信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングのおもしろさを、たくさんの皆さんに伝えたくてブログを始めました。アマチュアボクシングを教えてるので、練習方法や基本なども書いていきます。

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日本のウェルターがアツい。クドゥラ金子vs長濱陸【結果有】

OPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦

素晴らしい激闘でした!!

新型コロナウィルスの影響での「ボクシング興行の中止、延期」が始まる前、最後に行われた今回の国内試合。

「はじめの一歩 フェザー級トーナメント」の準決勝が行われる興行の、メインイベントに抜擢されたのがOPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦でした。

2/27後楽園ホール OPBF東洋太平洋ウェルター級王座決定戦

クドゥラ金子(本多)OPBFウェルター級3位

11戦11勝(8KO)

長濱陸角海老宝石

14戦11勝(4KO)2敗 OPBFウェルター級8位

2018年11月22日、元日本王者、有川稔男(川島)の王座陥落後の再起戦に選ばれたクドゥラ金子。センセーショナルなKOで有川を退け、続く安達陸虎(井岡弘樹)、尹文鉉もKO。とにかくパンチの破壊力がとんでもない!そんなアフガン・センセーションが、自身初のタイトルマッチに挑む!!!

そして長濱陸は、数々の強豪とわたりあってきたファイター!2敗は、井上岳志、永野祐樹とチャンピオンクラスのみという、一筋縄では行かない相手!

クドゥラがまた破壊力バツグンの左右でKO劇を生むのか、それとも長濱が意地を見せるのか??

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開始後から、目立つのは長濱のキビキビとした動きと速いジャブ。上下の打ち分けも見事で、クドゥラは反応はできているものの、なかなか手がでない。長濱の集中力がものすごい。

長濱はクドゥラが守勢になると、コンビネーションとコンビネーションの間に一呼吸おいて、上手く波状攻撃ができています。クドゥラの体勢が整わないうちに攻撃をしかけるので、かなり効果的に見えます。それでも尚、クドゥラの一発はあなどれない。しかし長濱は恐れず前に出て、コンビネーションで優位に立ちます。

4R終了後の採点は三者ともフルマークで長濱。

5R、クドゥラがはじめて明確にとったラウンドだと思いますが、右ストレートを打ち込み、ラッシュをしかけます。後半、長濱は攻め込まれます。効いたか??

6Rからはまた復活した長濱、打ち合いを演じます。この頃には長濱のボディー攻撃がクドゥラにかなり効いているようです。特に左ボディーを警戒していると思いますが、ボディーを受ける時に体が思い切り「くの字」になり、右手のガードだけでなく左手も下げます。その分、左ボディーからの右ストレートがよく当たる。これはもしかしたら長濱のKOもありうるのでは?と思わせる展開。

それでもクドゥラも心は折れず、チャンスを見据えます。

8Rの途中採点は三者とも79-73。ここまで明確に長濱がポイントを獲っています。

後がなくなったクドゥラ、10Rには怒涛のラッシュを仕掛け、長濱をダウン寸前まで追い込みます!長濱、手が出ないか??しかし巧みにディフェンスし、クリンチし、最後の最後で打ち返す。それまで優勢だったため、レフェリーもなかなか止めはしません。

ここまでの展開の中でも、クドゥラの一発で長濱が効いたタイミングはありました。その時も後続打をもらわない巧さがありました。もしくはクドゥラの攻撃パターン不足なのか。

10Rをしのいだ長濱、11Rには前にでて打撃戦。12Rは足を使う場面も見受けられましたが、堂々とわたりあって終了ゴング。

テクニック、キャリアの差が明確に出たと思います。長濱はまずジャブを当てるのが上手く、相手の嫌がるタイミングで攻める事ができました。クドゥラの一発をしっかりと警戒し、不用意にもらわないような集中力の高さも素晴らしかったです。

勝利者インタビューでも言及していましたが、長濱も全勝でタイトル挑戦をした経験があります。当時のスーパーウェルター級の日本王者、井上岳志に挑戦し、完敗。そしてそこから、ときに大事な試合を落としながらも這い上がってきました。きっとクドゥラ金子も、この敗戦を糧に、より大きくなってリングに戻ってきてくれる事でしょう。

元々ダイエット目的でボクシングを再開(高校時代にアマ経験有り、上京と同時に白井・具志堅スポーツに入会)したという長濱陸、これからの活躍に期待です!!

これからの日本の中量級ウォーズ

長濱の2敗のうちの1敗は、前日本ウェルター級王者、永野祐樹によるものです。その永野に勝って日本ウェルター級王者になった小原圭太。そして、長濱に敗けはしたものの、スタミナやタフネスを証明したクドゥラ金子

国内のウェルター級トップ戦線、どのように絡んでいくかこれから楽しみですね!!

セミファイナル はじめの一歩フェザー級トーナメント 準決勝 他

渡部大介(ワタナベ)vsリチャード・プミクピック(フィリピン)

イ・ジェウ(韓国)vs草野慎吾(三迫)

正直、決勝は韓国人とフィリピン人になるのでは・・?と思っていました。

しかし、渡部、草野ともに意地を見せ、見事勝利。渡部はプミクピックという実力者に勝利したことで、自信にもなったと思います。草野も溜田を倒したハードパンチャー、イをしっかりとアウトボックスして僅差の判定勝ち。

 

前座の賞金マッチでは、前OPBF東洋太平洋ミニマム級王者の小浦翼が登場し、頭からつっこんでくるフィリピン人に手を焼きながらも3RTKO。ストップかなり早めのようにもみえましたが。

元日本ライト級王者の土屋修平が2年以上ぶりにカムバック。相手の山口祥吾はこれまで強敵との対戦が多い。山口のヒットが多い中、1R終盤に土屋がダウンを奪う。しかし、そこから山口は立て直し、最終5R、連打をまとめてレフェリーストップ。ブランク明けということもあるでしょうが、土屋は被弾が多く、序盤からペースを握られてしまいましたね。一度引退しても、まだまだ人気者の土屋に勝利したことで、山口は名前も売れて、きっと自信もついて、楽しみな選手です!勝利者として手を挙げられている途中、それを振り切って土屋のところへ挨拶にいった山口。敬意を込めて、土屋を撃破したのだな、と思います。

あとは4回戦の試合で、大田興一の思い切りの良いフック。気持ちいい選手です。34歳、デビューは昨年ということですが、体はかなりガッチリしていますね。新人王戦に出るみたいなので、また追いかけてみたいと思います。

 

さて、国内の試合をリアルタイムで見れるのは一ヶ月以上後のことです。

それまでは過去の試合を見返したり、過去のボクサーの思い出にふけったりしてみたいと思います。

 

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