信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

雑記

階級制競技への冒涜。ライアン・ガルシアへの失望と、今後への期待。

コカイン疑惑、妄想、そしてウェイトオーバーと秤の上での奇行。 まともな試合にならないどころか事故でも起こりそうな予感さえ漂わせたライアン・ガルシア(アメリカ)が、なんとスーパーライト級最強の一角であったデビン・ヘイニー(アメリカ)から3度の…

ジェイソン・マロニーの描くストーリー。3王者との関係性、マロニーが日本で戦う意味とは。

ジェイソン・マロニー(オーストラリア)は、日本でも人気のボクサーです。 人気、知名度は日本国内においてのみ、ティム・チューを凌ぐかもしれない、と言うほど一般(というか格闘技ファン)に知られているのではないか、とすら思います。 そんなマロニー…

サウジアラビア夢のひととき。アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボルが正式発表!!withアンダーカード!

本当は今日は堤駿斗vsアンセルモ・モレノのプレビュー記事の日でした。 途中まで書いていて、ほとんど出来上がっていたものの一気に熱が冷めてしまいました。 前戦で良い勝ち方をしただけに、今戦のウェイトオーバーはとても残念。かといって、試合をするの…

井上尚弥の「今や軽量級の本場は日本にある」発言を検証。隆盛を極めるニッポンの軽量級、世界のベルトは◯本!!

ショーン・ポーターが井上尚弥はアメリカで戦うべきだ、と発言したことが物議を醸し、井上尚弥も反応した、というニュース。 アメリカンファイターでないボクサーが敵地で強さを証明する、これはアメリカのボクシングファンが好む傾向であり、アメリカのボク…

ルイス・ネリは過去最高の状態で日本に来る。インタビューで語る井上尚弥戦。

我らがルイス・ネリ(ビバメヒコ)のインタビュー記事がBoxingSceneに出ていました。 記事の表題は「Luis Nery Calls Naoya Inoue ‘Overrated, Overconfident and Ordinary’」というもので、直訳すると「ネリは井上尚弥について過大評価、過信、平凡と批判し…

2つの「対戦合意」!井岡一翔vsフェルナンド・マルティネス、加納陸vsアンソニー・オラスクアガ。

スーパーフライ級の王座統一戦、空位となったフライ級の王座決定戦。 この二つの「対戦合意」というニュースは、日本のボクシングファンにとって非常に興味深いものであり、また歓迎すべきものだと思っています。 ということで今回のブログは、この二つの対…

2人の「Tito」とリチャード・ヒッチンズ。3日連続DAZNでプロスペクトをチェック。

今週末はダイナミックグローブ。 そのほかにもたくさんの国内興行があるなかで、このダイナミックグローブと愛知県刈谷市で行われるKARIYA BATTLEは生配信がありますね。 さて、海外は、というと「ビッグファイト」と呼ばれるものはないかもしれませんが、3…

The Ring 選出、「Dynamite Dozen」!世界で最もエキサイティングなボクサーとは。

ボクシングという競技は非常に因果なものです。 「暴力を振るってはいけません」というのは世界的に見てひどく当たり前のことで、大人になって「暴力を振るってはいけません」と教わる人なんていないでしょう。あ、いるのかもしれませんけど、一般的にはもっ…

イサック「ピットブル」クルスに夢を見る。全弾フルスイングの浪漫は、何処まで駆け上がるのか。

ファビオ・ウォードリーvsフレイジャー・クラークも、アルセン・グラミリアンvsスルド・ラミレスも、ウガンダの五輪ファイターが登場した刈谷興行も、実は見れていません。 それでもなおいくつもの(数えるのが面倒)世界タイトルマッチを見たこの週末はとに…

北米Amazon、第三弾PPVファイト。タンクvsマーティンにベナビデスvsグヴォジクが追加か。

Amazonという巨大な企業は、どこの国でもトップを求めているのでしょう。 Amazon Prime Videoが手がけるボクシングは、日本では帝拳プロモーションと組んでの「LIVE BOXING」、そしてボクシングの中心地である北米ではアル・ヘイモンと組んでPBCファイトをSh…

エキサイティングな世界のライト級!セペダ、マーティン、ムラタヤ、フィエロ、強打者たちが狙う王者はタンクとシャクール!

ライト級、といえば怪物たちの巣窟。 ほんの少し前はタンク・デービス、テオフィモ・ロペス、ライアン・ガルシア、デビン・ヘイニーといった若手のホープたちがネクストチャンピオンとして名を連ね、それぞれがタイトルを獲得して以降、次のステップへと進ん…

Pick Up News!チューvsフンドラは2冠戦!カネロはムンギア戦に弱気?ナバレッテ4階級目挑戦へ!

2024年はまだ3ヶ月も経過していないのに、悲しいニュースが立て続けに入ります。 個人が情報を発信しやすくなった時代の弊害は、こういう場面で心のない言葉として世の中に現れ、関係者の目にも耳にも入ることでより気分を暗くさせてしまう。 クサいものに蓋…

戦国フェザー級で抜け出すのは誰か。王者とコンテンダーをピックアップ。

フェザー級。 先週末はサウジアラビア興行でWBC王者レイ・バルガス(メキシコ)がニック・ボール(イギリス)引き分け、その前の週はIBF王者ルイス・アルベルト・ロペスが阿部麗也(KG大和)に圧勝、そして同日はレイモンド・フォード(アメリカ)がオタベク…

2024年春〜夏の海外ビッグファイト。トップファイターたちの向かう先。

日本のボクシングファンが恵まれている、と感じるのは、日本のボクサーたちは「???」と思うようなマッチアップが少ないからです。 海外では意味不明なマッチアップが跋扈し、何やらジェイク・ポールvsマイク・タイソンなんてものもあるらしい。ジェイク・…

Pick Up News!マロニーが日本に来る理由!拳四朗4団体統一に黄信号!Knockout Chaosのその後!!

サウジ興行が終わりましたね。 流石に前回(ジョシュアvsワリン、ワイルダーvsパーカーなど)と比べると反響は少ないように思いますが、とにかくアンソニー・ジョシュアの素晴らしいノックアウトは話題となっています。 結果的には華のあるボクサー、AJに、…

正式発表!5/6東京ドーム、井上vsネリはクアドラプル・タイトルマッチ!チケット先行抽選会は3/9〜

3月上旬、という噂のあった正式発表。 すでに日程、会場がリークされた状態で、あと気になるのはアンダーカードのみ、という状態でしたね。 アンダーカードについては推測の域を出なかったことは確かですが、一番のサプライズはこの興行がLeminoではなくAmaz…

Pick Up News!井上尚弥がオーストラリアに乗り込む可能性と、寺地拳四朗が4団体制覇を成し遂げる可能性。

2月が終わり、3月。 このタイミングで大雪が降ってビビっています。 今年は1月は比較的暖かく、2月は寒かった。そして3月に入ってもまだ寒い、みたいな変な気候で、毎年この時期に来る止まらない咳の症状に悩んでいます。(別に数日で良くなるですけど。) …

バンタムのおさまらぬ余韻。次は5月、May the 4th?6th?12th? be with you.

とにかく2/24の衝撃が未だ収まりません。(とか言いつつ、この記事を書いているのは2/27だったりします) やっぱりこの日は「バンタム」の日であり、田中恒成(畑中)の4階級制覇という日本ボクシング界のビッグニュースも掠れてしまうほどでした。 さてさて…

Pick Up News!2/24アマプラLIVE BOXING興行、世界で最も話題の試合は?2月と5月に動くバンタム!!

いよいよ明日に迫った、LIVE BOXING7。 昨日(2/22)に行われたフェニックスバトルのトリプルタイトル戦にも少し空席があったように見えましたし、今回のアマプラ興行も直前まで席が余っていましたから、現実的にはソールドアウトとはいかなかったと思われま…

ボクシング大国、フィリピンに世界王者不在!リングマガジンがピックアップした期待のボクサーとは?

ニッポンのボクシング界は、今、黄金期を迎えていると言っても過言ではありません。 「モンスター」井上尚弥(大橋)の名声は、「アメリカでのリングでの不活動さ」があるにも関わらず、世界を席巻し、2023年はリングマガジン、BWAA、ESPNといった主要メディ…

2024年上半期、ボクシングビッグマッチを調査。これからの楽しみをピックアップ!

もうすぐ春ですね!!! いや、暦の上ではもう春ですね。 2023年にはPFPキングが中3日で登場する、というとんでもないファイトウィークがありましたが、2024年のそれは長く、またさらに興味深いものです。 そして今回ももちろん日本のボクシングファンにとっ…

激アツ階級スーパーライト級!!世界王者とコンテンダー、どうぶつかる??

さてさて、テオフィモ・ロペスvsジャーメイン・オルティスが終わり、日本時間では同じ日にデビン・ヘイニーvsライアン・ガルシアが発表された2月9日。 これはどちらもスーパーライト級の世界タイトルマッチであり、現在この階級にスターボクサーが集まってい…

デビン・ヘイニーvsライアン・ガルシア、スーパーライト級のメガ・ファイト!!4/20ラスベガス、onDAZN!!

ライアン・ガルシア(アメリカ)がまたもやってくれました。 昨年4月、ジャーボンタ・デービス(アメリカ)とのプロモーター、プラットフォームの垣根を超えたメガマッチを実現させたライアン・ガルシア(とオスカー・デ・ラ・ホーヤ)は、おそらく今年の目…

「現」トップアマが挑む、最強安定王者!ノックアウト・CPフレッシュマートvsハサンボーイ・ドゥスマトフ!!!

まさか週に2度、ミニマム級の記事を書くことになるとは思いませんでした。 ミニマム級という階級は105lbs以下、その名の通り男子プロボクシングの中で最もウェイトが低い階級であり、世界的な注目度も低いと言わざるを得ない階級。 豪快なノックアウトこそ少…

力石政法の見据える先!逆境を乗り越えたWBC世界SFe級王者、オシャーキー・フォスター!

力石政法(緑)が、来月、イタリアのローマでWBC世界スーパーフェザー級の挑戦者決定戦に臨みます。 力石をプロモートする3150FIGHTはABEMAと組んでいることで潤沢な資金を得ているのだから、この試合が日本で行われる道筋もあったのでは、と思うのはおそら…

3/31、重岡優大と重岡銀次朗の防衛戦発表!3150FIGHTはまたも長時間興行か。

日本人の世界王者は現在7名。 世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥(大橋)をはじめ、WBA世界バンタム級王者井上拓真(大橋)、WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)、WBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、WBA・WBC世界…

決戦は6月1日!アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル、ついにサウジアラビアで実現!!

これは「決定」と見て良いのでしょう。 本日(日本時間2/4)、薬物疑惑ゴリゴリのコナー・ベンの登場、ジョシュア・ブアツィの復帰戦等々の興行がありましたが、論じたいのは全くそこではありません。 待望のアルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル、…

Pick Up News!!フューリーvsウシクの延期、マッチルーム日本興行、そしてデビン・ヘイニーvsライアン・ガルシア。

「死」というのは悲しいものですが、忌むべきものではないと考えています。 死というものが誰にでも訪れる義務である以上、やがて通らなければならないもの、必ず受け入れなければならないものでもあります。 これはモノゴトの長い短いで語られるべきもので…

2024年前半、ライト級はどう動く。ナバレッテ4階級目挑戦、それに伴うシャクール引退?ロマチェンコの返り咲きは、なるか。

ほんの少し前まで、怪物の宝庫だった世界ライト級。 ロマチェンコがいて、タンク・デービス、ライアン・ガルシア、テオフィモ・ロペスがいて、デビン・ヘイニーがいました。 交わりそうで交わらない、微妙な距離感を保ちつつ、実現した試合はロマチェンコvs…

「無敗」だらけのスーパーミドル級、リングマガジンランキング!今年も中心はカネロ、それを脅かすのは?

いつの間にやら。 本当に「いつの間にやら」スーパーミドル級という階級が盛り上がっています。 ミドル級というのは大体いつの時代でも人気の階級ですが、そこから8lbs重いスーパーミドル級というのは比較的地味な階級だったはずです。 そもそもそんなに歴史…

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