信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

2週間後のvsタパレス、その後をめぐる「イノウエオーディション」とは

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

私が大好きなBoxingScene.comでこの記事が出てから実は数日経っています。

本当はロベイシー・ラミレス(キューバ)の勝利を受けてアップしようと思っていた内容で、ラミレスが負けてしまったので非常に迷惑を被っています。

それでも、個人的にはラファエル・エスピノサ(メキシコ)のパフォーマンスは素晴らしかったし、185cmという飛び抜けた高身長のフェザー級は、ボクサーの個性がなくなっていく傾向にある現代において、非常に貴重な個性であり、才能だと思います。

このエスピノサには伝説を作るほど強くなってほしい。

ラミレスはデビュー戦の負けはなかったことにしても良いが、この敗北は非常に痛い敗北。この敗戦に関しては、たとえリベンジしたとしても消えることのないものかもしれません。

ともあれ、ちょっとまだヘイニーvsプログレイスを見る時間的余裕がないので、BoxingSceneの「Inoue Auditions」という興味深い記事のシェア。

↓BoxingSceneの記事

www.boxingscene.com

 

 

 


「レインメーカー」INOUEのインパクト

井上尚弥vsスティーブン・フルトンの戦いは、両者のファイトマネーを合わせると800万ドルだったと記事では報じられています。

そのうち500万ドルを井上が、そして300万ドルをフルトンが手にしたと。

王者だったフルトンの方がファイトマネーが低いとは何事だー!!とは流石にならないでしょう。王者だったとしてもフルトンよりもPFPファイターである井上尚弥の方がネームバリューも上、結果的には実力的にも上だったわけです。

 

 

 

記事では、「井上はタンクvsガルシア、来年起こるかもしれないカネロvsベナビデスほどの数字を叩き出さないだろう」としているものの、この両者合わせて800万ドルという数字は、破格中の破格であり、我らがルイス・ネリが井上尚弥と戦いたがるのも得心がいくものです。

10年前のドネアvsリゴンドーは両者合わせて200万ドル、イスラエル・バスケスvsラファエル・マルケスは両者合わせて100万ドル強、とのことなので、軽量級でのこのファイトマネーはアメリカでは到底出せない金額です。

イノウエオーディション

さて、ということはこのスーパーバンタム、そしてその後に控えるフェザー級の戦いを考えると、このレインメーカーと言えるイノウエと戦い、巨額を掴み取れるボクサーは一体誰なのか。それが、今回のイノウエオーディションの記事の本質的な部分です。

井上がカネロやタンクと違うのは、突拍子もない対戦相手を選ばないところです。

例えば階級下のチャンピオンをいきなり対戦相手に連れてきて、倒して、ハイサヨナラ、あなたは下の階級に戻ってね、みたいなことをしないのです。

 

 

 

井上尚弥の防衛ロード、そして挑戦ロードは、しっかりと一つ一つのハードルをクリアするが如し。まるでトラック競技のように、自分のレーンをただひたすらにものすごいスピードで走るようなものです。

行きたいところに行く、行きやすい道を選ぶ、そんな道ではありません。

なのでその分、誰が井上の前に立ちはだかるのか、は予想しやすいとも言えますね。

記事で真っ先に名前が出るのはロベイシー・ラミレスなわけですが、ラミレスはここで一歩後退。

逆に急浮上をしたのはラファエル・エスピノサであり、この185cmと163cmの井上尚弥が戦う姿は見てみたい、とも思います。どうかその日まで、このエスピノサにはかつてのナバレッテのように強さを見せつけ続けて欲しいものです。まあ、なんだかんだ打たれ強くはないでしょうから、セバスチャン・フンドラのようにのされる危険性はありますが。

 

 

 

ノミネート

さて、ラファエル・エスピノサは、ある種イノウエオーディションにノミネートした、とも言えると思うのですが、井上尚弥がタパレスに勝利後、来年中くらいはスーパーバンタム級で戦う、という発言があったことを忘れてはいけません。

比較的慎重にウェイトをあげる井上は、周囲が望む望まざるに関わらず、おそらく来年はスーパーバンタムで戦うのでしょう。

ということは、やはりこのオーディションの最初の合格者は、指名挑戦権を持つ我らがルイス・ネリ(メキシコ)、そしてサム・グッドマン(オーストラリア)が適切なのでしょう。もし、ネリとやるのであれば、カネロvsベナビデスのPPVファイトに組み込んでもらい、セミファイナルくらいで出場してくれることを願います。

 

 

 

もし、毎年のように言っている「年3試合」が実現するのであれば、もう1戦の相手は誰になるのでしょうか。ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)には興味を失ってしまったかもしれませんから、やっぱりここは12/16(日本時間12/17)にWBAの挑戦者決定戦を控えるムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)にご登場願いたいところです。

そしてその後に井上が順調にフェザー級に進むのであれば、来年3月に控える世界フェザー級のタイトルマッチは非常に重要な戦いとなってきます。

その頃には、おそらく井上は各団体のトップコンテンダー、もしくはそれに準ずる位置につくことは容易に想像できるので、挑む王座は選びたい放題。

WBAはリー・ウッド(イギリス)が返上した王座をめぐり、2024年3月にオタベク・ホルマトフ(ウズベキスタン)vsレイモンド・フォード(アメリカ)の決定戦を行います。この勝者は、世界初戴冠を果たすとともに、イノウエオーディションの合格通知が届くことになるのかもしれません。

 

 

 

同日に行われるIBF世界フェザー級タイトルマッチでは、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)が挑戦者阿部麗也(KG大和)を迎え撃ちます。もし阿部がここでロペスに勝利し、イノウエオーディションに合格するようであれば、これはまたものすごいこと。

WBCはレイ・バルガス(メキシコ)とブランドン・フィゲロア(アメリカ)。フォスターに敗れてフェザー級に出戻ってきたバルガスは、果たしてフィゲロアのような面倒臭いファイターと戦う気概を持っているのか、否か。そしてもしそこに勝った場合、井上尚弥を迎える準備をするのかどうなのか。これはちょっと怪しいところです。

12/26(火)タパレス戦

もうあと2週間です。みなさんチケットは取れましたか?

私はなんと、取れませんでした!!!!

 

 

 

そもそもデビュー戦からチケットを購入し、チケット争奪戦が始まる前からずっとチームイノウエからちゃんとチケットを買っていた私。ここにきて、連続現地観戦記録が途絶えることとなったのです。

まあ、仕方ないんですけど。

転売とかもめちゃくちゃあるようですが、そんなところからは購入せず、外れた方は大人しくLeminoで見ましょう。個人的には解説が邪魔なので、ESPNで見ると思います。

Leminoは無料で井上vsタパレスを見れますが、有料プランに加入しておくといつでもアーカイブも見放題。現在は井上尚弥特集みたいな感じで動画もいっぱい上がっているのでぜひご覧ください。(無料で見れます)

 

 

 

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そんなわけで、あともう2週間。クリスマスよりもこっちが1,000倍楽しみですね。

 

 

 

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