雑記
フェザー級。 先週末はサウジアラビア興行でWBC王者レイ・バルガス(メキシコ)がニック・ボール(イギリス)引き分け、その前の週はIBF王者ルイス・アルベルト・ロペスが阿部麗也(KG大和)に圧勝、そして同日はレイモンド・フォード(アメリカ)がオタベク…
日本のボクシングファンが恵まれている、と感じるのは、日本のボクサーたちは「???」と思うようなマッチアップが少ないからです。 海外では意味不明なマッチアップが跋扈し、何やらジェイク・ポールvsマイク・タイソンなんてものもあるらしい。ジェイク・…
サウジ興行が終わりましたね。 流石に前回(ジョシュアvsワリン、ワイルダーvsパーカーなど)と比べると反響は少ないように思いますが、とにかくアンソニー・ジョシュアの素晴らしいノックアウトは話題となっています。 結果的には華のあるボクサー、AJに、…
3月上旬、という噂のあった正式発表。 すでに日程、会場がリークされた状態で、あと気になるのはアンダーカードのみ、という状態でしたね。 アンダーカードについては推測の域を出なかったことは確かですが、一番のサプライズはこの興行がLeminoではなくAmaz…
2月が終わり、3月。 このタイミングで大雪が降ってビビっています。 今年は1月は比較的暖かく、2月は寒かった。そして3月に入ってもまだ寒い、みたいな変な気候で、毎年この時期に来る止まらない咳の症状に悩んでいます。(別に数日で良くなるですけど。) …
とにかく2/24の衝撃が未だ収まりません。(とか言いつつ、この記事を書いているのは2/27だったりします) やっぱりこの日は「バンタム」の日であり、田中恒成(畑中)の4階級制覇という日本ボクシング界のビッグニュースも掠れてしまうほどでした。 さてさて…
いよいよ明日に迫った、LIVE BOXING7。 昨日(2/22)に行われたフェニックスバトルのトリプルタイトル戦にも少し空席があったように見えましたし、今回のアマプラ興行も直前まで席が余っていましたから、現実的にはソールドアウトとはいかなかったと思われま…
ニッポンのボクシング界は、今、黄金期を迎えていると言っても過言ではありません。 「モンスター」井上尚弥(大橋)の名声は、「アメリカでのリングでの不活動さ」があるにも関わらず、世界を席巻し、2023年はリングマガジン、BWAA、ESPNといった主要メディ…
もうすぐ春ですね!!! いや、暦の上ではもう春ですね。 2023年にはPFPキングが中3日で登場する、というとんでもないファイトウィークがありましたが、2024年のそれは長く、またさらに興味深いものです。 そして今回ももちろん日本のボクシングファンにとっ…
さてさて、テオフィモ・ロペスvsジャーメイン・オルティスが終わり、日本時間では同じ日にデビン・ヘイニーvsライアン・ガルシアが発表された2月9日。 これはどちらもスーパーライト級の世界タイトルマッチであり、現在この階級にスターボクサーが集まってい…
ライアン・ガルシア(アメリカ)がまたもやってくれました。 昨年4月、ジャーボンタ・デービス(アメリカ)とのプロモーター、プラットフォームの垣根を超えたメガマッチを実現させたライアン・ガルシア(とオスカー・デ・ラ・ホーヤ)は、おそらく今年の目…
まさか週に2度、ミニマム級の記事を書くことになるとは思いませんでした。 ミニマム級という階級は105lbs以下、その名の通り男子プロボクシングの中で最もウェイトが低い階級であり、世界的な注目度も低いと言わざるを得ない階級。 豪快なノックアウトこそ少…
力石政法(緑)が、来月、イタリアのローマでWBC世界スーパーフェザー級の挑戦者決定戦に臨みます。 力石をプロモートする3150FIGHTはABEMAと組んでいることで潤沢な資金を得ているのだから、この試合が日本で行われる道筋もあったのでは、と思うのはおそら…
日本人の世界王者は現在7名。 世界スーパーバンタム級4団体統一王者、井上尚弥(大橋)をはじめ、WBA世界バンタム級王者井上拓真(大橋)、WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)、WBA世界フライ級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、WBA・WBC世界…
これは「決定」と見て良いのでしょう。 本日(日本時間2/4)、薬物疑惑ゴリゴリのコナー・ベンの登場、ジョシュア・ブアツィの復帰戦等々の興行がありましたが、論じたいのは全くそこではありません。 待望のアルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル、…
「死」というのは悲しいものですが、忌むべきものではないと考えています。 死というものが誰にでも訪れる義務である以上、やがて通らなければならないもの、必ず受け入れなければならないものでもあります。 これはモノゴトの長い短いで語られるべきもので…
ほんの少し前まで、怪物の宝庫だった世界ライト級。 ロマチェンコがいて、タンク・デービス、ライアン・ガルシア、テオフィモ・ロペスがいて、デビン・ヘイニーがいました。 交わりそうで交わらない、微妙な距離感を保ちつつ、実現した試合はロマチェンコvs…
いつの間にやら。 本当に「いつの間にやら」スーパーミドル級という階級が盛り上がっています。 ミドル級というのは大体いつの時代でも人気の階級ですが、そこから8lbs重いスーパーミドル級というのは比較的地味な階級だったはずです。 そもそもそんなに歴史…
あっという間に1月もほぼ終わり。 初旬には2023年末の戦いで井岡一翔がホスベル・ペレスをストップし、海外でも評価を得たという記事から、井上尚弥が主要メディアのFOTYを総ナメにしたニュース、そして先日のアマプラ興行は寺地拳四朗vsカルロス・カニサレ…
1/23(火)、「いつも通り」Amazon放映のLIVE BOXINGは大激闘の好試合だらけでした。 なんでこのアマプラ興行は神興行ばかりなのか、その秘訣を誰か分析した方が良いですね。 私はというと田舎からドアtoドアで5時間近くかかるエディオンアリーナ大阪へ、当…
いよいよ明日はAmazon Prime video presents LIVE BOXING。 二つの世界タイトルマッチを含む豪華興行であり、スター那須川天心も出場するだけに、流石にエディオンアリーナは満員になってほしい。 一応ローチケを調べると、全てが予定枚数終了となっているの…
フェザー級がやばい。 先日のWBOアジアパシフィック王座決定戦で、藤田健児(帝拳)がタイトル奪取、格闘技一家である藤田家に初めての「正規」チャンピオンベルトをもたらしました。 ↓観戦記 【観戦記】1/20、ダイナミックグローブ!注目ファイトだらけの興…
WBO世界バンタム級タイトルマッチ、ジェイソン・マロニーvsサウル・サンチェス。 この戦いが終わってホッと一息も、バンタム級は来月にもビッグファイトを控えています。 このマロニーvsサンチェスを経て、その勢力図が大きく動いたか、というとそうではあり…
いよいよ今週はアルツール・ベテルビエフvsカラム・スミス。 セミファイナルにジェイソン・マロニーvsサウル・サンチェスという日本のボクシングファンにとって大いに関係のあるファイトを含むこの興行は、カナダ・ケベック州で開催される大注目興行です。 …
The Ring、BoxingScene、そしてESPN。 世界に名だたる、というか、個人的にこの3媒体を押さえておけばOK!と思っているメディアで、井上尚弥はFighter of the yearに選出されました。 2023年、井上尚弥はスティーブン・フルトン(アメリカ)、マーロン・タパ…
2023年、ボクシング界のビッグニュースは多々あれど、ボクシングファンほぼ全員に関連するもの、というとやはりShowtimeのボクシング放送撤退、というニュースではなかったか。 Showtimeは37年に渡りアメリカで数々のビッグマッチを放映してくれましたし、日…
井上尚弥がまたも偉業を成し遂げました。 以前から「日本ボクシング史上最高傑作」と謳われていたボクサーは、「空前」であるだけでなく「絶後」でもありそうなところに足を踏み入れ、今後、このような評価を得るボクサーは少なくとも日本からは出てこないの…
1年間、という期間はあっという間に過ぎるようでもあり、また長くもあります。 「ボクサー」を考えると年間でこなせる試合の数はさほど多くなく、トップファイターともなれば1試合から多くて3試合、というのが通例でしょう。 さて、私たちの応援しているボク…
いよいよ、仕事が始まりましたね。 1/4という日は、仕事始めの人も多かったのではないでしょうか。 多くの人は、幸運なことに2日働けばすぐに3連休、これはリハビリにはちょうど良い日程かとも思います。まあ、この記事を書いているのは1/3なので、厳密に言…
比較的暖かく、なんだか落ち着いた正月を迎えています。 個人的には2023年はそれはそれはバタバタしていた年なので、2024年は平穏に過ごしたいなと思うわけですが、これがなかなかそうもいきそうにありません。 まあ、なるようにしかなりませんから、今を目…