今日は色々忙しかったので、朝6時に自宅を出て、帰宅は21時過ぎ。
といっても本日は波田大和vs奈良井翼、これは今日中に見なければなりません。
すでにこの時間には興行が終了していたらしく、U-NEXTでは見逃し配信が開始されていました。
ということで今回のブログは、波田大和vs奈良井翼、7/4(土)に開催されたダイナミックグローブの観戦記。

7/4(土)ダイナミックグローブ
OPBF東陽太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ
波田大和(帝拳)18勝(17KO)2敗1分
vs
奈良井翼(RK蒲田)18勝(12KO)2敗
この試合、ファンはどっちが多いのでしょうか。
そして、一般のファンは、どっちを応援するのでしょうか。
その予想すらも難しい、このファイトは、人気者同士の戦い、ということで、前売り券は完売とのこと。超満員と言える後楽園ホール、大注目の一戦です。
気合を表に出して入場する奈良井翼、そして奈良井陣営。一方の王者、波田はリラックスした控室の雰囲気から、リングに上がるまでの間に緊張感を伴ってきています。
いよいよゴング。
まずはともに慎重な立ち上がり、前手で探り合い。先に大きく攻め込んだのは波田、ただまだ様子見の域を出ません。これを奈良井は大きくバックステップ。
波田は右を出す事で、そして奈良井はリズムと右を用意している感を出す事で揺さぶりあい。
後半に奈良井が右で攻め込んでラウンドが終了。
ともに一発必倒のパンチを持っていますから、非常に緊張感があります。
2R、やや左を伸ばし気味にする奈良井。波田は左をよく使いはじめ、これは浅くも奈良井に触っています。
気持ちプレスをかけているのは奈良井、距離は波田の方が踏み込みスピードも含めて長いか、アクションは少ないですが、やはり緊張感があります。
後半、波田が大きく攻め込む場面。この微妙なラウンドの中では、アグレッシブネスはポイントを取るのに有効になってくるかもしれません。
終盤、距離が近くなったタイミングで波田の右フックがヒット。
3R、この距離で戦っている分、特に前半は一瞬の交錯、このタイミングこそが重要です。このラウンド前半、この交錯時に波田の左がヒット!
一気に攻める波田、奈良井も足を使いながらこれを躱し、時折コンビネーションで反撃します。
ここから一転、プレスをかけはじめる波田。いずれにしても、奈良井を相手には効かせようともダウンを取ろうとも安心はできない、というのは、波田陣営もわかっているはずです。
中盤にも波田は左ストレートから右フックをヒット、奈良井も攻められっぱなしにはならずに応戦しますが、ここでも波田の左がヒット!
ピーカブーのようなガードポジションでプレスをかける波田、これは奈良井の右ストレート対策でしょうか。奈良井もさほどダメージは感じさせないような動きですが、ちょっと波田の左が当たりはじめたイメージでしょうか。
4R、この流れを切りたいであろう奈良井は、プレス。しかしこのプレスの最中は、初回や2Rと同様にあまり手が出ません。
あえて出さずに、波田が入ってくるところを狙っているのか、とも思っていましたが、今のところはそのカウンターは上手くいってはいません。
お互いに攻めれば相手がバックステップ、という中で、後半、奈良井のワンツーがヒット!波田は若干たたらを踏んだようにみえました。
ここで攻勢に出る奈良井、波田はややディフェンシブに対応してラウンドが終了。
5R、奈良井は随分リラックスできたのか、動きが大きくなり、手も出る様になってきているように見えます。
波田がやや大きく振っていく場面が目立つか、奈良井は非常に冷静で、カウンター狙い。
お互いのヒットが増えてきた状態で、折り返しです。
途中採点は、48-47×2、49-46、3-0で波田。
6R、波田がコンビネーションで攻め込みます。近い距離での左がヒットしています。
奈良井もビハインドがある分、とにかくこのラウンドは取らなければなりません。ただ、やっぱりまだまだ手数が少ないか。
距離が詰まるともに回転力のある連打を出してくる、という展開、入るタイミング、受けるタイミングが非常に重要。
印象的な場面をつくる、というよりも、ペースを掌握している、手数がよく出ている、をジャッジにアピールする方が良いような気がします。
7R、奈良井のステップワーク、距離感は素晴らしいですが、攻撃につながっていないのは気になるところ。波田が攻めてきた時の右アッパーカウンターは良いですが、さすがにクリーンヒットとはいかず。
やはり精力的に先手を取るのは波田の方で、奈良井はプレスもバックステップもポイントにはつながっていない感じがします。
と、思っていたら後半、波田が踏み込んだところで奈良井の右アッパーがヒット!狙っていたパンチですね。印象的なヒットを生みましたが、このラウンドのポイントはどうか。
8R、波田が更に手数を増やします。勢いのあるコンビネーション、この回転力も脅威ですね。
奈良井もやはり良いタイミングで右ストレートをヒット、そして波田の入り際に右アッパーも狙っています。
9R、ここでもプレスは奈良井ですが、先手は波田。印象的なパンチはやはりどちらかというと波田の左か、中盤に奈良井も手数を増やして前に出てきますが、波田は腕力でのブロッキング。
後半、波田がダブルの左から右フックをヒット、奈良井はちょっと動きが止まったか!
ここでチャージの波田、奈良井はロープ際でディフェンスしながらもカウンター!これは両者危ない。
その後、バッティングによる中断を経て、このラウンドは終了。
ラストラウンド、この開始ゴングと同時に前に出たのは波田!
おそらくポイントではビハインドの奈良井もその後激しい攻め、ここはもちろん波田も応戦!
いよいよ後のない奈良井は前に出ながら攻め続けますが、中盤はまたちょっと手がでなくなり、中間距離では波田に先手を取られています。
最後まで攻めようという姿勢を見せながらも、距離が若干噛み合わなかったか、奈良井。そのままゴングで試合が終了。
判定は、95-95のドロー、96-94×2、2-0のマジョリティデシジョンで波田大和!
思いのほか、競っていましたね。個人的にはもう少し波田に流れているか、と思いましたが、奈良井の単発のヒットを取っていたラウンドもあったのでしょう。
いや、まあラウンドバイラウンドで採点すればそんなものかもしれませんね。
ともあれ、パンチャー対決は判定決着で、ダウンシーンも無し。
ヒリヒリとする緊張感の中の10R、1秒先に何が起こるかわからないファイトは、結果的に何も起こらなかった、とも言えます。これもまた、ボクシング。
この緊張感を楽しませてもらいました。
勝利した波田大和、そして敗れはしたもののその強さを見せた奈良井翼。
両者の今後もまだまだ楽しみですね。
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