信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】超大注目のPXB!松本圭佑vsオイコラ!堤聖也vs増田陸!井上浩樹vsイズモイロフ!

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盛りだくさんすぎる興行まであと1日。

注目試合だらけの今回のフェニックスバトルは、一昔前なら全く決まらなかったような素晴らしいマッチアップばかりです。

こんなにも素晴らしい試合の数々が、無料で見られるなんてボクシングファンは本当に幸せです。

ということで今回のブログは、8/30に行われるフェニックスバトルのプレビュー記事。

 

8/30(水)フェニックスバトル

WBOアジアパシフィック・フェザー級王座決定戦

日本フェザー級タイトルマッチ

松本圭佑(大橋)8勝(7KO)無敗

vs

リドワン・オイコラ(平仲)11勝(6KO)1敗2分1NC

ナイジェリア出身のリドワン・オイコラが、日本のリングに初登場したのは2022年9月のことですから、ちょうど1年前。当時日本フェザー級のトップコンテンダーで、日本タイトル挑戦を目前に控えていた渡部大介(ワタナベ)を降し、鮮烈な日本デビューを飾りました。

その後、平仲ボクシングスクール所属となったオイコラは、福永輝(当時沖縄ワールドリング)も撃破。この試合は、渡部との試合のたった1ヶ月後でした。

その後もハイペースでリングに上がり続けたオイコラは、日本デビューからすでに5戦(3勝1分1NC)、今戦で6戦目を迎えることになります。

距離感がよく、良いジャブを持っているボクサー。そして力の抜き方もよくわかっています。これらを総じてスキル、と呼ぶのでしょうが、松本としては相手のペースにならないように努めることが大切になってくるのではないでしょうか。

 

このリドワン・オイコラというボクサーは非常に強豪ではありますが、今の松本圭佑に死角はないのではないか、とも思います。

元々高い技術を有する松本は、前戦で元日本王者・佐川遼(三迫)を圧倒しての初戴冠。

プロデビュー当初、やや頼りなさが残っていた松本ですが、みるみる内に力強さを増し、プロ3戦目以降はほぼ満点の出来で日本王者へと駆け上がりました。

しっかりとした技術に裏打ちされたパワーとタイミングを持ち、体つきをみればフィジカルの強さも感じます。

もし、技術面でオイコラが上回ったとしても、松本には逆転できるパワーがあり、ここは松本が優位として間違いがないでしょう。

 

日本バンタム級タイトルマッチ

堤聖也(角海老宝石)8勝(7KO)無敗2分

vs

増田陸(帝拳)3勝(3KO)無敗

セミファイナルはモンスター・トーナメントの準決勝ではありますが、日本バンタム級タイトルマッチでもあります。

シードとして出場の日本王者、堤聖也はすでに世界4団体でランクイン、防衛回数はまだ2度ながらも、すでに安定王者と呼ばれる位置に来ています。

2020年には強豪相手とはいえ2試合連続で引き分け、からの大きなブランク。

暗黒時代を過ごした堤は、その鬱憤を晴らすかのように久々のリング登場以来、日本王座獲得、2度の防衛をすべてKO勝利で決めています。これを安定王者と言わずして何と呼ぼう。

今回迎える挑戦者は、プロスペクトの増田陸。3勝3KOというキャリアはまだまだ未知数なものではありますが、前戦でキャリアで大きく勝る技巧派、富施郁哉(ワタナベ)をノックアウトしてしまったのは見事という他ありません。

この強いプレスと強打を武器とする増田に、堤はどのようなボクシングを展開していくのか。

 

器用で、何でもできるというイメージの王者がボクシングにおいては上手のように思いますが、それをひっくり返せるであろう一発を持っている増田。しかし堤としても、打って離れての判定勝利のイメージはしていないはずで、たとえリードしていたとしてもどこかで勝負をかけるタイミングがあるのでしょう。

いずれにしろ、非常にスリリングな一戦が期待できますね。

WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦

井上浩樹(大橋)16勝(13KO)1敗

vs

アブドゥラスル・イズモイロフ(ウズベキスタン)9勝(5KO)1敗

井上浩樹、復帰第二戦目でWBOアジア・パシフィック王座決定戦に出場。これだけであれば、さほどサプライズにはなりませんが、その相手がウズベキスタンボクサーだというのは非常に興味深いものです。

このWBOアジア・パシフィックのカテゴリーに中央アジアが入るというのは盲点でしたが、このタイトルは比較的東アジアとオセアニアで回しているイメージがありましたね。

 

そこに中央アジアからの刺客を呼んでくるというのは素晴らしいことで、以後、中央アジアのボクサーたちが日本のリングに立ってくれるという流れができれば非常に嬉しい。

このアブドゥラスル・イズモイロフというボクサーについては何の情報も調べていませんが、間違いなくアマ出身で、技術があり、フィジカルも強いボクサーでしょう。

「井上家野最終兵器」と呼ばれつつも、どうしても初黒星となった永田大士戦でみてしまったフィジカル、ハートの部分が蘇ってしまいますが、このウズベクボクサーへの勝ち方如何ではそれを補って余りある評価を獲得できるのではないでしょうか。

イズモイロフのボクシングも楽しみですが、井上浩樹がここから一気に駆け上がっていく姿を見たい。

 

穴口一輝(真正)5勝(2KO)無敗

vs

梅津奨利(三谷大和)10勝(7KO)無敗1分

これもまた好カードのバンタム級モンスター・トーナメントの準決勝。

必然的に、この勝者が次期挑戦者となる、というカードですね。

アマチュア経験が豊富で、ぴかいちのスキルを持つ穴口は、このトーナメント参戦前にジョナサン・タコニンを破ってその実力を証明。トーナメント初戦では、横浜光ジム期待の内構拳斗に勝利。非常に総合力が高いタイプのボクサーファイターです。

対して梅津はガッチリとしたフィジカルを持つファイタータイプのボクサーで、その強打には定評があります。

梅津は一戦ごとに技術の向上が見られるボクサーではありますが、ボクシングをさせれば穴口優位は明白。ただ、それをひっくり返せるだけの度胸とパワーが梅津に備わっていることが、この試合の行方を面白くするカギとなりそうです。

 

順当にいけば穴口の勝利かと思いますが、仮に梅津が勝っても驚きはありません。

これもまた、非常に楽しみな戦いですね。

放送・配信

この興行は、上記試合に加えて4回戦が1試合、8回戦が1試合行われます。4回戦の方は井上尚弥の友人で元Jリーガー、山口聖矢(大橋)のプロデビュー戦。

8回戦は大橋プロモーションと契約したデーブ・アポリナリオ(フィリピン)の日本デビュー戦です。

このフェニックスバトルは、Leminoで無料生配信。

日時は8/30(水)17:30〜とのことです。

アーカイブは同日23:00から見れるそうなので、リアタイ視聴出来ない私は31日に見るかもしれません。。

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