信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

12/23、サウジアラビアでAJとワイルダーが競演!?超豪華興行が実現か!?

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アンソニー・ジョシュア(イギリス)とデオンテイ・ワイルダー(アメリカ)は12月23日に戦う予定です。

ただし、お互いに対戦するわけではありません。

BoxingScene.comは、元ヘビー級タイトリストの一対が同じショーに出演する計画と対戦相手が確定していることを確認しました。複数の情報源によれば、ジョシュアはオット・ワリンとの試合について進行中の交渉中であり、一方、ワイルダーは元WBOヘビー級ベルト保持者のジョセフ・パーカーと対戦することになりそうです。リヤド、サウジアラビアでの開催が予定されています。

↓ソース

www.boxingscene.com

 

 


ということで、サウジアラビアで開催されているリヤドシーズンにおいて、12/23にボクシングのイベントがあるというニュース。

この戦いは、次のヘビー級戦に向けて一つのステップになりそうなマッチアップが並びます。

ということで今回のブログは、12/23に行われる予定のボクシングイベントについて。

リヤドシーズンとは

このリヤド・シーズン(Riyadh Season)というのは、世界最大規模のエンターテイメントイベントだそうです。

サウジアラビアの首都、リヤドで10月〜翌年2月の期間をもって開催される、リヤド・シーズン。このイベントのイニシアティブをとっているのはサウジ政府であり、サウジアラビアが「エンターテイメント産業を大きな柱として打ち立てる」ことを目的として、観光客誘致に乗り出したものだそうです。

そもそもサウジアラビアの観光ビザが解禁されたのが2019年と最近の話であり、この頃から行われているようです。

 

 

 

この効果は凄まじく、サウジアラビアの人口が約3,300万だそうなのですが、このリヤド・シーズンで訪れる観光客はのべ1,000万人以上だとか。

2023年度のリヤド・シーズンは10月に開幕、先日行われたタイソン・フューリーvsフランシス・ガヌーというイベントもこの一環として行われたものです。そして12月にはボクシングのヘビー級イベント、2024年2月に予定と報じられるタイソン・フューリーvsオレクサンドル・ウシクの世界ヘビー級4団体統一戦も、このリヤドシーズンに組み込まれる見通しとなっています。

12月23日はヘビー級の日!

元々この12/23という日程は、フューリーvsウシクのために用意されていた日程だったようです。フューリーvsガヌーの前から、フューリーvsウシクが2月に起こる、と報じるメディアもあったのですが、もしフューリーがガヌーを全くのノーダメージでクリアしていたならば、この日にフューリーvsウシクの開催もあったのかもしれません。

しかし結果としてはフューリーは大苦戦、薄氷の勝利を挙げたことで12月開催には間に合わず、その代わり、というわけではないのかもしれませんが、現在ピックアップされているのは「戦うタイミングを逸したライバル」であるアンソニー・ジョシュアとデオンテイ・ワイルダーの競演です。

 

 

 

アンソニー・ジョシュア(イギリス)vsオット・ワリン(スウェーデン)

ジョシュア(26勝23KO3敗)は言うまでもなくヘビー級のスーパースターです。オレクサンドル・ウシクに連敗後、再起後2連勝していますが、そのパフォーマンスにはかつての勢いは感じられないのが個人的感想です。

対してオット・ワリン(26勝14KO1敗)は、2019年、デオンテイ・ワイルダーと引き分けた後のタイソン・フューリーと戦い、大健闘。序盤にフューリーの瞼を切り裂き、フューリーは大出血の大苦闘、なんとか判定をものにしています。

フューリーを追い詰めたことで評価を上げたワリンは、その後もワイルダーに挑戦経験のあるドミニク・ブリーズェル(アメリカ)、前戦ではかつてウシクと4団体のクルーザー級タイトルを争ったムラト・ガシエフ(ロシア)に勝利しています。

これはジョシュアにとっても非常に危険な戦いに思えますね。

 

 

 

デオンテイ・ワイルダーvsジョセフ・パーカー

ワイルダー(43勝42KO2敗1分)は1年以上のレイオフ。最後に戦ったのは2022年10月であり、これも3分以内に試合を終わらせています。

このロバート・ヘレニウス(フィンランド)戦は、力感のないコンパクトな右でとんでもないノックアウト勝利を飾っているワイルダーですが、そのノックアウトシーンまでは非常に中途半端なアウトボクシングっぽいもの、押されれば吹っ飛ばされるというフィジカルの弱さ(?)が見えました。あれが調整失敗であるならば、まだマシなのですが。

パーカー(32勝22KO2敗)は2022年9月にジョー・ジョイス(イギリス)に挑戦も実らずでしたが、今年に入ってすでに2戦をこなしています。

この元王者はテクニックを持っており、ジョシュアにもKOされなかったことを考えると、ワイルダーにとってかなりの難敵であることが予想されます。

ボクシングをさせれば、パーカーが間違いなく上回るでしょう。あとはいつものごとく、ワイルダーが右を当てる「2秒」をどこで捻出できるのか、が鍵となりますね。

もしワイルダーがスタイルチェンジを画策しているのなら、ワイルダー危うし、と見るのが個人的な所感です。

 

 

 

そのほかの対戦リスト

このAJvsワリン、ワイルダーvsパーカーという戦いの他にも、前戦でオレクサンドル・ウシクに善戦したダニエル・デュボアの復帰戦も計画されているようです。

さらに、前々戦でリオ五輪金メダリスト、トニー・ヨカ(フランス)に初黒星をなすりつけ、大復活を遂げたマーティン・バコール(コンゴ)も登場の予定とのこと。

この二つのヘビー級戦の他にも、ドミトリー・ビボル(ロシア)がリチャード・リベラ(アメリカ)を相手に防衛戦を行う、等のマッチアップが計画されているそうです。

この辺りの情報はまだ「未定」とされており、これらのマッチアップの全てを来週水曜日(11/15、日本時間11/16)にまとめ上げて発表し、その翌日にはタイソン・フューリーvsオレクサンドル・ウシクの記者会見を行いたい、とのこと。

これは非常に楽しみですね。

 

 

 

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