2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
1986年に創設されたミニマム級。当時はストロー級と呼ばれ、ライトフライ級の下にできた最も軽い階級です。 WBCの初代王者が、井岡弘樹(グリーンツダ)ということからも分かるように、日本人にとっては非常に馴染み深い階級である反面、ボクシングの本場、…
先週と今週、メキシコの世界王者たちがリングに帰ってきています。メキシコでもコロナは猛威を奮っており、万全の準備ができているとは言えませんし、ノンタイトル戦での試合ではありますが、ボクシングの灯火は少しずつ再燃してきています。 有難いことに、…
ようやく見れました、今週のトップランク興行!オーストラリアの誇る元トップアマ、モロニー兄弟の試合が連続でありましたが、その試合のセミファイナル、メインの試合を振り返ってみたいと思います。 6/23(日本時間6/24) セミファイナル フェザー級10回戦…
6月25日、世界4階級制覇王者で、現WBO世界スーパーフライ級王者、井岡一翔が移籍を発表しました。 boxingcafe.hatenablog.com 画像;Boxing News(ボクシングニュース) 井岡は元々叔父の井岡弘樹氏のジム(井岡ジム=当時)にトレーナーの父・一法とともに所…
歴史のあるミドル級。常に話題のある階級であり、多くの中量級のボクサーたちが行きつく場所でもあります。 最近では、マニー・パッキャオのトレーナーであるフレディ・ローチが、ミドル級でゲンナディ・ゴロフキン挑戦を画策しているというニュースも流れま…
かつて、戦後のフィリピンと日本を取り持ったのはボクシングでした。 ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交 作者:乗松 優 発売日: 2016/06/22 メディア: 単行本 フィリピンでのボクシングは今でもバスケットボールと並ぶ国民的スポーツで、幼い頃…
今月からアメリカで再開されたトップランクのボクシング興行。 つい先日の興行では、井上尚弥vsジョンリエル・カシメロの勝者に挑戦する可能性のあったジョシュア・グリアは、フィリピンのマイク・プラニアに敗れ、世界タイトル戦線からは大きく後退してしま…
今週もトップランク興行をFITE.TVにて観戦しました! いや〜ありがたいですね。 名前だけは聞いたことがあっても試合を見たことのないプロスペクト、元王者、そして7月に入ればいよいよ世界タイトルマッチが再開。 しばらくはこのトップランク興行が唯一の楽…
今も昔も大人気の階級、ウェルター級。 80年代の黄金期を経て、今現在は、PFPの一角に数えられるクロフォード、40歳を過ぎても尚第一線で活躍するレジェンド・パッキャオ、次世代のスター・スペンスJrとタレントに事欠きません。 相互にぶつかり合えるか、と…
先週、トップランクがボクシング興行を再開させました。試合のカードとしてはまだまだ物足りないものはありますが、久しぶりのボクシング、照明なんかも凝っていてちゃんとしていましたね。 運営面では待ち時間が長い等、少々問題がありましたが、2回目の興…
アメリカの大手ケーブルテレビ局、HBOが軽量級にスポットをあてたボクシングイベント、「Super Fly」を開催したのが2017年。 背景には、HBOのボクシング中継が苦戦しており、中量級や重量級と比べてコストのかからない軽量級にスポットをあてたイベントを開…
前回、シャクール・スティーブンソンが登場したトップランク興行。今回はジェシー・マグダレノが登場です。 今回は仕事のためリアルタイムで観戦できなかったので、情報を遮断して観戦です。 boxingcafe.hatenablog.com 第1試合 フェザー級10回戦 アダム・ロ…
沼田義明、小林弘がスーパーフェザー級(当時はジュニアライト級)の世界王者となったのは1967年。そこから、1970年代には柴田国明が、1980年代には上原康恒が、1990年代には畑山隆則が、それぞれ同級王座を獲得しています。 2000年代以降もホルヘ・リナレス…
いよいよ待ちに待ったボクシング興行の再開。 FITE.tvで生配信ということでしたので、(仕事中でしたが)視聴しました! boxingcafe.hatenablog.com 無観客ではありますが、ライトアップや会場のしつらえはちゃんとしてますね。唯一、当たり前ですが客席がな…
6/9(日本時間6/10)にトップランクがアメリカでの興行を再開します。 無観客試合、興行再開一発目ということもあり、世界タイトルマッチとはいきませんが、現WBO世界フェザー級王者、シャクール・スティーブンソン(アメリカ)がノンタイトル戦で登場です。…
クルーザー級は、ヘビー級のひとつ下の階級。日本人にとってもしかしたら最も馴染みの薄い階級かもしれません。世界的に見ても、「無差別級であるヘビー級」と、ヘビー級に行くのは難しいけども、「ミドル級あたりから上がってくるボクサーの最終地点となる…
日本人ボクサーにとって、特別な階級であるフライ級。 日本人で最初に世界王者となった白井義男、そして2番目に世界王者となったファイティング原田(笹崎)、3番目に世界王者となった海老原博幸(協栄)まで、フライ級。 boxingcafe.hatenablog.com かつて…
スーパーバンタム級。黄金のバンタムの一つ上にあるこの階級は、日本人ボクサーにとっては常に最激戦区の一つです。 歴史を振り返ると、1976年にロイヤル小林(国際)が世界王者となったのを皮切りに、たくさんの日本人王者が誕生しています。しかし、11人の…
ライトフライ級の歴史は比較的新しく、1975年にWBAが新設した階級です。 当時、フライ級では体格的に劣っていた具志堅用高(協栄)が、新設したライトフライ級に階級を下げ、日本の世界タイトル防衛記録を大きく塗り替える13度の防衛を果たしたことは日本中…