さて、お盆の最終日は、TREASURE BOXING。
お盆期間中、ですが、今年は15-17という3連休だったので、16-17にかけて近場に旅行に来ています。ので、そんな時にボクシングを視聴することは難しい。
ちなみに、本日その旅行先で某カフェでランチタイムをしていたところ、お隣の席になんと和氣慎吾氏。奥様とお子様、あとお父さんお母さんたちご一行と遭遇、思いのよらないところで遭遇はうれしいものです。ホールとかじゃなくて。
さて、そんな和氣氏はもう13年も前に、当時東洋太平洋王者だった小國以載にアップセット勝利を挙げているわけですね。
そんなこともあったので、この試合だけは何とか見ないといけない、ということで、今回のブログは小國以載vsアレックス・サンティシマの観戦記。

8/16(日)TREASURE BOXING
小國以載(角海老宝石)24勝(9KO)4敗3分
vs
アレックス・サンティシマ(フィリピン)13勝(7KO)2敗
さて、みんなの小國以載。
常に崖っぷちの小國は、前戦でマーロン・タパレスに勝利して世界戦線に返り咲き。しかし、その地位は盤石とはいえず、世界ランクに入るも思ったほど上ではなかった、というのが正直なところ。
しかしWBOでは一桁代、今後の井上尚弥の動向次第では世界挑戦圏内につけているのだから、絶対にここでコケてはいけません。
ただ、サンティシマは若いボクサーで、おそらく上り調子、勢いもあります。これはかなり危険な相手であると思いますから、ファンからするとなかなかに怖い一戦。
初回のゴング。
まずは慎重な立ち上がりの小國。サンティシマもいきなり振ってきはしません。ジャブとフェイントで牽制する小國に対して、ジャブを突いて正攻法のボクシング。
これだと、結構小國はやりやすいのではないでしょうか。
しかしサンティシマのスイングは鋭く、後半に入るとややぶん回す系のパワーパンチを出すことも。やや打ち込まれる小國、結構入られているイメージ。
2R、距離が近づくと回転力が上がるサンティシマ。できればストレートの距離で戦いたい小國。ちょっと後手に回っているか、タイミングを計っていて、どこかでボディカウンターが出ればよいのですが。
と、中盤、ちょっと小國が相手のパンチを受け止めて、打ち合いを選択するようになりました。相変わらず回転力はサンティシマにありますが、とはいえ、小國のボディは良い。
こうして打ち返すことでサンティシマは入りづらくなるのではないか、と思いましたが、やはりサンティシマは勢いがありますね。ちょっと小國が下がりながらもらうとき、バランスを崩すことが気になります。
3R、ちょっと流れ的には何とかしないといけない小國。
元気いっぱいのサンティシマ、小國はちょっと、なんでしょうか、あまり調子は良くなさそう。とにかくバランスが悪く、下半身に力が入っていないかのような。
中盤、良いコンビネーションを見せた小國、サンティシマはちょっとパンチが荒くなってきているように見えます。
ここから巻き直してもらいたい。
しかし、ホテルのwi-fiの調子が悪い。なんかモザイク状態です。
4R、しかしやっぱりまだまだ元気なサンティシマ。小國は、というとやっぱりふらふらと下がる場面があり、全体的にバランスが良くありません。ちょっと動きも緩慢に見えます。
サンティシマはずいぶんと余裕を持っているように見え、再度へ回っていくのに対して、小國はまっすぐ下がってしまい、サンティシマのしつこい攻めの追撃を受けています。
若干反応も遅れているようにみえる小國、悲しいかな、38歳、ガクンと落ちても致し方のない年齢なのかもしれません。
5R、ちょっとサンティシマの調子が良すぎて、逆転に向けてのダメージを与えていられていなさそうな小國。
逆にサンティシマのほうはストレートの連打で小國を攻め、小國はちょっとダメージを受けているか。
しかし中盤、小國の右カウンター、これでサンティシマは後退!良いパンチを入れた小國ではありますが、サンティシマは下がりながらも狙っている状態。小國は下がるとバランスを崩す場面がよくあり、本当に今日はよくない。
6R、今日の小國は距離感も悪く、サンティシマのジャブを結構まともにもらったり、届かせたりしてしまっています。
小國はこのラウンド近い距離で戦おうとしているか、腕を折りたたんでのボディ。しかし顔面に返すと非常に大振りの右で、しかもそれを出すと自らバランスを崩す始末。
それでも調子が悪いなりにしつこく攻めていく小國、これはさすがのキャリア。完全に腹を括った、といえる小國に徐々に期待感が出てきますが、それでもやはりこれまでももらいすぎな分、怖さがあります。
後半、相打ち気味のパンチを繰り出す両者、サンティシマもこの小國のしつこいアタックに疲れてきたか。
7R、小國のボディがずいぶん入るようになってきています。小國の回転力もあがってきており、いつもの上下に打ち分けるコンビネーションも出てきています。
ただ、ちょっとポイント的にはかなり厳しくなっていると思うので、どこかでダウンがほしいとなると結構キツい。
このラウンドも中盤、サンティシマのパンチを連続で浴びる場面もありますが、小國もボディで反撃。近い距離での打ち合い、小國もダメージをためているように見えますが、サンティシマにもダメージを与えています。
8R、ダメージなのか、スタミナなのか、それとも試合開始前から何かあったのか、やはりバランスの悪い小國。
前半、サンティシマのパンチをもらった後に打ち返し、それでバランスを崩してしまいます。
ここで攻め入るサンティシマ、しかしここは小國もリターンして押し返します。
その後もサンティシマの右をガードしたように見えましたが、フラつく小國。これはもう陣営はタオルを投げた方が良いのでは。。。
ここで小國はなんとボディを乱打、そして前に出て追いかけ、ボディ!サンティシマもボディが効いたか、というところで前に出てストレートをリターン。このあたりの勝負どころ、退いてはいけないところでのこのムーブは、ちゃんとしたボクサーです。
この右で顔面をはじかれた小國を見て、レフェリーはストップ!
アレックス・サンティシマ、8RTKO勝利。。。。!!
小國、無念。。。
もし、万全の状態でなかったのならば、もしかしたら飛ばしてもよかったのでは?と思ってしまいます。たとえ興行に穴をあけたとしても、この興行は他に3つもタイトルマッチが入っているのだから。
これが単なる年齢的な衰えなのか、それとももっと重篤なケガや不調だったのか、はわかりませんが、もしも、万全でなかったのならばまだまだ小國にはがんばってもらいたい。これは、無責任な話ですが、本心です。
いずれにしても、今日の小國はいつもの小國ではありませんでした。それは、加齢による衰えを差し引いたとしても。
ただしこの負けは、さすがに進退にかかわるものになるはずです。
無理やり時間をつくって視聴しましたが、これまた切ない結果になってしまいました。
これに勝てば、もしかしたらあとは待つだけ、という状態だった小國。ここまで我慢して、我慢して、ようやくつかんだチャンスを、一気になくしてしまいました。
これもまた、ボクシング。とてつもなく切ないですが、この残酷さもまたボクシングの魅力ですね。
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