信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

今週末、スーパーフライ級は2つのタイトル戦!スーパーフライ級世界戦線をおさらい。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

あっという間に時は経ち、週末にはWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、ジョシュア・フランコ(アメリカ)vs井岡一翔(志成)。

ちなみにこの日、日本時間では日がずれるのですが、IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)vsジェイド・ボルネア(フィリピン)が行われることはご存知でしょうか?こちらはめちゃくちゃ見応えのある打撃戦となりそうですが、日本での放映はなさそうで非常に残念です。

翻ってフランコvs井岡2。フランコはタフで頑丈、そして素晴らしいハートを持ったボクサーですが、井岡には目指すべきエストラーダ戦に向けて何とか勝利をものにしてほしいですね。

皆さんPPVは購入されましたか?私は購入済みです。

高いか高くないか、で言うと勿論高額に思えますが、高額だからといって購入しない、という選択肢は私にはありません。ちなみに私はこの試合をおそらくリアルタイムで見れない。(そういえば確認していないけどアーカイブはすぐ見れますよね。。。??)

この試合に先立ち、スーパーフライ級を整理してみようと思うのですが、先にこのフランコvs井岡のPPVファイト購入の注意点を載せておきます。

 

フランコvs井岡PPV購入の注意点

1.ABEMAプレミアムに加入していない人は加入してから購入すべし

6/1-7/31の間にABEMAプレミアムに加入し、このPPVを購入した場合、1,500円のキャッシュバックがあるようです。私は入りっぱなしなので対象外ですが。。。

返金口座の登録も忘れずに行いましょう!

2.購入はアプリではなく、Webから購入すべし

私はアプリから購入しようとしたのですが、6,800円でした。あれ?6,200円だったよなーと思っていたら、小さい文字で「アプリ購入の場合は600円加算」みたいなことが書いてあったので、Web検索して調べるとやっぱり6,200円でした。

これでWebで購入後、アプリに連携することはできるので、無駄に600円払うよりはWebで検索して購入しましょうね。

↓ということで今入っていない方はABEMAプレミアムへ。

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それでは本題。

スーパーフライ級戦線をおさらい

まずは世界王者
WBA王者 ジョシュア・フランコ(アメリカ)

フランコは週末、前WBO同級王者の井岡一翔を相手に防衛戦。前回はドローでしたが、フランコが勝っていたという声も多いようです。

WBO王座を返上してまでフランコとの再戦にかけた4階級制覇王者を返り討ちにできるか。

フランコも井岡も「再戦」は不得意ではないでしょうから、またも接戦が予想されますね。

ちなみに現在のオッズは、オッズチェッカーによるとフランコが-102、井岡が+105。ほとんど差がありません。これって賭けとして成立するのか?というレベル。またドローという可能性もなくはありません。ちなみに儲けとしては当然ながらこれが一番でかい(+1280)。

 

WBC王者 ファン・フランシス・エストラーダ(メキシコ)

エストラーダの次戦は、まだ決まっていなかったはず。2022年大晦日の井岡vsフランコで井岡が勝てば、今頃に統一戦を行っていたかもしれませんが、結果はドロー。

ビッグマッチしかしない、というスタンスになってしまったエストラーダは、ひたすらウェイティングサークルで待つという状況が続いています。

フランコvs井岡2で井岡が勝てば年内にエストラーダvs井岡というスーパーフライ級ビッグマッチが起こる可能性は非常に高いですが、果たしてフランコが勝てばエストラーダvsフランコが起こるか、というとその可能性は低い。やっぱりこの階級で稼ぐ道は、もはや日本にしかないはず。

エストラーダはロマゴンに勝利のあと、「4団体を統一したい」みたいなことを言っていましたが、エストラーダ側からすると王座統一戦を組むこと自体はさほど難しくはないはず。エストラーダと戦いたいボクサーはたくさんいますから。

とりあえずエストラーダはフランコvs井岡2の結果待ち、というイメージですね。

 

IBF王者 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)

2022年2月、下馬評圧倒的な不利の中、ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)をアップセットで降し、王者となったフェルナンド・ダニエル・マルティネス。

同年10月には謎のダイレクトリマッチが組まれ、これも返り討ちにしています。

15勝8KO無敗という戦績を持つ王者の2度目の防衛戦は、ジェイド・ボルネア(フィリピン)。18勝12KO無敗という戦績のフィリピンのスター候補は、「ハリケーン」というニックネームを持つほどのパンチャーで、ここ2戦はメキシコのリングにも登場しています。

これはかなり危険な相手であり、非常にエキサイティングな試合になるはずです。

ちなみに試合の日は6/24(土)。日本時間では6/25(日)ですね。カルロス・アダメスvsジュリアン・ウィリアムスのWBC世界ミドル級暫定タイトル戦のアンダーカードで行われます。

 

WBO王者 中谷潤人(M.T)

中谷潤人はつい先日の5/20、ヘイニーvsロマチェンコのアンダーカードでアンドリュー・マロニーを衝撃的な最終回ノックアウトで屠り、2階級制覇を達成しました。

試合を決めたあの左オーバーハンドは本当に見事なパンチで、今もまだ脳裏に焼き付いています。KOオブ・ザ・イヤーとも騒がれるあのノックアウトで一気に評価を高めた中谷。

次戦は早々に決まる可能性があり、9月、日本で初防衛戦の予定ですね。

この相手にピックアップ(というか噂)されているのがかつてのPFPキング、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)。かつてなかなか対戦を受けてくれるボクサーがいない時、日本で八重樫東をノックアウトして復活の狼煙を上げたロマゴンが、また来日してその勇姿を見せてくれるかもしれません。

この試合は、ともに帝拳にプロモートされる間柄であり、ともに強敵を恐れないメンタルを持っているがために、決まらない訳がない試合、とも言えます。ここは期待と不安もある一戦ですが、決まれば楽しむだけ。

 

スーパーフライ級大国、日本

このスーパーフライ級は、かつてロマゴン、エストラーダ、シーサケット、クアドラスという4強が君臨、今はなきHBOが「SUPER FLY」という興行で盛り上げようとした階級。

そこからようやく時が移り、今、世代交代の時を迎えています。

エストラーダやロマゴンもあの頃の勢いはなく、逆に若いボクサーたちの台頭が激しい。

そして、日本のボクサーたちも虎視眈々と王座を狙っています。

その筆頭は勿論田中恒成(畑中)。前戦、私は見れていませんがパブロ・カリージョ(コロンビア)に快勝した田中は、現在WBOのトップコンテンダー。順当にいけば中谷潤人に挑戦可能なわけですが、田中陣営はIBF狙いだとどこかの記事で見かけたような気がします。

 

次点となるとWBOアジアパシフィック王者の中川健太(三迫)。下位ながらも3団体でランクインしている中川は、盟友船井龍一の成し遂げられなかった世界王座獲得を目指しています。37歳、残された時間は限られると思うので、そろそろ勝負の時は近いでしょう。

他には前戦で圧倒的な強さを見せた高山涼深(ワタナベ)。まだプロで6戦とキャリアは浅いですが、期待を感じさせる、華のあるボクサーです。

この強打を武器に、世界戦線に上がってくるのもさほど遠くないと思われますね。

世界を見渡す

さて、では日本人のボクサーたちがすぐさまこの王座を獲れるか、というと現状まだまだ難しい。スーパーフライ級は激戦階級でもあり、王者たちのほかにもローマン・ゴンサレス(ニカラグア)やシーサケット・ソールンビサイ(タイ)、井岡一翔(志成)といった古強者たちがひしめき合っています。そういやクアドラスってどうなってるんでしたっけ?

 

更には、中谷にこそ敗北しましたがアンドリュー・マロニー(オーストラリア)だって強かったし、リングマガジンランキングを見るとデビッド・クエラー(メキシコ)という無敗ボクサーが9位に入っています。このクエラーはモイセス・フエンテスをリング禍に追いやってしまったボクサーですが、ここで心折れず再起しています。

近いところでいえば、OPBF王者は無敗のフィリピン人、KJカタラジャですし、かつてフライ級で日本人を食いまくったジェイアール・ラクィネル(フィリピン)もスーパーフライ級に来ているようです。

アメリカ大陸に目をやっても、ジョン「スクラッピー」ラミレス(アメリカ)、ウィンストン・ゲレーロ(ニカラグア)、レネ・ビビアーノ(メキシコ)といった無敗のプロスペクトたちがランキングに入っています。これらのボクサーは、もしかすると日本を目指してやってきてくれるかもしれませんね。

 

そういえばフランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)もスーパーフライ級のランキングに残っていますが、フライ級に行くと言っていたような記憶があります。もしスーパーフライ級に残るのならあのしつこいファイトは脅威ですし、他にもロマゴン相手に善戦、かつて石田匠にも勝利したイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)なんかも非常に厄介な相手ですね。ドニー・ニエテス(フィリピン)もまだいるのかな?

ということで、数え上げればキリがないスーパーフライ級の猛者たち。

完全に世代交代が起こる時は、もう目前に迫っています。もしかすると今年か、それとも来年か、遅くても再来年。今後のスーパーフライ級戦線も、目が離せません。

その中で、ふたつの世界タイトル戦を控える今週末は、要注目ですね。

 

 

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