信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

タイソン・フューリーvsオレクサンドル・ウシク、世界ヘビー級4団体王座統一戦が正式発表!!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

タイソン・フューリーvsオレクサンドル・ウシク。

これは夢のような対戦です。

WBA・WBC・IBF・WBO世界ヘビー級王座統一戦、とうとうヘビー級にもUndisputed王者が誕生する瞬間が来ます。

試合は2024年3月までの間に行われる、とされ、さすがに年内というと無理があるだろうから、1月か2月でしょう。

ということで今回のブログは、フューリーvsウシクについて。

 

 

 

 

サウジアラビア・リヤド

世界ヘビー級4団体統一戦

タイソン・フューリー(イギリス)33勝(24KO)無敗1分

vs

オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)21勝(14KO)無敗

www.boxingscene.com

記事では、オレクサンドル・ウシクとタイソン・フューリーは世界ヘビー級4団体統一戦の契約書にサインした、とでており、これは当然のことながら契約を取り交わした、ということです。対戦の合意をし、条件面の折り合いをつけ、その折り合いがついたからこその契約です。

これは嘘のようなニュースにも思えますが、あとはその日程の決定(もう決まっているかも)の発表を待ち、そして当日を迎えるだけの状況です。

ここ最近はこういうビッグマッチの情報は結構小出しに出てきますが、今回は一気に出てきた感じで、いきなりの「SIGNED」というステータスは本当にびっくりですね。

さて、場所はサウジアラビア、「リヤド・シーズン」の中で行われる、とのこと。

 

 

 

リヤド・シーズン

この聞き慣れないリヤド・シーズン(Riyadh Season)というのは、世界最大規模のエンターテイメントイベントだそうです。

サウジアラビアの首都、リヤドで10月〜翌年2月の期間をもって開催される、リヤド・シーズン。このイベントのイニシアティブをとっているのはサウジ政府であり、サウジアラビアが「エンターテイメント産業を大きな柱として打ち立てる」ことを目的として、観光客誘致に乗り出したものだそうです。

そもそもサウジアラビアの観光ビザが解禁されたのが2019年と最近の話であり、この頃から行われているようです。

この効果は凄まじく、サウジアラビアの人口が約3,300万だそうなのですが、このリヤド・シーズンで訪れる観光客はのべ1,000万人以上だとか。

2023年度のリヤド・シーズンは10月の開幕が決定しており、サウジアラビア娯楽庁(GEA)のトゥルキ・アル・シェイク長官がつい先日の9/17に発表したばかりです。

↓リヤド・シーズン開催の報

www.jetro.go.jp

国をあげてインバウンドを呼び込むお祭り、というのは素晴らしいことですね。その中の一つとして、今回の世界ヘビー級タイトルマッチが招聘を受けたようです。

 

 

 

史上初のヘビー級4団体統一戦

数あるボクシング団体において、WBOがメジャー団体として加わり、4団体体制となってから、初のヘビー級統一戦。

正直、この試合は決まらないと思っていました。

ウシクはもちろん4団体統一を望んでいたのでしょうが、問題なのはタイソン・フューリーで、一体何を考えているのか、どのようにキャリアを持っていきたいのかわからない状態が続いていました。

なので、もしヘビー級4団体統一戦が決まるとしても、ウシクの相手はフューリーではなく、新たなヘビー級世界王者ではないか、と思っていたのです。

ところが、今回の発表です。しかも、フューリーのフランシス・ガヌー戦という意味不明な、エキシビジョンにも近い戦いの約1ヶ月前にこの発表。もし、フューリー側がこの発表のタイミングを狙っていたのであれば、はっきり言ってビジネスセンスがありまくりです。

 

 

 

というのも、このお遊びみたいな戦いで、フューリーは万に一つも怪我ができなくなります。相手がボクサーでないとしても、やはりそのパフォーマンスも気になります。

そうなると当然PPVも売れるのでしょうから、フューリーのファイトマネーにもプラスとなるわけですね。

しかもこのガヌー戦はおそらく来年になるであろうウシク戦の宣伝にもなります。

ガヌー戦は、ウシク戦と同じくサウジアラビアのリヤド、それもリヤド・シーズンで行われます。リヤドシーズンがいつまでなのかは定かではありませんが、前半にフューリーvsガヌー、後半にフューリーvsウシクというのはプロモーション的には理にかなっているとも言えますね。

尚、3団体時代、ヘビー級の王座を統一したのはレノックス・ルイス(イギリス)。1999年11月にイベンダー・ホリフィールド(アメリカ)との戦いで3団体王座統一後、WBA王座のみ返上し、2団体統一王者として戦い続けました。

 

 

 

その後、ハシム・ラクマン(アメリカ)に一度は不覚を取るもすぐさまリベンジ、マイク・タイソン(アメリカ)、ビタリ・クリチコ(ウクライナ)を退けて王者のまま引退しています。

ヘビー級王座統一後は、その「先」が見えにくい戦いとも言えます。

今回は両者とも無敗であり、歴史に名を刻む一戦であるとともに、ウシクにしてもフューリーにしてもこの後はもはやモチベーションが保ちづらいことも容易に想像できます。

果たして勝者は、2階級において4団体王座統一という偉業を成し遂げるオレクサンドル・ウシクか、それともその行動はまさにジプシー・キングと呼ぶに相応しいタイソン・フューリーか。

2024年最大のビッグマッチが、あと数ヶ月のうちに起こります。

 

 

 

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