さて、先日9/27(日)のPrime Video Boxingが発表されましたが、既報のとおり、本日は9/2(木)のLemino Boxingダブル世界タイトルマッチが発表。
日本ボクシング界の両巨頭、いや、今は3巨頭でしょうか、アマプラとLeminoがまたまた近しい日程でしのぎを削ります。
ちなみに9/27はただの妻の誕生日なので現地観戦可能ですが、9/2は仕事というだけでなく、法人設立のため法務局に行く予定なので横浜BUNTAIまではいけません。Leminoはまた平日か。。。
ともあれ、この平日に世界タイトルマッチを二つ、そしてさらに中嶋一輝vs大湾琉斗なんていうマッチアップをぶち込んでくる鬼畜Lemino、本日のブログは正式発表となったLemino Boxingについて。

9/2(木)横浜BUNTAI
WBA世界ライトフライ級王座決定戦
吉良大弥(志成)vsカルロス・カニサレス(ベネズエラ)
WBA王者、レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)が4連続で来日か、と思われていましたが負傷により欠場、王座は返上または休養王者扱いとなる、とのことでした。
そこでさすが柔軟な(笑)WBAは、もともと挑戦予定だった吉良に対してカニサレスをあて、王座決定戦とする判断。
サンティアゴがどこでも金を生み出す王者だったならばそうはならなかっただろう、というのはありますし、カニサレスはタイに行けず王座剥奪という憂き目にあっており、応援したい気持ちもありますが、やはりここはニュースター、吉良大弥の戴冠を期待したいところですね。
アマ時代からまさにダイヤモンドのように光っていた吉良、わずか5戦目での世界タイトルマッチです。
それでもやはりこの階級だからなのか、それともそのポテンシャルなのか、まだ時期尚早、とは思えませんね。
ただし、相手は百戦錬磨の雄、カルロス・カニサレスです。
サンティアゴよりも怖さのあるカニサレスは、28勝(20KO)3敗1分という戦績。しかし、最新の敗北として数えられるパンヤ・プラダブスリ(タイ)戦は明らかなホームタウンデシジョンであり、再選では5RKOでリベンジ。そしてその前の寺地拳四朗(BMB)戦では2-0、さらに二人はわずか2ポイント差という超僅差の判定であり、周りも本人も納得のいかないところのはずです。
なぜか負けてしまった2021年のエステバン・ベルムデス(メキシコ)戦というのもありますが、その後のパフォーマンスを考えると33歳となった今も微塵の衰えはなく、田口良一に挑んだ初の世界タイトルマッチ(ドローで獲得ならず)以来、もう10年世界のトップ戦線で戦っている計算になります。
これは吉良が試される試合。もしかすると、サンティアゴ戦のほうがまだ安心してみていられたかもしれません。
WBA世界ミニマム級王座決定戦
石井武志(大橋)vsウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)
キック出身、石井は2022年にプロデビュー、新人王トーナメントを制し、キャリアを駆け上がってきたボクサーです。
2023年にリト・ダンテ(フィリピン)に初黒星を喫しますが、2024年にOPBF東洋太平洋ミニマム級タイトルを奪取、2度の防衛のあと、世界タイトル戦にこぎつけています。
相手は、3度目の来日となるウィルフレド・メンデス。
はっきりいってメンデスにとって日本の地はあまり縁起の良い土地ではありません。
2021年、初来日を果たした当時のWBO世界ミニマム級王者、メンデスは谷口将隆(ワタナベ)に敗北、日本にベルトを置いて帰ります。
その後2023年に再来日、重岡優大とのWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦に挑むも、これも敗北。
さらにその後、アルアル・アンダレス(フィリピン)との8回戦で負傷判定でドロー、ここは元王者として勝って当然ともいえる試合だったはずです。
なので日本では2敗1分、ここは是非初勝利が欲しいでしょうし、ともすればラストチャンスともなりえます。
メンデスはその後2連勝も前戦はドロー、それでもWBAランキングは3位にとどまっており、今回松本流星(帝拳)が返上したレギュラー王座をめぐっての決定戦に出場できることになりました。ちなみに、スーパー王者にオスカー・コラーゾ(プエルトリコ)がおり、このコラーゾはライトフライ級をにらんでいるから、戦えないと悟った松本は返上して別の王座へ挑む、という流れ。
キック時代に培ったフィジカルパワーを活かしたパワー型といえる石井。メンデスは166cmという長身を生かしてのボクシング。このメンデスのキャリアにやり込められないか、というのは心配ごとの一つで、石井はメンデスの経験値、スキルをそのパワーで突き抜けられるかという勝負です。
はぐらかされて負けるか、それとも、パワーで押し切るか。
両者のやろうとしていることが明確なこの一戦、これもまた非常に楽しみですね。
中嶋一輝(大橋)vs大湾琉斗(志成)
「Lemino」というプラットフォームで手を組んだ、大橋ボクシングジムと志成ボクシングジム。
しかし馴れ合うことない直接対決が一試合、挟まれています。
なんだかんだこの日本人対決が一番盛り上がりそう、とも思えます。
キャリアを積み、強引さはやや落ち着いてきて、かつ、そのパワーは健在で、現在も4連続KO中、それもすべてが序盤です。
これまでのキャリアで、世界タイトルのチャンスは幾度かあったはず。しかし、ジム頭であり同い年でもある井上尚弥という存在は、中嶋から世界挑戦のチャンスを奪っていたのかもしれません。
結局この試合はOPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦、中嶋はその体格も考慮するともっと早めにフェザー級でもよかった気もしますが、その破格のパワーはスーパーバンタムでこそ生きたのかもしれません。
いずれにしても、そのパワーがフェザーでも通用するのか、というのが大橋陣営の見たいところでしょう。そして中嶋がまだスーパーバンタム級に落とせるのなら、ここに勝てば、まず間違いなく来年にはチャンスが巡ってくるはずです。
中嶋にとって、絶対に負けられない戦い。
にしては、大橋ジムは彼にスパルタで、なかなか難しい相手を選んできたものです。
大湾は早くから注目されていたボクサーでしたが、なかなか目が出なかったイメージで、2017年のプロデビュー後、初のタイトルショットとなった2023年の日本スーパーバンタム級王座決定戦でも下町俊貴(グリーンツダ)に敗北。ここまでも思ったより時間がかかった感じでしたね。
その後5連勝でこの試合を迎えるわけですが、特筆すべきはフィリピンで奪取したWBOグローバルのフェザー級タイトルでしょう。
このWBOグローバルのタイトルは、日本未承認ながらもWBOのランキングに直結するタイトルで、ここに勝利した大湾のWBOランキングは8位という挑戦圏内。
この試合はOPBFの決定戦で、中嶋はスーパーバンタムですがWBCで7位だそうなので、ここに勝利したボクサーはWBCのフェザー級ランキングで一桁に入るれるはずです。
そうなれば、世界挑戦まであと一歩。
サバイバルマッチ、というには傷ついていないし、若く無敗のボクサー同士の対戦でもありません。キャリアの中盤から後半に近づいてきている時期の、株玉の一戦は、勝者と敗者に大きなコントラストを生むファイト。
これはどっちを応援するのか、悩みどころですね。。。
そのほかのアンダーカード
そうですよね、やっぱり発表するなら全試合か、もしくはメインカード(3-4試合)が良いですよね。1試合の発表だけのために記者会見なんて仰々しいことはやめてほしいものです。
ともあれ、この興行は全試合が発表、興行開始までも、チケット販売開始までもほぼ時間がなかった、という理由からかもしれません。
他には藤木勇我(大橋)が11勝7敗1分という戦績のフィリピン人との対戦、森且貴(大橋)が、杉浦義(協栄)を迎えての日本ミニマム級タイトルマッチ。他には大橋蓮(大橋)vs北本慶伍(三迫)、嶋田淳也(志成)の再起戦。
配信はもちろんLemino、開始時間は15:00。やっぱりボクシングファンは全員ニートだと思われてますね。
ともあれ、Leminoは契約しておきましょう。
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