信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

雑記

Pick Up News!元世界王者たちの現在。彼らのキャリアに、停滞からの復活はあるのか。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。 今、日本ボクシング界の黄金期を思えばこそ、いつかはこの流れも…

日本ボクシング界のビッグマッチは中谷潤人を中心に回る。那須川天心の現在地と次戦他、アマプラ興行後の感想。

7/20(土)、両国国技館。 田中恒成の試合中止という残念なニュースに始まった興行でしたが、荒本一成(帝拳)、アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)の世界初戴冠、那須川天心(帝拳)のド派手なKOシーン、そして中谷潤人(M.T)の戦慄の一発。 衝撃的なノ…

LIVE BOXING 9!本日のアマプラ興行は荒本一成も配信!〜プレビュー記事まとめ〜

いよいよ本日はAmazon Prime ビデオ presents LIVE BOXING 9。 もう第9弾、なのか、それともまだ第9弾なのか、というのは人によって様々なのでしょうが、個人的には「もう」です。 2022年4月、ゲンナディ・ゴロフキンvs村田諒太という黄金カードから始まった…

井上尚弥の「あと2年ぐらいは」発言に伴うドリームマッチと寺地拳四朗のフライ級転向、日本ボクシング界黄金期の最高潮はもうすぐか?

日本ボクシング界は黄金時代が続いています。 それは間違いなく井上尚弥だけの功績ではなく、中谷潤人、寺司拳四朗、そしてその他の世界王者たちとそれに追随するボクサーたちのおかげです。 強い王者を避け、なんとかギリギリ「世界タイトル」に届いていた…

【正式発表!!】井上尚弥vs ドヘニー!武居由樹vs比嘉大吾!平岡アンディvsバロッソ!Lemino史上最強ラインナップの9月興行!

ついに本日、正式発表を迎えましたね。 すでに巷に回っている情報とはいえ、正式発表は安心します。 ということで今回のブログは、9/3(火)、井上尚弥vs TJドヘニーの正式発表について。TJドヘニーとは何者か、そしてイズマエル・バロッソとは何者か。さら…

Pick Up News!!期待の星、ジャロン・エニスが目指すものと、シャクール・スティーブンソンの今後。

ジャニベック・アリムハヌリがファイナル・プレス・カンファレンスに出席ののち、脱水症状により救急搬送。これによりアリムハヌリvsミハイロビッチは中止となり、co-mainイベントだったレイモンド・ムラタヤvsテビン・ファーマーがメインに繰り上げとなった…

エストラーダ、井岡陥落でスーパーフライ級は新時代に突入。牽引するはジェシー・ロドリゲス、田中恒成はどうなる。

たった2週間で、世界は大きく変わりました。 2017年9月9日、今はなきHBOが「SUPERFLY」なる興行をうってからはや7年弱。 この第一弾の大会ではシーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)が元PFPキング、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に衝撃的なノックア…

2024年、後半戦に突入!!ファイター・オブ・ザ・イヤー候補たちの戦い、最有力は◯◯か!?

2024年の半分が終わり、もう1週間が経過しようとしています。 今年もあっという間です。 七夕は何を食べるんだっけ?とふと思います。 という全く意味不明な前段を書いてみつつ、残りの半年を思う。 半年の決算というよりも、未来の半年に思いを馳せて、今年…

Pick Up News!ベナビデス、パッキャオ、モートン、リー。なぜそうなった?ニュースをピックアップ!

世の中には不思議なことが多い。 どこを切り取ってもなぜそんなことになるのか、ということは絶えないですね。 それはもちろんボクシング界においてもそうなわけで。 特にここ数日の間では、「なぜこうなった」というニュースがいくつかあります。 というこ…

Pick Up News!!ノンシンガvs矢吹正道、IBF指名戦!LF級、F級、SF級ニュースをピックアップ。

日々忙しい平日を送り、そして忙しい週末が近づいてきます。 今週末は土曜日にローチvsマクローリー、日曜日にエストラーダvsバム、そしてテオフィモvsクラゲットとなかなかに忙しい週末です。 ▶︎ローチvsマクローリーのプレビュー記事 ▶︎エストラーダvsバム…

ライトフライ級も新陳代謝!ジョナサン・ゴンサレスの返上と、その後釜は!?

黄金時代に突入している、日本ボクシング界。 黄金時代とはいうものの国民人気、というわけではなく、何が黄金なのかというと日本人ボクサーへの世界的な評価です。 これまで、海外のニュースサイトで日本人王者の防衛戦が扱われることはさほど多くはなかっ…

タンクvsロマチェンコが今週にも交渉開始?現代最高峰のKOアーティスト、ジャーボンタ・デービスの次戦はいかに。

ジャーボンタ・デービスmeets... 先週末、フランク・マーティンを相手にしてまたも素晴らしいノックアウトを披露したジャーボンタ「タンク」デービス。 井上尚弥のような完璧なボクサーではないものの、最後には結局倒してしまうという部分において引けを取…

リング誌発表!妄想爆発、2029年のPFP「未来予想図」!

過去を振り返ることは非常に楽しい。 例えば1952年5月19日、という日付を出すだけでボクシングファンは何のことかを悟るように、誰もが共有できている過去を語ることは喜びの一つだと思います。 それと同様に、誰とも共有していない未来を語ることも同様に楽…

Pick Up News!!続・フライ級。IBF王座決定戦は8月!そして元WBC王者JCマルティネス終了のお知らせ。

1週間も経たない前、フライ級についての記事を書きました。 ↓フライ級についての過去記事 boxingcafe.hatenablog.com バンタム級同様に、日本ボクシング界の伝統であるフライ級において、日本人のベルト独占という可能性を書いた記事です。 そしてそのフライ…

今最もホットな階級、スーパーライト級。週末に控える2つのタイトルショットとその後。

スーパーライト級は、今最も楽しみな階級の一つです。いや、最も楽しみな階級と言い切って良いかもしれません。 今週末、二つのタイトルファイトを行うこの階級は、強豪、それも非常に個性的な王者たちがひしめき合い、さらに無敗のコンテンダーたちに囲まれ…

バンタムに続け。フライ級も日本人独占なるか?寺地拳四朗がWBC王座決定戦へ出場か。

バンタム級の中心は、現在間違いなく日本にあります。これは、世界の誰もが認めることでしょう。 古くから「黄金のバンタム」と呼ばれ、この国のボクシング界を引っ張ってきたこの階級の4つの王座は、現在その全てを日本人ボクサーが所持。 ちなみに、この黄…

サウジが壊したプロモーター間の壁。リヤドのリングに立ったボクサーたちの後日譚。

「サウジアラビアはボクシングの中心地として、ラスベガスを凌駕した」 と、フランク・ウォーレンは語ったらしい。 これはイギリス人にのみ許された発言。(というわけではないが、アメリカ人では言えなかったでしょう。) このサウジアラビア、トゥルキ・ア…

正式発表!!アマプラ第9弾は中谷潤人vsアストロラビオ!那須川天心、田中恒成、アンソニー・オラスクアガ!!

本日、Amazon Prime Video presents LIVE BOXING 9の発表がありました。 今回は中谷潤人(M.T)vsヴィンセント・アストロラビオ(フィリピン)の試合情報のほかは、那須川天心が出場するであろうという情報意外には特にネタバレはなかったように思います。 …

オールタイム・ヘビー級トップ15。現代の最強王者、オレクサンドル・ウシクはオールタイムベストになり得るか。

5月上旬、カネロがムンギアを退け、井上尚弥がルイス・ネリにダウンを奪われるもその後のパフォーマンスで逆に評価を上げ、5月中旬にはオレクサンドル・ウシクがタイソン・フューリーを僅差の判定で破って世界最強のボクサーであることを証明しました。 次々…

ブリッジャー級、「不要論」以上の危険性の存在。ウシクのヘビー級制覇で浮ぼられた課題とは。

※何の内容も伴わない記事のため、本当に暇な方だけ読んでください。 ローレンス・オコーリー(イギリス)、初回TKO勝利で無敗のルーカス・ロザンスキ(ポーランド)を撃破、WBC世界ブリッジャー級世界タイトルを獲得して2階級制覇(?)を達成。 オコーリー…

ウシク、井上、クロフォード。PFPランキングの今後はどうなる。

オレクサンドル・ウシクがPFPに返り咲き。 思えばクロフォード、井上尚弥、そしてオレクサンドル・ウシクと試合をやるたびに3者が交代していく様を見ると、このトップ3に関して言えばもはやランキングは意味をなさないと言えるでしょう。 一体誰がPFPなのか…

タンク・デービスvsフランク・マーティン、アンダーカードにアントワンも登場!6/15Amazon-PPVファイト、出揃う。

今週末は、ジョシュ・テイラーvsジャック・カテラル。 正直、あまりテンションの上がる試合ではありません。 僅差の判定勝負となりそうで、かといって名試合とはならなそうな予感のするこの注目の再戦は、チケットも早々に売り切れ、あとは決戦の日を待つの…

ウシクvsフューリーはFOTY候補、サンティリャンvsノーマンはKOTY候補。奇跡の1日、5/19の感想戦。

5/19、ボクシングの日。 白井義男氏が日本人として初めて世界選手権を獲得した日を祝して制定されたこの日、サウジアラビアではヘビー級の4団体統一戦が、そしてアメリカではWBOのダブルタイトルマッチが挙行されました。 この2つの興行を見れたことは大変に…

Pick Up News!西田凌佑はバンタムに留まる!ガバリョの脱落!中谷vsアストロラビオと井上尚弥の次戦は?

週末はヘビー級の頂上決戦、「Ring of Fire」。 ボクシングにおいてヘビー級というのは当然最強ボクサー決定戦なわけで、一般のニュースになったって申し分のないトピックだと思います。 それでも、そうはなりません。 マイク・タイソンの時ほどの注目がない…

世界ライト級が動く!中心はタンク?シャクール?ロマチェンコ?次にくるプロスペクトは?

ワシル・ロマチェンコ、王座返り咲き。 今回、ジョージ・カンボソスJrは当然のことながらも気合が十分で、かつてないほどの仕上がりを見せていたと思うのですが、それを圧倒しての復活というのは、それこそ「王の帰還」と呼ぶに相応しい出来事だったと思いま…

Pick Up News!井上尚弥PFP1位返り咲き、でもチェリーピッカー?バンタム級日本勢席巻と、Down But not Out。

驚くべきことに、世界のボクシング界もまだまだ「イノウェイ」一色です。 当然週末の戦いはフィーチャーされているわけですし、会見のあったバムvsエストラーダのニュースもあるのですが、そのバムvsエストラーダについてもイノウェイと絡めて出しているニュ…

またも神興行、井上尚弥vsルイス・ネリほかAmazon Prime Video興行を振り返る。東京ドーム興行感想戦。

東京ドーム興行が終わって数日。 興奮冷めやらぬ、とはこのことで、まだまだ話題が続くことは嬉しいことです。 私にとっても無理をしてでも行った甲斐のあった興行で、まだまだ余韻に浸れています。 そのおかげで仕事でミスを犯す(笑)。 ということで、今…

間も無くスタート、東京ドーム決戦!合間に読む暇つぶし記事を。

まもなく始まる、34年ぶりの東京ドームボクシング興行。 LIVE BOXING 第8弾、田舎から上京して東京でのカフェタイムを過ごしています。 なぜかっていうと全然電車が取れず、かなり早く着いてしまったからに他なりません。連休、恐るべし。 さて、明日支障を…

Pick Up News!東京ドーム決戦前日計量、殊勲の勝利!西田凌佑の今後、ベテルビエフvsビボルの延期!!

GWもあと1日。 今回のGWは最終日にビッグイベントが控えているため、「あと1日か〜」とはならない。その分、終わったあとはとんでもない喪失感に襲われるのでしょう。 ともあれ、ロドリゲスvs西田、カネロvsムンギアを終え、井上尚弥vsルイス・ネリを目前に…

井上vsネリ、カネロvsムンギア、マニーvs西田!GW後半、9つの世界タイトルマッチに熱戦の期待を寄せる。

世に溢れている勝敗予想、これにはあまり興味がありません。 ただ、「こうなると良いな」という展開の期待は持っています。 実際はどんなに予想を立てたとしても、あたるも八卦当たらぬも八卦、ある部分で赤コーナーが上回ればまた展開や勝敗は変わってこよ…

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