信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ザンダー・ザヤスvsジャロン・エニス!スーパーウェルター級、ホコタテ対決!アメリカボクシング界の未来を背負うのは!?

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

WBA狂想曲に揺れる、日本のボクシング界。

まあ、なんとも文句を言っても始まらないので、そっとしておきましょう。

いずれにしても、選手に文句を言うのは間違っているし、プロモーターだってビジネス的に清濁併せのむものなのだから、批判はお門違い。

WBAがそうさせた、といえばそれまでなのだから、ともかく成り行きを見守りましょう。いずれにしても、このままではおかしなスポーツになってしまうでしょうね。

ともあれ、今週はウィークデイにIBF世界ウェルター級タイトルマッチ、ルイス・クロッカー(イギリス)vsリアム・パロ(オーストラリア)。この試合は米国ではAmazon Primeで放映されるらしいですが、日本でも見られるのかはわかりません。

ということになれば(そうでなくとも)週末の楽しみは何と言ってもジャロン・エニスvsザンダー・ザヤス。

ということで今回のブログは、エニスvsザヤス、注目のスーパーウェルター級無敗対決のプレビュー記事。

Zayas vs. Ennis | The Ring

 

 

 

6/27(日本時間6/28)アメリカ・ニューヨーク

WBA・WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ

ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)23勝(13KO)無敗

vs

ジャロン・エニス(アメリカ)35勝(31KO)無敗

わずか17歳、史上最年少でトップランクと契約したザンダー・ザヤス。

そこから7年近く、23歳となったザヤスは、過去最強の相手を迎えます。

2019年にプロデビューしたザヤスは、トップランクが用意する相手を次々と撃破。その才能はプロデビュー時、いや、プロデビュー前から注目されており、その期待に添うように着実にキャリアを進めてきました。

2022年頃から地域タイトル戦に絡むようになったザヤスは、2024年、元王者のパトリック・ティシエイラ(ブラジル)を撃破。その翌年、ホルヘ・ガルシア・ペレス(メキシコ)との王座決定戦を制し、WBO世界スーパーウェルター級王座を獲得しています。

このガルシアは、メジャーではないボクサーでしたが、このザヤス戦の前にチャールズ・コンウェル(アメリカ)に勝利していたボクサーですから、実力は本物のはず。

ただ、やはり有名ではなかったので、この時点でザヤスは実力を証明できている、とは言えなかったはずです。

しかも恵まれているザヤスは、初防衛戦でいきなり王座統一戦を引き寄せます。

対戦相手はWBA王者のアバス・バラオウ(ドイツ)、このバラオウも前戦で王座を獲得したばかりのボクサーでした。しかもWBAの暫定王座。

このバラオウも、ヨエニス・テレス(キューバ)との決定戦での戴冠でしたから、当時はなぜこの二人がいきなりの統一戦、と思ったものです。

ただ、今の時代を思うと(そこから1年ほどしかたってはいませんが)可愛いものだと思います。

ともあれ、ここで雌雄を決したWBA王者バラオウと、WBO王者ザヤス。

この戦いは2-1でザヤスが勝利、内容的にはバラオウにつけるジャッジがいたことは非常に驚きで、ザヤスの完勝でした。

ここで光ったのは、ザヤスのスキル。強靭なハートと突進を見せるバラオウをいなし、すかし、そのディフェンススキルを発揮した戦い。ザンダー・ザヤスはディフェンスから組み立てていくボクサーですから、攻撃的なボクサーとは相性が良いはずです。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

そんな、階級最高の「盾」と呼べるザヤスに挑むのが、階級最高の「矛」であるジャロン「ブーツ」エニス。

未来のP4P候補、とも言える完成度の高いボクサーであり、そしてフィニッシャーでもあります。

このスイッチスタイルのボクサーの攻撃力たるや、半端ない。

同階級のKOキング、バージル・オルティスJr.よりもその攻撃力が上回る事は個人的には明らかだと思っていて、何よりもノックアウトに至るアプローチが素晴らしい。

速いコンビネーションから空いている所を狙う、ということもできれば、上下の打ち分けを駆使してノックダウンを奪うこともできる、そしてさらに、フォロースルーを効かせたパンチ一発で相手を倒してしまうこともままあります。

しかしそのノックアウトを狙っていく攻撃性があるからこそ、ディフェンス面ではやや雑に見えることもあります。

自らが打ち込んでいる時、(当たり前のことですが)被弾することも多く、カレン・チュカジャン戦では倒されてもおかしくないタイミングでパンチを被弾する事もあったと記憶しています。

しかし、刮目すべきは、そのようなパンチをもらいながらも倒れなかった、どころか、効いた素振りもなかった、ということです。

あの時の戦いはもらう前提で、力でねじ伏せようとしていたのか、それともただ純粋に、タフネスまでも有しているのか。もしくは、自らのタフネスを自認した上で、ねじ伏せようとしていたのか。

いずれにしても、エニスを簡単に倒せるボクサーがいない、ということは、あの試合を見ても明白でしょう。

 

 

 

決してパンチャーとは言えないザヤスが、エニスを倒し切るという展望は全く見えません。

対して、エニスがザヤスを倒す、という展開はなくはありません。

エニスはプレスをかけて戦う事が多いボクサーですが、もちろん駆け引きもできます。

もちろんザヤスも対策はしてくるのでしょうが、エニスがスイッチして翻弄し、パンチを当てる事ができれば、如何にディフェンスマスターと言えるザヤスもただでは済まないでしょう。

おそらく試合の展開は、エニスが攻め、ザヤスが受ける、というのが基本的な路線ではないでしょうか。

当然、ザヤスもディフェンシブなボクサーではないですから、真っ向からというよりもポジショニングを変えてスピードある左右を返していくのでしょうが、たとえば相打ちのタイミングでどちらのパンチも当たった時、おそらくよりダメージを負うのはザンダー・ザヤスの方でしょう。

とにかくザヤスは足を止めず、ヒットアンドアウェイを繰り返す必要があり、さらにコンビネーションで攻める事は非常に危険を伴う事ですから、この試合で「よりできることが多い、戦略を立てられる」のは、エニスのような気がします。

エニスは自分のボクシングがザヤスに通用するかどうか、そしてザヤスはとにかくもらわずに当てる、これがそれぞれの勝利へのカギではないでしょうか。

そう考えると、より対策が必要なのはザヤスの方でしょう。

いずれにしても、このスーパーウェルター級戦はアツい。

ザンダー・ザヤス23歳、ジャロン・エニス28歳、ザヤスはまだ伸びると思われる年齢で、エニスはプライムタイムに近づいています。

このタイミングでこの戦いが起こる、というのは、一昔前では全く想像もできないことですが、トップランクのESPNの撤退によりザヤスのキャリアが若干上手くいかなそうになったこと、も大いに影響しているのでしょう。

ともあれ、この試合は非常に楽しみ。DAZNで楽しみましょう。

 

 

 

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