信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

週末はダイナミックグローブ!長濱陸vs豊嶋亮太のOPBF戦をプレビュー!

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今週はいよいよ2021年の国内ボクシングがスタートです。

最初は、いきなりのビッグマッチ。OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ、栗原慶太(一力)vs井上拓真(大橋)という好マッチメイク。

成長著しい栗原が、元世界暫定王者である井上拓真を迎えるこの一戦は、ボクシングファンならずとも注目の一戦でしょう。

boxingcafe.hatenablog.com

 

バンタム級の世界戦線は、今、大きく動いています。

動いているからこそ、絶対王者・井上尚弥(大橋)の王座統一の話はあまり進展しません。いずれにしろ、井上尚弥の次戦が誰になるのかは非常に興味深いところ。

boxingcafe.hatenablog.com

そして、その栗原vs井上戦が終わったあとの今週末、1/16(土)もOPBF東洋太平洋のタイトルマッチ!今回のブログでは、16日の興行をプレビューしていきます。

1/16(土)ダイナミックグローブ

OPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ

長濱陸(角海老宝石)15戦12勝(4KO)2敗1分

vs

豊嶋亮太(帝拳}15戦12勝(8KO)2敗1分

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同時期にデビューし、それぞれ全日本新人王を獲得している両者。戦績もKO率が違うだけと共通項が多いですね。

高校でアマチュアボクシングを経験した長濱が、社会人となったあとにダイエット目的で白井・具志堅スポーツジムに通いはじめ、結局プロデビューしたのは有名な話。

2015年、東日本新人王戦でデビューは引き分けながら、勝者扱いで次戦へと駒を進め、そのまま全日本新人王に上り詰めました。この時はミドル級。

そしてその後はスーパーウェルター級で闘い、あっという間に日本王座戦へと挑みます。

当時の日本王者は、のちにハイメ・ムンギア(メキシコ)を相手に善戦する井上岳志(ワールドスポーツ)。キャリア9戦目で挑むには、あまりに高い壁でしたね。

井上から初黒星(&初のKO負け)を味わった長濱は、再起戦を1戦挟み、のちのウェルター級日本王者、永野祐樹(帝拳)と対戦。この試合は序盤から長濱のペースで試合が進んだものの、4R以降、永野の粘りと強い左ストレートに押された長濱が、5RTKOで敗北。

ここでまた挫折を味わうこととなります。

 

2度の挫折を味わった長濱でしたが、2020年2月、アフガン・センセーションと言われたホープ、クドゥラ金子(本多)とのOPBF東洋太平洋王座決定戦を制し、見事初戴冠。

その後はコロナ禍の中、Youtubeチャンネルを開設。自らの言葉で、落ち着いて技術の分析やトップボクサーの体の使い方を語る姿を見ていると、非常に頭を使って戦っているボクサーだということが見て取れます。身体の使い方にも精通しており、正直内容がマニアックすぎて難しい。。。しかし、非常に勉強になります。

前戦のクドゥラ戦で、大きく成長したように見える長濱は、きっと大いに自身もつけていることでしょう。今回も相手をしっかりと分析して臨んで来ると思いますので、更に成長した長濱が見れる事を期待しています。

 

そして対する豊嶋亮太は、最近の帝拳ジムには少々珍しいプロ叩き上げ。この豊嶋も、2014年のデビュー戦は引き分け。2015年のウェルター級新人王戦にエントリー、2戦目で姿を消しています。この年のミドル級の全日本新人王が長濱であり、ウェルター級の全日本新人王は豊嶋の同門の永野祐樹でした。

しかし豊嶋は、この初黒星を糧として翌2016年の新人王戦で全日本新人王を獲得しています。

翌年、初黒星を喫した因縁の相手、海藤正晴(シュウ)とのリベンジマッチに挑みますが、返り討ちにあい、2度目の敗北。

そこから5連勝で今回のチャンスをつかみ取りました。

前戦では安藤暢文(高崎)とのランカー対決に勝利し、現在のランクは日本で1位、OPBFで12位というもの。12勝中8KOというハードパンチャーであり、あなどれない相手だということは間違いありません。

ただ、クドゥラの強打を封じた長濱に、豊嶋は強いパンチを当てる事はできるのでしょうか。長濱がクドゥラ戦並の高い集中力を維持し続ければ、防衛が濃厚と言えるでしょう。

 

長濱としては、力の差を見せつけて、完璧なボクシングで防衛したいところです。長濱はKO率は高くないですが、そのボクシングはパワーレスには感じません。しかし、永野戦で逆転KO負けを喫していることもあり、打たれて強くはない、という事も実証済み。

豊嶋としては近い距離でのボクシングで打ち勝ち、KOで戴冠を果たしたいところでしょう。

さて、今回のダイナミックグローブは、注目の元アマエリート、飯村樹輝弥や池側純、今優吾といったボクサー(角海老宝石)のB級デビュー戦もあります。

角海老興行、SLUGFEST並の角海老宝石ジムの充実ぶり。。。このコロナ禍の中で、デビュー戦の選手たちも無事に試合ができてよかったですね。

 

この興行は日テレG+で生中継です!是非前座試合からしっかりと見て、未来に活躍するボクサーたちを見守りましょう。 

ちなみに、最近知ったのですが、スカパーで日テレG+だけを契約することもできるようです。月額にすると1,500円くらい。地方によるのかもしれませんが、私の住んでいる地方ではケーブルテレビを契約するより、随分と割安です。

という事で、ケーブルテレビを解約し、コミュファ光に乗り換え、スカパーを契約しようと思います。

 

 

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