信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】京口紘人の復帰戦と、モンスター・トーナメント開催のDANGAN興行!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

カシメロvsvsンギーチュバが終わり、ジェイソン・マロニーvsビンセントト・アストロラビオを含めた3つの世界タイトル戦も終わりました。

そして迎える週末には、いよいよ世界ライト級4団体統一タイトルマッチ、デビン・ヘイニーvsワシル・ロマチェンコです。

週末に注目すべきはこの試合だけではなく、日本時間で前日に行われるモンスタートーナメントの初戦も要注目ですね。

ということで今回のブログでは、5/20(土)に控える、DANGAN興行のプレビュー記事。

 

5/20(土)DANGAN

京口紘人(ワタナベ)16勝(11KO)1敗

vs

ローランド・ジェイ(フィリピン)17勝(10KO)13敗1分

メインイベントは、元世界2階級制覇王者、京口紘人の復帰戦。

ローランド・ジェイというボクサーについては見たことはあるのでしょうが覚えていませんし、わざわざ映像をチェックする気にもなりませんが、それは戦績をみれば流石に一目で瞭然でしょう。

日本では大橋哲朗(真正)戦、畑中健人(畑中)戦、井上太陽(広島三栄)戦ですでに3度来日、もう手の内もわかっているはず。

この試合の最大の関心事は、京口のパフォーマンスがどうか、というところです。

初黒星、初のKO負け、結婚、そして転級。

 

様々なことが重なった京口紘人は、NEW京口としてかつてないほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、それともさほど変わらないのか、はたまた落ちる可能性もあります。

この試合のみでそれを見極める事は困難ながらも、やはりここは倒して勝って格の違いを見せてほしいものです。

これまで大橋、畑中、井上戦で、このローランド・ジェイは最終ラウンドのゴングを聞いています。京口には、それらのボクサーとも格が違う、という戦いをみせなければいけませんね。

 

バンタム級トーナメント

なのでメインイベントはお世辞にも「楽しみな試合」とは言えません。

その「楽しみな試合」を見せてくれるのはアンダーカードであり、このバンタム級モンスター・トーナメントです。

「モンスター」井上尚弥を冠にしたトーナメント戦は優勝賞金1,000万円、ファイトマネーも破格と非常にメリットの大きなトーナメントだと思います。

出場者は7名、とのことですが、これは絞って7名なのか、それとも7名しか集まらなかったのか。

アンダードッグ的なボクサーがいないことから、前者(絞って7名)なんだと思いたいところですね。

 

今回の出場は6名で、もう1人はシードの堤聖也(角海老宝石)。このトーナメント出場者は、優勝すれば必然的に日本タイトルを奪う事になりますが、一方の堤は優勝してもお金をもらうくらいで、あまり旨味がありません。それでも大きなリスクを背負って、このトーナメントに出場してくれます。それだけ自信があるということなのでしょうが。

 

富施郁哉(ワタナベ)12勝(2KO)2敗

vs

増田陸(帝拳)2勝(2KO)無敗

まず一つ目の戦いは、セミファイナルで行われるこの試合。

この勝者が堤とぶつかるわけですから、事実上の挑戦者決定戦です。

現在日本バンタム級2位という富施は、2017年の全日本新人王。素晴らしいジャバーであり、これまでの敗戦は石井渡士也(REBOOT.IBA)、オーストラリアに乗り込んでダウンを奪う奮闘をみせたサム・グッドマン(オーストラリア)戦のみ。

そしてそんな日本ランカー、富施を狙うのが帝拳ホープの増田陸。

まだプロでは2戦とキャリアが浅いですが、アマでは66戦もしていますね。

プロデビューの2戦はともに初回KO勝ちをしており、どのようなボクシングをするのかすら、まだお披露目できていない状態です。

増田は比較的好戦的なタイプだとは思いますが、富施相手にどこまでグイグイいけるのか。これは増田陸というボクサーが試されますね。

 

石川春樹(RK蒲田)9勝(7KO)4敗

vs

梅津奨利(三谷大和)9勝(7KO)無敗1分

こちらはパンチャー対決、石川vs梅津。

これはスタートからバチバチの打ち合いという展開になりそうで、フルラウンド戦う事はないような気がします。

石川は2021年6月、溝越斗夢(緑)から日本ユース・スーパーバンタム級タイトルを奪いますが、初防衛戦で津川龍也(ミツキ)に敗れて防衛失敗、その敗戦からの再起戦となります。

 

梅津はA級初戦となった前戦でも5RTKO勝利を挙げており、未だ無敗。この前戦は3/20に行われたばかりなので、2ヶ月のスパンでこのリングに上がることになりますが、自信があるのでしょう。

石川は2年半振りくらいのバンタムだと思いますが、これは体重をつくれるのでしょうか。千葉戦で一度棄権、その後キャッチウェイトで戦っている事から、当時ですらバンタムは限界だったということではないでしょうか。

ともあれ、体重を作るというのは最低限のこと。バンタムでの復帰を決めたならば、しっかりとウェイトをつくり、火の出るような好ファイトを期待です。

 

穴口一輝(真正)4勝(2KO)無敗

vs

内構拳斗(横浜光)2勝(1KO)無敗

ともに豊富なアマキャリアを誇り、プロキャリアは数戦。

ただ、このたった4戦でしっかりとしたインパクトを残しているのは明らかに穴口の方です。

穴口はデビュー2戦目でゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)vs村田諒太(帝拳)のアンダーカードで見事なノックアウト勝利を飾っています。

最新の試合では世界挑戦経験者、ジョナサン・タコニン(フィリピン)をシャットアウトして判定勝利。タコニンは拳四朗、山中竜也に続いて日本では3連敗を喫してしまいましたが、決して噛ませ犬ではありません。元世界ランカーをたった4戦目で破った穴口、恐るべしです。

 

離れてよし、近づいてよし、というオールラウンダーなボクサー。

そして対戦相手の内構は、デビュー戦を判定勝利、2戦目は韓国のリングでカシメロvs赤穂のアンダーカードに登場して初回KO勝利を挙げています。

非常にフィジカルの強い好戦的なファイタータイプかな、と思います。何せまだプロで7Rくらいしか戦ってないので、その全貌はまだまだ明らかになっていません。

プロのキャリアでは勿論穴口ですし、穴口のセンスは素人目にみてもわかるもの。

ただ、この内構という横浜光期待のホープの名前は、名だたるボクサーたちのスパーリングパートナーとして非常によく聞くのです。

日本のトップボクサーたちの「練習相手」として腕を磨いているイメージの内構。

これもまた、非常に楽しみな一戦です。

 

会場とすみだボクシング祭り

このDANGAN興行の会場は、墨田区総合体育館。

毎年この時期に開催されるすみだボクシング祭も同時開催で、とにかくそのゲストは豪華of豪華。

今年は(結果的に)全日本人世界王者が集結です。

プロもアマも垣根なく、こういうファン感謝祭的なイベントは良いですね!行ったことないですけど。

 

放送・配信

上記4試合のほかに、8回戦で川満俊輝(三迫)が登場、今回の相手はメルビン・マナンキルというフィリピン人ボクサーです。前戦は当時無敗のシッティサク・シムシー(タイ)でしたが、今回の相手はグッとおとして7勝8敗の負け越しボクサーですね。

8敗もしていますがKO負けは一度もないというボクサーだからこそ、川満にはしっかりと倒しきってほしいです。

 

その他6回戦が1試合、4回戦が4試合となっています。

こちらの配信は、もともとLeminoという話でしたが、5/15(月)現在、Leminoにその情報は載っていません。代わりに5/16(火)になるとBoxingRaiseで無料生配信とのニュースがありました。

開始時間は5/20(土)15:30〜。

ボクシングに特化した非常にニッチなサービスであるBoxingRaiseはわかりますが、Leminoのほうは追っかけ再生くらいはつけてもらいたいものですね。

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