いよいよ週末に迫った、LIVE BOXING!
楽しみすぎて土日のボクシングのことしか考えていませんでしたが、今週も驚くべきニュースがいくつもありましたね。
そんなわけで気になるニュースをピックアップ。
https://www.worldboxingnews.net/2023/04/05/errol-spence-jr-vs-terence-crawford-las-vegas/より
クロフォードvsスペンス!!!
ビッグニュースといえばこれ、クロフォードvsスペンス。
でもまだこれを両手離しで喜べないのは、「ビッグマッチ」や「メガマッチ」などは実際にやる時になってみないとわからないものです。
長くボクシングを見てきた私なんかは、悲しいかな、4/22(日本時間4/23)に行われるタンク・デービスvsライアン・ガルシアすらも100%起こると信じきれていない現状。
ともあれ、6/17(日本時間6/18)という明確な日程が出ており、場所もラスベガス、更に4/22のタンクvsガルシアの場で発表される、ということまで情報が出ています。
さらにさらに、クロフォードに対戦指令が出されていたWBOの指名挑戦者、アレクシス・ロチャは5/27に試合出場との報。
さすがにこれは決定でしょう。
これがもしかしたら最後のチャンスからもしれない、世界中のボクシングファンが待ち望み、諦め、希望を抱き、そして諦めてきた世紀のスーパーファイト。
まだまだ興奮するのをぐっっとこらえて、とりあえずは4/22の発表を待ちましょう。何もなかったらやっぱり絶望するかもしれませんが。。。
サニー・エドワーズがマッチルームと契約!
ボクシング界で最もシニカルな王者、IBF世界フライ級王者であるサニー・エドワーズがマッチルームとの契約を締結。
かねてから王座統一戦を望んでいるエドワーズ、こうしてマッチルームと契約することで王座統一戦には大きく近づくはず。
もともと王座統一戦を強くアピールしていて、一度は決まったかに思われたWBC王者のフリオ・セサール・マルティネスはDAZNで、4/8(4/9)に新王者になるであろうジェシー・ロドリゲスもDAZN。
これは障壁がなくなりますね。
断じてアメリカ受けしないであろうエドワーズのボクシングですが、そのやりにくさときたらおそらくJCマルティネスでは届かないでしょうし、もしかするとバム・ロドリゲスですら届かない可能性もあります。バムはサニーのような相手と(私が知る限りでは)戦っておらず、どちらかというと前に出てくる相手をするりと抜けて再度から攻撃するのが得意なように思え、ずっと追いかける展開となった時のボクシングはまだ未知数と言えます。
サニー・エドワーズvsバム・ロドリゲスというのは非常に見たい試合ですが、その前にフリオ・セサール・マルティネスを思いっきり空回りさせる戦いも見たい。
サニー・エドワーズの今後のマッチメイクに期待です。
パンヤ・プラダブスリがインフルエンザに!
4/16(日)に行われる予定だったWBC世界ミニマム級タイトルマッチ、パンヤ・プラダブスリvs重岡優大は、パンヤがインフルエンザに感染したことにより試合中止に。
これは非常に残念ですね。
ただ、タイからなかなかでてこない王者を日本に引っ張り出すことに(ほぼ)成功したことは本当に素晴らしい事で、これはABEMAマネーと亀田興毅氏の手腕によるものでしょうから、今後も期待できることです。
これを受けて、WBCは重岡優大vsTBAの暫定王座決定戦を承認する方向性だということです。
まあ、誰になるにせよ重岡の勝利は固いのでしょう。「兄弟同時王者誕生」は稀なことですが、「兄弟同時暫定王者誕生」はもっと稀なことかもしれません。
とりあえず試合の10日前のオーダーなので、誰か受けてくれるボクサーがいたとしても体重落とすだけで精一杯でしょうね。。。
2023年最大の週末、来たる!
4/8、4/9というのは、ボクシングファンのためにある週末。
2023年最大ともいえるこの2日間は、本当に楽しみな試合だらけです。
4/8はAmazonプライムで放映される、LIVE BOXING。有明アリーナという場所は、都内に住む人々にとっても地方から行く人にとっても非常に行きにくい場所で、このカードでチケットが完売にならない、というのもこのせいでは?とか文句を言いつつも、日帰りの強行スケジュールで行くわけです。やっぱりさいたまスーパアリーナが良いのです。ちなみに最悪なのは平日の有明アリーナで、残念ながら7/25のスティーブン・フルトンvs井上尚弥は有明アリーナ。カード自体も今回のアマプラ興行とは比べるべくもなく、井上尚弥に頼り切った集客というのは非常に気になるところです。
とか文句ばっかりになってしまいましたが、4/8の有明アリーナは行きにくいしチケットも高いですが行く価値のある試合。逆にいうとこのラインナップで満員にならないのが非常に問題なわけです。
まあ、それは置いといて会場で、アマプラで、全力で楽しみましょう!
第1試合
やっぱりキコ・マルティネスは怖い。阿部にはマルティネスを完封してもらいたいですね。
第2試合
どう転ぶか、というのが非常に難しい試合であり、本当はこの試合だけで大量にチケットが売れても良いと思うのですが。
個人的には小原に期待も、佐々木勝利の場合もなんだかんだ楽しめてしまう、めちゃくちゃお得な試合。
第3試合
思ったよりも那須川天心に集客力がなかったのか?まあ、そんな事は非常にどうでも良いことで、これからファンをつけていけば良い。
那須川は既にスパーリングで強さ、巧さを見せてくれていますが、与那覇の意地に期待。
セミファイナル
ソリスは何だかんだでまだまだ力を残しているものの、充実の拓真の敗北は想像ができません。井上拓真というボクサーは、ここでもまた「ボクシング」という競技の崇高さを見せてくれる気がします。
メインイベント
オラスクアガ、見れば見るほど超怖いボクサー。言うなれば「怪物前夜」といえるボクサーで、もし拳四朗を喰うようならもう怪物ボクサーと言って良いでしょう。
ただ、あくまでも「前夜」。挑む王者が階級最強寺地拳四朗というのはアンラッキーだった、と言えるような試合を見せてもらいたいですね。
そして翌日はアメリカで吉野修一郎がシャクール・スティーブンソンとの大一番!
オッズ不利は当然のこと、勝ち目が薄いことも傍目に見てもわかりきった事。
それを覆してくれるのが、吉野修一郎と三迫ボクシングジムだと信じています。
どうか先輩王者、ガッツ石松のようなアップセットを!!
更に同日にはジェシー・ロドリゲスvsクリスチャン・ゴンサレス。しかもセミファイナルにムロジョン・アフマダリエフvsマーロン・タパレスもセット。更にレイモンド・フォードvsジェシー・マグダレノまで!!アメリカに住んでいれば絶対見に行った興行ですね!
こちらも超豪華興行、軽量級祭りです!!
そんなわけで、結局土日はボクシング三昧。
それではみなさん、最高で最幸な週末を!!!
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