信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】IBF世界フライ級王者、サニー・エドワーズは統一戦への前哨戦か?vsアンドレス・カンポス!

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比較的興行が静かだった6/3、6/4の土日を終え、6/10(土)、6/11(日)の週末は国内外でボクシング興行だらけです。

その中で最も注目なのはジョシュ・テイラー(イギリス)vsテオフィモ・ロペス(アメリカ)であることは間違いありませんが、こちらは日本での中継情報が今の所出てきません。

ということで日本では唯一中継のある世界タイトルマッチとして、次点ではサニー・エドワーズ(イギリス)vsアンドレス・カンポス(チリ)が注目ファイトとして上がってきますね。

ということで今回のブログでは、日本のボクシングファンも注目、フライ級の世界タイトルマッチ、エドワーズvsカンポスのマッチルーム興行をプレビュー。

 

6/10(日本時間6/11)イギリス・ロンドン

IBF世界フライ級タイトルマッチ

サニー・エドワーズ(イギリス)19勝(4KO)無敗

vs

アンドレス・カンポス(チリ)15勝(4KO)無敗

我らがサニー・エドワーズがマッチルームと契約しての初戦を迎えます。

2021年4月、アップセットでモルティ・ムザラネ(南アフリカ)を降してIBF世界フライ級王者となってから4度目の防衛戦を迎えます。

このムザラネ戦、初防衛戦のジェイソン・ママ(フィリピン)、2度目の防衛戦でのムハマド・ワシーム(パキスタン)戦、そして直近では元王者のフェリックス・アルバラード(ニカラグア)をすべてユナニマス判定で退けているサニー・エドワーズ。

 

このエドワーズはパワーレスといえばそうなのですが、しっかりと打ち込むことは非常に少なく、倒すことを諦めているのか判定勝利が美学なのか、一向に倒そうという気を起こさないボクサーです。

そのボクシングは完全なアウトボクサーであり、まずもって被弾をしません。

そこから単発のカウンターでギリギリのラインでポイントをピックアップして判定勝利をおさめるボクサーで、基本的にはリングの端から端までを動き回り、更には素早いボディムーブも使ってとにかく相手を翻弄するボクシング、この運動量は見事としか言いようがありません。

リーチも非常に短く、BoxRecによると身長160cmにしてリーチは152cm、この体躯にしてどうしてかこのアウトボックスを極めているのは、本当に不思議で本当に素晴らしいことだと思います。

 

パンチを当てることが非常に難しいこのサニー・エドワーズに、今回挑むのはアンドレス・カンポス。

アンドレス・カンポスの国籍は、エネルギッシュなボクサーが多いイメージの南米、チリ。

どうでも良いことですがエドワーズは、南アフリカ→フィリピン→パキスタン→ニカラグア→チリと本当に多彩な国籍のボクサーたちと試合してますね。

カンポスのKO率は低いですが、このボクサーはエドワーズと違い、自らアグレッシブに攻め入り、回転力のある連打を披露する場面もあるボクサーです。当たり前のことですが、チャンスには倒しにいっています。

そして相手のパンチに対する反応は素晴らしく、バックステップは非常に速い。基本的には出入りのボクシングができるボクサーファイターだと思いますが、プレッシャーをかけることもでき、ハートは強く、良いボクサーだと思いますね。

 

ただ、エドワーズを相手にするとなると、敵地であることも含め、カンポスはアグレッシブに攻めていくしかありません。

そうなるとエドワーズの思う壺ともいえ、今回もサニー・エドワーズが盤石の防衛を果たすのではないでしょうか。

せめてカンポスに一発があれば、試合が覆る可能性もあろうかと思いますが、果たして。

ともあれ、このサニー・エドワーズがマッチルームと契約したのは、エディ・ハーンがWBC王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)との統一戦を実現するためです。

そしてそれはサニー・エドワーズの希望でもあります。

 

エドワーズとしては、ここはフルマークに近い判定勝利を収め、そしてフリオ・セサール・マルティネスをこれでもかというほど空転させてもらいたいものですね。そのとき、きっと彼は自身でデザインしたアンチ・カネロ(およびメキシカン)Tシャツ、「No Drugs No Champions」のシャツで入場するはず。

きっと盛り上がるので、楽しみです。

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放送・配信

セミファイナル、セミセミには女子の世界タイトルマッチがセット。つまりこのDAZN興行はトリプルタイトルマッチということですね。

セミはIBF世界女子スーパーバンタム級タイトルマッチ、チェルネカ・ジョンソン(オーストラリア)vsエリ・スコットニー(イギリス)。そしてセミセミにはWBA世界女子バンタム級タイトルマッチ、ニーナ・ヒューズ(イギリス)vsケイティー・ヒーリー(イギリス)。

まあぶっちゃけ女子ボクシングのことはよくわかりませんが、やっぱりイギリスはボクシング競技が盛んだということがわかりますね。

 

このマッチルームがプロモートする興行はDAZNで生配信。

日本時間6/11(日)AM3:00〜の開始で、おそらくメインはAM6:00以降くらいになるでしょう。

メインも含めて、KO決着は少なそうなので、7:00くらいに開始かもしれませんね。

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