝(15KO)3敗1分

vs

酒井幹生(角海老宝石)6勝5敗1分

初タイトルを目指す酒井。過去2度の挑戦は国本陸(六島)との戦いで、タイトル戴冠はならず。前戦も荒本一成(帝拳)に敗れており、このチャンスを掴めたのは幸運でしょう。

竹迫は一時、日本最強を証明した上でメイリン・ヌルスルタン(カザフスタン)にチャレンジ。しかしここで敗れ、OPBF王座を再戴冠するも、初防衛戦で伏兵のオーストラリア人に敗戦、復帰後に国本陸の持っていた日本タイトルに挑戦も、リベンジを許しています。

どちらも崖っぷち、日本王座決定戦ながらもサバイバル感のあるファイトです。

初回のゴング、まずジャブワンツーでいきなり攻め入ったのは酒井。竹迫は冷静にジャブで対処、その後早々に両者とも右を使っていきます。

酒井が非常に積極的、スピードあるジャブ、ワンツー。そこから右のアッパーとアングルを変えたパンチをヒット、今日の酒井は気合が入っています。

速く、小刻みに動く酒井に若干先手を取られているイメージの竹迫、このラウンドは酒井のスピード、アグレッシブネスが目につきます。

酒井は素晴らしい滑り出し、とはいえ、パワーに勝る竹迫がいつ爆発するか。もしくは、しないのか。

 

 

 

2R、酒井はこまめに動き、フェイントをかけて左をコネクト。非常に良い動き。

ねじ込むような右を放った酒井、そのままショートの距離で連打。

竹迫は突き刺すようなジャブ、酒井のは入り際に右アッパー。ジャブは当たりはじめており、この竹迫のジャブは酒井を削れているかもしれません。

対して酒井も右のオーバーハンドがよく当たっています。これは竹迫、気をつけたいところ。

3R、細かなジャブを多用しはじめた酒井。しかし竹迫も近い距離で酒井の動きにあわせてパンチアングルを工夫し、アッパーをヒットしています。

グッと距離がつまる場面が多くなってきたような感じがします。

近い距離で竹迫の右のスイングがヒット。その後も打ち下ろすような右、ちょっと当たりはじめています。

しかし酒井も譲らず、終盤に右のオーバーハンドをカウンターでヒット。

4R、やや行ききれない、竹迫。やや距離が空いた状態では、酒井のジャブが良い。前ラウンドの最後の右で酒井は勢いを取り戻して復活したというイメージ、ジリジリとプレスをかけていく竹迫ですが、先に動くのはほとんどが酒井、このラウンドも終盤に印象的な右ボディショットをコネクト。

5R、竹迫のジャブのあとに右をリターンした酒井。中盤にも竹迫のジャブにあわせてジャブカウンター、更には基本的に先に動き、先手を取れています。

これは竹迫にとっては苦しいか、後半にいけば一発狙いになってしまう可能性もありますから、この中盤は大きな勝負です。

後半、竹迫が火力を上げて攻め入りますが、攻めようとしたところで酒井のジャブがヒットして竹迫の顔は跳ね上がります。

 

 

 

途中採点は、48-47×2で酒井、49-46で竹迫。真っ二つに割れましたね。意外と、竹迫に流れているか、という感じ。

6R、中間距離、ちょっと竹迫が手数を増やしたか。差し込むようなジャブを多用、当たらない距離ではフェイントも織り交ぜて細かく打っていきます。

酒井の動きが若干落ちてきたか、竹迫は逆に前後のステップを細かく使い、微妙なレンジコントロール。

やや竹迫の右が当たる様になってきており、これはもしかして対酒井の最適解を見つけたのではないか、という動き。

当たれば強く振る竹迫、それまでは非常に丁寧。このラウンドで、ビハインドは挽回したでしょう。

7R、竹迫は前ラウンドで手応えがあったのでしょう、裁断なくジャブを出し、コンパクトなストレートを多く出しています。

やはり疲れも見えてきたように見える酒井、ブロッキングが増えてきています。

しかし中盤、酒井も右クロスを返して意地を見せ、ボディへの攻撃に活路を見出そうとしています。

8R、竹迫はペースを変えず、細かくモーションの少ないパンチ。酒井は逆に強いパンチを振るい、それをボディに持っていきます。

 

 

 

このボディへの左右のボディは非常に見栄えが良い。

距離が詰まる場面もでてきており、これは今の竹迫にとって良い距離ではありません。後半は右の打ち合い、ダメージを負ったのは酒井の方でしょうか。

しかし非常に気持ちの強い酒井、接近して強い左右のボディ。

9R、竹迫がパンチに力を込めはじめたか。ここまで何度も入っている右のアッパー、これを被弾した酒井はクリンチ。

酒井もジャブを打ってスッと距離を潰し、竹迫の強打を無効化するような戦い方。

酒井はジャブからボディを打ってクリンチ、こういうのは非常に上手い。ちょっと竹迫は雑になってきたでしょうか。

ラストラウンド、もうあとは気持ち、でしょう。このラウンドは距離がグッと近くなります。これは竹迫の良い距離ではありません。かといって、近い距離で打ち合いになるか、というとそうでもなく、酒井は打ったらクリンチ。

揉み合いの展開が多い中で竹迫の巻き込むような右で酒井が大きくバランスを崩しますがなんとか持ちこたえ、かなりの消耗をかんじさせる酒井ですが、なんとか自分のボクシングを完遂して試合が終了。

手の内を知ったもの同士、とにかくともに全力を出し切ったと思います。

判定は、97-93×2、99-91、勝者は竹迫司登!!

 

 

 

後半、見事に持ち直した竹迫。序盤、非常にうまく戦った酒井でしたが、アジャストされたこともあり、自信の失速もあり、悲願は叶いませんでした。

しかし酒井の執念も素晴らしかったですね。

ともあれ、竹迫は王座復帰。ここからキャリアの巻き返し、なるか。

ニッポンのミドル級、是非とももう一花咲かせてもらいたいものです。

 

 

 

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