信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】4/14ダイヤモンドグローブ!フジテレビ撤退後の一発目興行は神興行!山口仁也vs吉田京太郎、川満俊輝vs亀山大輝、佐川遼vs原優奈!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

フジテレビがボクシングから撤退。

随分がんばってくれたとは思いますが、なぜこのタイミングなのかはよくわかりません。

ここ最近の三迫ジム興行は好カードばかりでしたが、FODプレミアムでのライブ配信もあり、フジテレビの録画放送で視聴する人は少なかったのでしょう。

FODプレミアムのみでも続けてくれれば、課金はしたのに。

ともあれ、今回のダイヤモンドグローブは三迫ジムのYoutubeチャンネルで放映です。映像はしっかりとしているし、ボクサーの情報やラウンドタイマーもある、そして実況解説なし、と個人的には最高の環境です。

なのでFODじゃなくなったことで大変に嬉しい。今後もこのスタイルを貫いてほしいものです。

ということで今回のブログは、4/14に行われたダイヤモンドグローブの観戦記。

 

 

 

4/14(火)ダイヤモンドグローブ

佐川遼(三迫)13勝(8KO)5敗

vs

原優奈(真正)14勝(8KO)4敗3分

当日は仕事が終わって23時、そこからはさすがに視聴する気になれず、翌日の視聴。この試合はこの興行で実は最も気になる試合であり、元日本王者同士のサバイバルマッチです。

佐川は松本圭佑に負けてから1勝2敗、今回も再起戦と後がない状態。原は日本ランキング2位と上位にランクされていますが、奈良井に王座を奪われ、再起戦でドローと厳しい再起ロードを歩んでいます。

もしかすると、この試合の敗者には後がないかもしれません。

緊張感のあるサバイバルマッチ、ゴング。

まずはリング中央、牽制のジャブ。ともに得意とする距離は似ているように思います。ジャブの当たる距離、イコール、ストレートがしっかりと当たる距離。

ストレートを当てるためにはまずはジャブを当てなければならない、という戦い、ともにボディにもジャブ、ストレートを散らしています。

原がジャブをヒットすれば佐川もジャブフック、一瞬のミスが命取りになりそうな緊張感のある攻防です。

後半、佐川の右がヒット。原も左ボディから左フック。

2R、何かを狙っているかのような原、佐川はタイミングを図りつつも先に仕掛ける事が多い。キビキビとした動きの中に、打たれれば打ち、打てば返ってくるという展開が続きます。

さほど大きなクリーンヒットはない中で、ともにほとんど止まらずに足か手を動かしています。

3R、ジャブの差し合い、から原の右ストレートがヒット。そこに佐川はすぐに左ボディをリターン。

 

 

 

ジャブを当てあったのち、原の左に右をリターンしてヒットした佐川、近い距離でもショートの右フックをヒットしています。

原も佐川のジャブの後にショートのワンツー、ちょっと距離が縮まってきたか。さらに、ともに手数が増えている気がします。

そして中盤、原がステップインジャブを打ったところに佐川の右クロスが炸裂!原は前のめりにダウン、レフェリーは即刻試合をストップ!!!!!

突然の幕切れ!!佐川遼、3RTKO勝利!!

これはとんでもないノックアウト。原の倒れ方は心配でしたが、その後自分の足でしっかりと歩いているようでしたので大丈夫なのでしょう。

長く暗いトンネルを抜け、日本ランキング復帰を確実にした佐川遼。今後、スーパーフェザー級で存在感を示していけるか、は次戦にかかっていますね。

 

 

 

日本ライトフライ級タイトルマッチ

川満俊輝(三迫)12勝(8KO)2敗

vs

亀山大輝(ワタナベ)12勝(3KO)8敗2分

ニッポンのお家芸、ライトフライ級。

この階級の日本王者は、世界に非常に近い位置にいる、という階級です。

2度目の王座となる川満は、是非とも世界へ羽ばたいてほしいボクサーで、亀山はここ最近、勝ちと負けを交互に繰り返している状況ですから、ここは川満に世界を期待させるような快勝を期待したいところ。

さて、初回のゴング。

まず初回からプレスをかけていくのはもちろん川満。低い姿勢で頭を振って、プレス。亀山も姿勢を低くして迎え撃ち、前手のアッパーを上手くコネクトしています。

亀山はこの距離で戦うのか。

真正面には立たず、サイドにまわりながらコンビネーションを繰り出していく亀山、パンチのつなぎは非常にスムーズで、一発一発を力強く打つ川満に対して手数で渡り合っています。

亀山の気合が伝わってくるような最初の3分間、これは。。。すごい試合になりそうですね。

2R、川満は強いボディからスタート。ボディ狙いですね。しかし亀山はそれを織り込み済みか、かなり姿勢を低くしてボディを遠くしながら、川満よりも低い姿勢からアッパー。

川満、このアッパーは気をつけたい。

亀山は右フックも良いですね。ガードされてはいるものの、ガードした川満のバランスを若干崩す事ができており、この差のつきづらいクロスレンジのファイトではバランスを崩すというのは見栄えが非常に良い。

更に亀山は回転力もあり、フィジカルで押されて下がりながらのファイトではあるものの、本当によく打ち返しています。まだ、たったの2ラウンド。

 

 

 

3R、左ボディから顔面へ左フックを放ち、亀山を押し込んでいく川満。しかし川満の打ち終わりに亀山は3発4発と返しており、一発の差を数で埋めています。

これはジャッジ泣かせ、どっちを取るか、というラウンドが進んでいきます。

4R、やや疲れが見える、というか川満に押し込まれて上体が浮いてしまうこともある亀山ですが、川満の攻撃へのリターンというのは力強く、そしてとにかく数が出ます。

ストレートコンビネーション、これは会場も湧くし印象としては非常に良いものです。

頭もゴツゴツ当たりながらも一歩も退かない両者、これはすごい!というか、まだ半分もいってないのに危ない。これは果たして最後までいくのでしょうか。

5R、このラウンドも開始早々ともに頭をつけての打撃戦。ここは川満の土俵のようにも思いますが、亀山の気合は半端ない。

サイドをうまく使い、パンチアングルを工夫して、まわってまた打つ。川満はサイドに回られた時にちょっと手が止まってしまい、このラウンドは亀山がうまく戦えていると思います。

川満が一発当てると、亀山は連打でクリーンヒットを奪うという展開。とにかく本当によく手が出ます。

途中採点は、48-47×2、49-46、3-0で亀山!!

微妙な所ですが、手数、クリーンヒットの数、見栄え、でしょうか。川満の前進があまりポイントにはなっていないようです。

6R、こうなると川満にはちょっと厳しい。どこかで亀山は落ちるのか、それともこのままいけるか。

いずれにしろ、川満はこのボクシングを変えようがなく、倒せるかどうか、というところになってきます。

当然、ギアを上げた川満、手数を増やしてチャージ。亀山は限界が近いようにも見えますが、まだまだ右フックのスイングには力があり、ストレート連打もよく出ています。

 

 

 

7R、川満は猛ラッシュ!左右のフックを力強く振っていきます!しかし要所要所で亀山のショートカウンター、それでも打ち続ける川満!

川満の手数が止むと亀山がどんどん手を出し、ともに休むということをしません。

8R、ここもバチバチの打ち合い、ほんの少し、ペースが落ちたように見える川満に対して、亀山も疲労とダメージはあろうもその手数は全く衰えません。いったいどういうスタミナしてるんでしょうか。

残りあと2ラウンド、このまま最後までいくの?

9R、ここももちろん前にでる川満。左と左の相打ち、頭を振り、ポジションを若干変えながらも連打を放つ亀山と、とにかく前進しながらパワーパンチを放つ川満。

川満のパンチがヒットすれば、それ以上に返しているイメージの亀山、この精神力。挑戦者の実力は3割増し、と言われますが、亀山のこの力はまさに挑戦者であること、王座初戴冠に向かっての執念を感じさせるものです。

ラウンド終了のゴング、かなり疲労が溜まっているようにみえる川満。ラストラウンド、ドラマは起こるか。

ラストラウンド、開始ゴング前にイスから立ち、待ち受ける亀山。ゴングギリギリまでイスに座っている川満。

互いに力を振り絞り、打撃戦へと身を投じる両者、とにかく手が止まりません。

もはやどちらも勝者、この試合を見たファンも勝者。

敗者なきフルラウンドの殴り合いはまさかの判定決着、それでもやはり、シロとクロがついてしまうことも、またボクシング。

顔面を見る限り、よりダメージを受けているのは川満の方です。しかしどちらも、勝利の確信は持てていないでしょう。

 

 

 

果たして判定は、96-94×2、97-93、3-0の判定で亀山大輝!!!!!

死闘と呼ぶに相応しい、FOTY級の打撃戦を制した亀山が、王座初戴冠!!

これは。。。すごい。正直、戦前は川満の圧勝と思っていましたし、どのように勝つのか、が焦点だと感じていました。

しかし今日の亀山の頑張りは、勝利にふさわしいもの。

判定結果はどちらに転んでもおかしくありませんでしたが、今日のジャッジは亀山を評価しました。

ともあれ、素晴らしいファイトを見せてくれた両者に大拍手。

新王者、亀山の今後と、川満が再起を期するなら全力で応援したいと思います。

日本スーパーフライ級タイトルマッチ

OPBF東陽太平洋スーパーフライ級王座決定戦

山口仁也(三迫)7勝(2KO)無敗1分

vs

吉田京太郎(ワタナベ)7勝(4KO)4敗

さて、もうすでにお腹はいっぱいなわけですが、メインイベントのこの2冠戦を見逃す事はできません。

バムが去っていきそうなこのスーパーフライ級もまた、日本と世界の幅が比較的狭い階級で、さらにこの試合にはOPBF王座もかかっています。

三迫ジムとしては、自前興行でセミ、メインの連敗は避けたいところ。

しかしこの吉田京太郎は一度は王座決定戦で退けているとはいえども、かなりの強敵です。

さらに、吉田からすればリベンジ、王座初戴冠で2冠というモチベーションが非常に高い試合、前戦以上に気合が入っている可能性が十分にあります。

さて、注目の一戦のゴング。

 

 

 

まず積極果敢に攻めるのは吉田。早々に吉田のテクニカルな左アッパーがヒット、山口の顔を跳ね上げています。

非常にアグレッシブな吉田は、しっかりとプレスをかけて山口を下がらせ、やや気負いすぎでは、と思えるほどの攻勢。

亀山に続いて、この吉田も本当によく手が出ます。

2R、吉田はリーチがありますね。比較的長めのアッパー、これが非常に効果的に見えます。

このパンチアングルに秀でる吉田、しかし山口もまっすぐの左ストレートをヒット。

山口も下がらなくなっており、リング中央での攻防、から逆に山口がややプレス、吉田が回る展開へ。

セミファイナルとは異なる距離、それでも同様に打撃戦。三迫もワタナベも、とにかくテンポの早いボクシングですね。すでにめちゃくちゃ好試合。

3R、ちょっと山口がペースアップか、右ボディから、というやや変則的なコンビネーションでパンチをつなげていきます。

吉田は打って離れるボクシング、非常にリズムに乗っており、軽打のコンビネーションを放って離れ、山口のリターンを空転させます。

吉田は右ストレートのカウンターを狙っているか、この右は非常に速く、そしてノーモーションで飛んでくる分、山口にとってやや見づらそう。さらに吉田は左フックのフォローも忘れません。

4R、よくジャブが出る吉田。この厄介なジャブに対して、山口は距離を縮めてボディショット、フック系が多い印象です。

山口がプレスをかけて吉田を追う展開、ですが、吉田は動かされているというよりも動いているイメージで、吉田が動くから山口が追いかけなければならない、という感じに見えます。

自らのボクシングができているのは、どっちでしょうか。

 

 

 

5R、山口が左ストレート中心に攻めます。この左があたっている、当たりやすいのもまた事実ですが、ちょっと単発で終わってしまっているのがもったいない。

対して吉田は軽いコンビネーションで手数を出し、ジャブもよく出ています。

後半は近い距離での吉田のアッパーが印象的。

このラウンドで途中採点発表、48-47、49-46、50-45、3-0で吉田。

6R、これは山口にとってかなり厳しい採点。ただ、各ラウンドで若干ずつ吉田の見栄えが良かった、と言われればそうかもしれません。

ただ、その差はほとんどありません。

山口はこのラウンド、より積極的に前に出て、右フックをヒット、近づいても軽打のコンビネーションと更に手数を増やしています。

対して吉田は手数をキープしながらも大きめのカウンターを狙います。

7R、ここもプレスをかけるのは山口。吉田はジャブとサークリングを駆使しながら、時に迎え撃ちます。

吉田の反撃にはガチッとブロックして打ち返す山口、ここにきて山口のプレスが効いてきたあもしれません。

しかし後半、吉田は右ストレートで山口を後退させるなどして反撃、この試合もまた、どちらも譲らず。これは見てる方も疲れます。

8R、後半、互角ではダメなのは山口の方。ここも積極果敢にプレスをかけます。

しかしプレスをかけられた吉田は上手く、回って止まっては右アッパーを打って回る、非常に上手いボクシング。

 

 

 

それでも中盤、山口が左を2連発でヒット、山口の勝機はやはりこの左をいかに当てるか、にかかっているかもしれません。

一発一発のヒットに対して、大きな歓声がわくこの試合、このラウンドは山口が優勢で終えていると思われます。

9R、微妙なラウンドだらけ、ということを考えると、山口としては最低でも一つのダウンを奪っておきたいところ。

猛烈なプレスをみせる山口、そこにカウンターをあわせる吉田。

吉田は打たれてもその後すぐに倍の手数でリターンしており、これは先程の亀山もそうであったように、ポイントのピックアップという意味においても非常に重要なことです。

後半は山口が吉田をロープにつめてラッシュ、それでも追い上げられているのか、いないのかは微妙なところです。

ラストラウンド。

早々に左ストレートをヒットした山口は、続いて右フックもヒット。吉田はちょっと疲れているか、山口の右フックをよく浴びています。

打って、かわして、また打つ、というテンポの良いボクシングを繰り広げる両者、ここももちろんスキルだけではなく強い気持ちを互いに見せています。

死力を尽くしたファイトは、ラウンド終了のゴングを聞きます。勝負は判定へ。

判定は、96-94、山口、97-93、吉田、そして97-93、吉田!!!

吉田京太郎、2-1のスプリット判定で見事2冠王者に!!!!

後半、山口が追い上げた形になりましたが、及ばず。

前半のリードを守りきった吉田京太郎、最後の最後まで集中して気持ちを見せ、本当に天晴な勝利でした。

とにかくとんでもない興行でしたね。本当にYoutubeで。。。

どこかのプラットフォームが中継を続けてくれる事を願います。こういうマッチアップであれば、喜んでお金を払います。

 

 

 

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