信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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【プレビュー】木村蓮太朗vs齊藤陽二!駿河男児興行オールメインイベントは、本当に全てメイン級。

9/5(日)は朝からイギリスでのボクシング興行。

そして昼過ぎからは、国内、静岡でのボクシング興行がライブ配信をしてくれます。

有料(2,000円)ながら、興行名に「オールメインイベント」と表記されるだけあって、どの試合も大変に興味深いものばかりです。

全5試合、そこに登場する10名のボクサーは全てA級ボクサーという豪華興行。

今回のブログでは、未来の王者たちがしのぎを削る、「駿河男児Desafio9〜オールメインイベント〜」のプレビューです。

 

9/5(日)静岡(13:00開始)

駿河男児Desafio9〜オールメインイベント〜

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「Desafio」とは、スペイン語で「挑戦」を意味するようです。

東京近郊のいわゆる関東圏、そして大阪を中心とした近畿圏が主体のプロボクシング競技において、静岡はいわゆる「地方」にあたると思います。

その中で、「静岡から世界王者を」と意気込むこの駿河男児ジム、元トップアマの木村蓮太朗他、有望株の若手ボクサーたちがひしめき合う、今最も勢いのあるジムの一つでしょう。

このチャレンジは、地方住みの私にとっては応援したくなるもので、是非ともこの駿河男児ジムの悲願が叶って、環境の恵まれない各地方ジムの奮起も促してもらいたい。

このコロナ禍の中で、静岡までは行けませんが、今回は「テレしずLIVE  STORE」なるチャンネルでネット配信があります。せめて、これを購入して観戦、そして応援したいと思います。

 

第5試合

スーパーフェザー級8回戦

木村蓮太朗(駿河男児)4勝(3KO)無敗

vs

齊藤陽二(角海老宝石)3勝(3KO)1敗2分

オールメインイベントの中で、メインイベントに当たるのはこの木村vs齊藤。

東洋大学主将を務めた元トップアマは、本当に美しいボクシングをします。2020年7月にプロデビューしましたが、時はコロナの真っ只中、その中で対戦相手を探す苦労、そしてこの木村蓮太朗というボクサーの対戦を受諾するという漢気を見せてきてくれたボクサーたちのおかげで、順調にキャリアを形成してきています。

 

地元静岡から世界王者を目指すこの木村は、デビューから3連続KO勝利を記録。

前戦では、2020年度新人王の西軍代表で、コロナ陽性反応により全日本新人王になり損ねてしまった強豪、福永輝(沖縄ワールドリング)に判定勝利を収めています。

今回はスーパーフェザー級戦、これまで戦ってきたフェザー級から一階級上げての戦いとなります。

本人のツイートを見る限り、ほぼ減量はしていないようですね。試合1週間前に唐揚げ&ラーメン笑

 

対して齊藤も、強豪・習志野高校から駒澤大学へ進んだアマ経験者。

デビューは2018年、宇津木秀(ワタナベ)と戦い判定負け、2試合目で初白星を飾るも、その後は石脇麻生(寝屋川石田)、福井貫太(寝屋川石田)と2戦連続ドロー。

しかしA級昇格後は2連続KO勝利、それも1R、2Rと早いラウンドで仕留め切っており、戦績以上に怖さのある、昇り調子のボクサーです。

コロナ禍以前からずっと日本人ボクサーを、それも元トップアマとのデビュー戦を戦うなど基本的にハード路線でのし上がってきたボクサーなので、本当に油断はできません。

 

ちなみに、2戦目の初白星も1RTKO勝利、かなり早い回で倒してしまう強さを持っており、今回のような下馬評不利の予想の中でも、アップセットを起こす力を持っていると言って良いでしょう。

実際、日本ランキングは齊藤の方が上。(木村はフェザー級19位、齊藤はスーパーフェザー級12位)しかしこの一戦を圧倒的な力を持って制することで、木村の上位進出もあり得るのではないでしょうか。

木村には、序盤はペースを掌握しながらも慎重に戦い、中盤から後半にかけて強さを見せてもらいたいです。

 

第4試合

フライ級8回戦

畑中建人(畑中)11勝(9KO)無敗

vs

須藤大介(三迫)7勝7敗3分

セミファイナルに当たる第4試合でも、未来の王者候補、父子鷹で世界を目指す畑中建人の登場です。

高校3年生でデビューした畑中も23歳、そのプロキャリアはもう5年になるんですね。

デビュー7戦目でWBCユース王座を獲得、その後このタイトルを2度防衛しています。約1年半ぶりのリングとなりますが、日本やアジアのタイトルはもう手の届くところに来ています。

 

前述のWBCユース王座決定戦や、世界ランク獲りを狙った世界ランカーへの挑戦等々、これまで父・畑中清詞会長から与えられた課題を着々とこなし、急がず、騒がず、一つずつ階段を登ってきた感のある畑中。

今回の須藤大介戦は、調整試合という域を出ないのも確かではあります。

須藤は距離を詰めては手を出すタイプのプレッシャーファイターで、アマチュア上がりのボクサーが嫌がる(嫌がりがちな)戦法を取ってくるボクサーでもあります。

 

しかし、プロですでに11戦、これまでに苦戦も経験している畑中にとっては、この辺りも苦にならないことでしょう。

畑中は力の差を見せつけた快勝が期待され、一方須藤はどこまで粘れるか。須藤としては、どれだけ粘りを見せられるかで、たとえ負けても評価につながる試合になるかもしれません。

さて、この畑中の今後には非常に期待しています。

現在日本フライ級3位、OPBFフライ級3位、WBOアジアパシフィック・フライ級1位。

 

日本フライ級王者、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)戦を目指すなら、もうそれだけで鼻血が出ます。WBOアジアパシフィック王者、山内涼太(角海老宝石)戦を目指すのであれば、腰が砕けます。

OPBF王座は現在空位、1位はジェネシス・リブランザ(フィリピン)、2位はユーリ阿久井ですが、もし1位と決定戦を目指すなら、コロナもあってまだ先のこと。

ここでユーリ阿久井、山内、畑中の潰し合いは正直見たくありませんが、このコロナショックにより、外国人ボクサー招聘が困難になった今、避けられないのかもしれません。

 

第3試合

バンタム級8回戦

村地翼(駿河男児)7勝(3KO)1敗

vs

中村祐斗(市野)11勝(8KO)6敗1分

駿河男児ジムのホープの1人、村地翼。デビュー5戦目でフローイラン・サルダール(フィリピン)とWBOアジアパシフィック王座決定戦を争いました。

世界朝鮮経験者でもあるサルダールとの一戦は、時期尚早かと思いましたが、この試合で村地はサルダールから2Rにダウンを奪う奮闘。しかしその後倒し返され、結果は8RTKO負けでした。

 

そこから3連勝、前戦ではベテランで難敵、阿知和賢(ワタナベ)に完勝した「超」正統派ボクサー、試合を重ねるたびに安定感が増していく若きボクサーの次戦は、一階級下の日本ランカー、中村祐斗。

三重県の地方ジムで戦う、元日本ユース・スーパーフライ級王者。2020年12月には、A-SIGNの興行で赤穂亮(横浜光)にも挑みました。その復帰戦となる前戦では、日本フライ級王者であるユーリ阿久井政悟のノンタイトル戦の相手を務める予定でしたが、体調不良によりキャンセル。当時の契約体重はスーパーフライ級でしたが、赤穂戦がスーパーバンタム級ということもあって、ウェイトが作れなかったのかもしれませんね。

 

そして今回はバンタム級、きっと大丈夫でしょう。

同い年の2人、互いに負けられない意地があると思います。

下馬評としてはおそらく村地優位となると思いますが、KO率の高いパンチャーである中村は、ここで勝てばアジアのランキング含め、一気に浮上するチャンスでしょう。

 

第2試合

60.0kg契約8回戦

湯川成美(駿河男児)2勝(1KO)無敗

vs

粟田祐之(KG大和)12勝(5KO)8敗1分

湯川成美というボクサーが、リングに戻ってきたのは2021年3月のこと。本人の努力はもとより、家族や駿河男児ジム、そしてファンの人たちの並々ならぬ努力があったことと推察します。

 

ここでは詳しく言及はしませんが、アマ時代、湯川はその才能を棒に振りそうになる事件を起こし、執行猶予のついた実刑判決。その執行猶予期間が明けたところでプロ活動を認められ、プロテスト合格、プロデビューに続き、2戦目をクリアしています。

2戦目ではダウンを奪われるも、倒して返してTKO勝利をもぎ取る等、巧さと強さの他に、気持ちの強さも見せています。

一度どん底に落ちてしまったボクサーの、再生物語を見せてくれている湯川、応援しています。

 

そして対して粟田は、元日本ランカーですが、ここ最近は2連敗。ただその相手は、先日日本タイトルに挑んだ仲里周麿(ナカザト)、粟田戦後、3度目のランカー挑戦で見事日本ランクを掴んだ清田亨(大橋)と、いずれも強豪。

「大和のボクサートリオch」でYoutuberとしても活躍していますね。

このチャンネルはいつも見ています。。。

そして、ストーリーを見せてくれている湯川のことも応援したい。。。

とはいえ、ここは私は粟田を応援することにしました。2連敗、後がないところからのドラマを見せてもらいたい。

 

第1試合

スーパーバンタム級8回戦

木村天汰郎(駿河男児)6勝2分

vs

干場悟(蟹江)7勝(2KO)5敗

木村蓮太郎の従兄弟、木村天汰郎も無敗のホープ。2018年にプロデビュー、2019年の中に本新人王となって地区対抗戦へと進みますが、引き分け敗者扱い。

その次の試合もドローとやや停滞気味かと思いましたが、2020年9月の横山渉(厚木ワタナベ)戦は完勝、そして前戦では同年代のテクニシャン、三尾谷昂希(帝拳)戦とのテクニシャン対決を制し、初の8回戦に臨みます。

 

対戦相手の干場もまだ若いボクサーで、前戦は溝越斗夢(緑)との日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦を戦っています。

2019年7月に2RTKOで敗れている溝越を相手に判定負けを喫したものの、下馬評不利の中、大善戦と言って良い内容だったと思います。

溝越を追いかけに追いかけた干場ですが、今回もその経験は活きそうです。

 

対して木村は、この干場をいかに捌き、そしてカウンターを取れるか、が勝負。

第一試合から熱戦が期待されます。

それぞれにそれぞれの楽しみがあって面白い一戦、この興行が2,000円というのは個人的には本当にありがたいです。

早速購入して備えましたが、登録は簡単です。クレジットカード、コンビニ払い、キャリア決済も大丈夫なようです。

楽しみですね!

↓テレしずLIVE STOREへのリンクです。

sut-tv.live

 

 

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