日本で行われるトリプル世界戦まで、あと一週間。
3連休は仕事なので、現地どころかリアタイ視聴も叶いません。
しかし色々と言われつつもこの興行は大注目です。
ということで今回のブログは、7/20に行われるU-NEXT BOXING 6、岩田翔吉vsエリック・パディージョ、そしてカツマ・アキツギvsヘルラン・ゴメスのプレビュー。

7/20(祝)U-NEXT BOXING
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
岩田翔吉(帝拳)16勝(13KO)2敗
vs
エリック・パディージョ(メキシコ)19勝(8KO)無敗
2018年にプロデビュー依頼、その猛烈なパンチングパワーとダイナミックな踏み込みで対戦相手をバッタバッタと倒してきた岩田翔吉。
2022年、満を持しての世界初挑戦ではジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に「まさか」の敗戦、その後しっかりとした再起ロードを歩んだあと、2024年にハイロ・ノリエガ(スペイン)との王座決定戦でWBO世界ライトフライ級王座を獲得。
しかしその初防衛戦で、レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)に敗北、初防衛はなりませんでした。
その後、元タイトルチャレンジャーであるエドウィン・カノ(メキシコ)を相手に再起戦を突破したあと、前戦でノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦、見事な8RTKOで勝利、WBC世界ライトフライ級王座を獲得しています。
岩田にとっては、初戴冠で成し得なかった初防衛戦、今回は成功なるか、という大事な一戦。
対するエリック・パディージョは、無敗のメキシカン。
メキシコ国内で17連勝を記録したあと、2025年からアメリカに呼ばれて戦っています。
昨年、元タイトルチャレンジャーのヘラルド・サパタ(ニカラグア)、そして元世界王者のエルウィン・ソト(メキシコ)に完勝、今回の世界初挑戦へつなげています。
2025年、大躍進したボクサー、と言っていいでしょう。
この興行の発表会見時、岩田はこのパディージョを強敵と言い、かなりの危機感を持っていました。
映像を見た感じでは、非常にまとまったボクサーで、前に出るプレッシャーファイター、パンチもブロッキングも非常に力強い、フィジカルに優位性を持つファイタータイプのボクサーに見えます。
接近戦で戦うのが好みらしく、そこでも攻撃は多彩。強敵には間違いありません。
しかしながら、岩田の不得意とするタイプは、ボンバ・ゴンサレスやサンティアゴのような足が速く、ディフェンシブに戦うタイプのボクサーであり、前戦のノックアウト、今戦のパディージョのようなボクサーは、非常に戦いやすい相手ではないか、と思います。
対戦相手を大きく見積もる、というのは、おそらく今の岩田にとって良い事。
自信がありすぎた結果、ゴンサレスやサンティアゴを捕まえ切れなかった、と言えるのではないかと思えるからです。
岩田翔吉が、最大級にエリック・パディージョを警戒し、その対策を練って試合に臨む。この事は、岩田の勝率をより上げるのではないかと思っています。
個人的には、互いに良い距離を保った打撃戦の中で、岩田が負ける姿はあまり想像ができません。
パワーに優れ、瞬発力に優れ、一瞬のハンドスピードに優れる岩田翔吉。
今度こそ、王者としての証明の正念場。
ここはスカッとした勝利を期待したいところですね。
カツマ・アキツギ(アメリカ)14勝(4KO)1敗
vs
ヘルラン・ゴメス(フィリピン)14勝(10KO)3敗
前戦、日本デビュー戦を戦ったアキツギは、ホセ・カルデロン(メキシコ)に初黒星。
このカルデロンは、増田陸とも戦った超がつくような強豪であり、凱旋試合の初戦としてこの相手か、という不安もあった相手。
そしてこの試合は、ほぼドローといっても差し支えのない内容であり、「体が動かなかった」という敗者の弁を考慮すると、その評価を落とすものではありません。
特に前半、スピードと上下の打ち分けで好スタートを切ったアキツギ、あの戦い方が通常であればフルラウンド続く、というのはファンであれば知っている事。
カルデロンのタフネス、アキツギの(自己申告ながらも)不調、ということもあり、試合は接戦となり、カルデロンの手が上がりましたが、今回こそは本来のカツマ・アキツギを見せてもらいたい。
そしてこの対戦相手のヘルラン・ゴメス、こちらは2連敗ながらも、強敵です。
おそらくカルデロンよりは劣る、とは思うものの、アグレッシブネスを有しているフィリピン人で、そのキャリアの殆どを敵地で戦っています。
前戦はジェイソン・モロニー(オーストラリア)に4RTKO負け、その前は当時無敗のカロロ・アミリ(タンザニア)というボクサーに10R判定負けを喫して連敗しています。
それ以前に敗北しているのは、2022年、のちの世界挑戦者ユッタポン・トンディー(タイ)に8RTKO負け。
世界レベル、とは言えないものの、その相手を務めるぐらいのレベルにはある、という評価なのだと思います。
経験値もあり、26歳と若いゴメスは、まだまだ伸びる可能性もあるボクサー。
大きく振ってくる事もあるので、アキツギとしては、大抵のフィリピン人や大抵のメキシカンを相手にする時と同じく、相手の一発に気をつけて完封する必要があります。
ゴメスは良いボクサーではありますが、いっときは世界挑戦間近まで迫ったアキツギとしては、ここは求められるものが高い。
完封、もしくは圧倒してのTKO勝利を期待しましょう。
配信情報
この興行は、第一試合を東日本スーパーフライ級4回戦として、アキツギvsゴメス、岩田翔吉vsエリック・パディージョ、寺地拳四朗vsイスラエル・ゴンサレス、増田陸vs比嘉大吾と流れていきます。
配信はU-NEXT、17:00開始とのこと。
会場にいかない方は、是非U-NEXTで応援しましょう。
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