信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】仲里周磨vs今永虎雅!山﨑海斗vs石井渡士也!大阪のダブルタイトルマッチは激闘×激闘!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

関西ボクシング界の雄、六島ジム。

真正ジムと双璧を為すと言える関西の名門ジムは、現在自主興行をYoutubeで配信してくれています。

看板ボクサーである西田凌佑の試合はU-NEXTが配信してくれますが、それ以外は自前のYoutube配信、カネはかかるが回収の術がない、そんな状態であるにも関わらず、律儀に興行配信してくれるのは本当にありがたい。

これは真正ジムにおいてもそうで、明らかに東京近郊のジムが優遇される中、頑張ってくれている関西のジムには頭が下がる思いですね。

しかも今回はダブルタイトル戦、こういう場合は是非とも配信プラットフォームがついてもらいたいところです。

と、まあ、そんな事は置いておいて、今回のブログは6/7(日)に行われた六島ジム興行、You will be the Championの観戦記。

 

 

 

6/7(日)You will be the Champion

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座決定戦

山﨑海斗(六島)11勝(6KO)1敗1分

vs

石井渡士也(RE:BOOT)10勝(7KO)2敗2分

このOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級の王座決定戦は、今年2月、山﨑海斗と中川麦茶(ミツキ)で争われましたが、ドローで王者誕生ならず。

通常であれば再戦、となる流れなのでしょうが、中川が辞退でもしたのか、石井にお鉢がまわってきました。

石井渡士也は前戦で池側純(角海老宝石)に保持していた日本王座を奪われての再起戦。自身初のKO負けということも相まって、この復帰戦での大チャンスにどのような状態で臨めるのか、というのは懸念点の一つ。

これは大注目ファイトです。

初回のゴング。まずは石井がポンポンとジャブを飛ばします。これを山﨑はカバー、ジャブをリターン。

リング中央、お互いにジャブとストレート、そこから変化をつけた右をつかっての真っ向勝負です。

手がよく出る石井は力強いジャブから次々とパンチを繰り出し、山﨑は劣勢というほどではありませんが、先手を取られているような印象。

中盤、石井の左フックが炸裂!カウンター気味だったでしょうか、山﨑はダウン!!!

ダメージがありそうな山﨑、石井は力強いコンビネーションを上下に散らしますが、攻め急ぐことはなく非常に冷静です。時折山﨑のカウンターが石井を捉えている事から、まだ序盤、石井としては慎重を期したほうが良いのかもしれません。

しかしこの少々のやりとりで山﨑のダメージを見て取ったのか、山﨑が下がると石井は強いプレス。山﨑をロープに追い込むとストレートのコンビネーション、山﨑もフックを返してこれがカウンターとなってヒット!

終盤にも右をヒットした石井、良いスタートではありますが、ちょっと被弾も気になります。

2R、石井のジャブが小気味良く出ます。しかし山﨑も前ラウンドのダメージから復活したのか、しっかりとガードを固めてタイミングの良いパンチを返しています。

後半、プレスをかけるのは山﨑。石井はサークリングしつつ、それでもリターンは返している状態です。

3R、山﨑が手数を増やしています。前半、山﨑が回転力を上げてパンチを出す中、石井の右の打ち終わりに左フックをヒット。

この左は、石井の右ガードが少し下がるのか、よく入ります。

バチバチの打ち合い、互いに退くことはありません。

 

 

 

4R、このラウンドも、パンチの交換、というのが非常にしっくりとくる表現で打ち合う両者。その中でも石井のジャブは非常によく、際限なく繰り出されるこのジャブはコツコツとヒットを生んでいます。

5R、ここももちろん打ち合いに行く両者。最後まで、このパンチの交換を続けるつもりのようです。

石井の方が回転力があり、「パンチを出さない」時間が少ないか。その分、山﨑はガードに回る時間が多い。

中盤、石井の力強いワンツーで山﨑が少し下がる場面、そして山﨑が若干落ちてきたように見えます。

残り1分ほどのところで石井のワンツー、これで大きくのけぞる山﨑。ここで石井はチャージ、山﨑はブロッキングを主としながらも打ち返します!この石井のチャージが一段落すると今度は山﨑がプレス、攻守が目まぐるしく入れ替わります。

そしてその次は石井がワンツーフックのコンビネーションを決めると山﨑の動きが若干止まり、そこに石井がまたもチャージ!ここでレフェリーがストップ、石井渡士也、5RTKO勝利!!!

映像で見る限りではちょっとストップが早かったようにも思いましたが、近くで見ていると山﨑のダメージは大きかったのかもしれません。

石井は再起戦で見事な復活、OPBF王者に。

池側へのリベンジ戦、王座統一戦はあるのでしょうか。

スーパーバンタム級は、これから1年、もしくは2年は、どの位置につけられるかが非常に大事な時期。

石井の今後の活躍にも期待ですね。

 

 

 

OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ

仲里周磨(オキナワ)16勝(8KO)3敗4分

vs

今永虎雅(大橋)9勝(5KO)1敗

昨年末、リヤドで初黒星を喫した今永虎雅の復帰戦は、OPBFのタイトルマッチです。

王者は仲里周磨、前戦でOPBF王座を獲得しています。

ともに元日本ライト級王者同士の一戦、この試合箱のタイミングでよく組んだな、と思えますね。

ただ、この階級で世界に出ていくには、さっさと日本を卒業して、欧米当たりのボクサーとのキャリアを積みたいところでもあります。

いずれにしろ、国内トップレベル同士のファイト、こちらも大注目。

初回、オーソドックスの仲里、サウスポーの今永、ともにまずはリードを突きあいます。先に攻めたのは仲里、右ストレートを使って強い踏み込み。ここをバックステップでかわす今永、リーチを活かして右ジャブを差し込んでいきます。

ステップインワンツーで攻め入る仲里と、ステップオンのワンツーで届く今永、よりアグレッシブなのは仲里の方で、後半には今永をロープに押し込む場面も。

2R、強引にいくのは仲里。組み合う場面も増えますが、この組み合いでのフィジカルは仲里に分がありそうです。

しかし今永はジャブから左のボディストレート、やや遠目の距離からでもしっかりとパンチを当てていきます。

3R、今永は、随分リズムが出てきたような気がします。左のボディストレートに加えて長い長いノーモーションの左ストレート。仲里が攻めるタイミングで右のチェックフック。

仲里はかなりやりづらそうですが、そこを突破するのは沖縄のファイタースタイル。

強いプレスで今永をコーナー際に追い込み、ジャブで牽制してから右を叩き込みます。

仲里は右目尻から出血しているようです。バッティングでしょうか?

4R、今永の動きがかなりダイナミック。長い左を突いて大きくダック、これまでやや動きの少なかった上体もよく動いています。

仲里は鋭い踏み込みを見せるも、今永のボディのタイミングが良い。

距離感、反応が今永の方が良いイメージで、仲里は若干攻めあぐねている感じがします。

5R、仲里がプレスを強めたか。今永をロープ、コーナーに詰めて強い右。今永も左をショットしてサイドへまわりますが、ちょっとプレスがかかっている印象。

今永にいきそうだったペースはまたわからなくなりましたね。

 

 

 

6R、仲里が攻めようとしたところで今永がぐっと距離を潰し、組み合い。このあたりも非常に巧いのは今永の方です。

どちらかというと愚直に攻める仲里はコンビネーション、今永は印象的な左を当てようという展開です。

この試合の採点は非常に難しいでしょうね。

7R、今永も少し手数を増やしたか、前ラウンドは取られたという認識なのかもしれません。相変わらず左のボディのタイミングはよく、攻め込まれた時の距離の潰し方、上体の使い方も巧い。

仲里がパンチをまとめる場面がありましたが、その後今永はオーバーハンド気味の左をヒット、譲りません。

8R、仲里がステップインしたところで今永が小さくバックステップ、そこからの左ボディ。その後も右アッパーからの左ストレート、仲里の攻撃に対してはやり過ごし、大きな左のオーバーハンド。

こういう見栄えのするパンチは、ビッグ・ヒットがない中で非常にアピールできそうです。

9R、序盤にボディへの左と顔面への左をヒットした今永。仲里はもっとプレスをかけたいところですが、この左がストップする効果もあるか、ちょっと詰められません。

仲里は連打で攻めたいと思いますが、距離が詰まったところでスッと今永が体を寄せてくるのと、左のボディショットで止められてしまうので、それが出ません。

ちょっとこの8R、9Rで今永がやや抜け出した感じがします。

ラストラウンド。

そうはいってもまだポイントはわかりませんから、この最終ラウンド勝負かもしれません。

仲里は当然接近戦をしかけますが、ここは今永も退かず、打ち合います。仲里は回転力がありますが、今里の叩きつけるような左も良い。

仲里がミスブローした時には必ず左を返し、仲里のは入り際には左ボディ。

両者死力を尽くした打ち合い、ここでゴング!このゴングを聞いて笑顔を見せるのは今永虎雅!採点は、どうか。

両者ともに気持ちを見せた、素晴らしいファイトでした。

採点は、95-95のドローが1人、そして96-94、97-93、2-0の判定で今永虎雅!

十分、ドローもあり得た展開だったと思います。勝ったのは今永虎雅、敵地とも言える会場で見事な勝利だったと思います。

返上済みの日本タイトルに続き、OPBFタイトルを奪取した今永。

前戦の惜しい敗北で、世界進出に「失敗した」といえる今永、出直しのスタート。

この後、このボクサーがどこまで行けるのか、楽しみに待ちましょう。

敗れた仲里、非常に惜しかったですね。仲里もまだまだできるボクサーだと思うので、親父超えを見せてほしい。

 

 

 

▼ボクシング配信情報アプリをつくりました▼

よろしければブックマークしてご覧ください。

boxing-calendar.vercel.app

 

 

 

【宣伝】

日本で手に入りにくいボクシング用品のセレクトショップやってます。

ぜひ覗いてみてください。

 boxingcafe.base.shop

プライバシーポリシー お問い合わせ