信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

フルトンvs井上尚弥のインパクトが残したもの。試合後の関連記事をピックアップ。

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まだまだ余韻が冷めやらない。

ということもあるし、(仕事も遊びも)忙しくて時間が取れず、記事をかけない、ということもあります。

それでも何かしらをお届けしたいと思うので、とりあえずフルトンvs井上戦後のボクシングシーンの記事を集めてみました。今回のブログは、その中から、いくつかをピックアップ。

 

 

マーロン・タパレスはアップセットを目指す

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フィリピン人ボクサーというのは非常に不思議なもので、どんなに実力差があろうともリングに上がるまえに「自分が勝つ」ということを信じきれる自信を持っているような気がします。

「負ける」と思ってリングに上がるボクサーはいませんが、「絶対勝てる」という自信(それも特段ロジカルに考えられていないもの)を持ってリングに上がるボクサーもさほど多くはないのではないでしょうか。

あくまでもボクサーがリングに上がる際に考えることは、「絶対勝つ」という意志だと思っています。

 

しかし、タパレスのものは意志ではなく自信、井上尚弥に勝てると心の底から信じ切っている節があります。

単に相手との力量差を図ることができないだけなのか、周りから載せられているのか、それとも単にそういう性格なのか。

ともあれ、この戦いは12月に起こるとのこと。

大橋会長がこの話に乗らないわけはないし、井上のモチベーションも相手にとっては不足があったとしても4団体統一を考えると問題なさそう。

タパレスにはやり手(かつ、日本人には嫌われている)のショーン・ギボンズがついているので、ここは実現されるでしょう。

フルトンは完敗を認めつつも再戦を希望

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フルトンは、ポイントこそ取られていましたが、1〜7Rにわたり、非常によく戦っていました。ディフェンシブだった、と言われればそれはそうなのですが、大きくスタンスを広げ、前足のポジショニングを工夫することで、井上の素早い突進をある程度防ぐという効果はあったように見えます。

「今すぐというわけではないが、いつか再戦を要求したい。」

これは矜持を持つ元王者として当然の要求とも言えます。今回、王者として敵地に赴いて戦い、更に再戦条項もつけませんでした。

破格のファイトマネーを手にしたフルトンが、今度はリベンジを果たしたい、と考えるのは自然のこと。

 

しかしファンの反応は、フルトンのパフォーマンスにがっかりした、という内容のものも多いように思います。初回から井上のスピードについていけず、勝るべきフィジカル面でも負け、クリンチすらも使わせてもらえない。更にアドバンテージのリーチ差はどこへやら、の完敗。

ということで、少なくとも今現在の再戦では誰も相手にしてくれないでしょうから、フルトンがフェザー級で失地を回復してくれることをただ願うばかりです。

フルトンvs井上のアフターソーツ

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一つの試合が終わったあと、世界中でこんなにも多くのことが語られるというのは、日本ボクシング界においては非常に稀、というか前代未聞でしょう。

その中でも、このクリス・ロルド氏の記事は大変興味深い内容です。

氏は記事の中でメイウェザーvsコラレス、ロイ・ジョーンズJr.vsジェームズ・トニーを彷彿とさせるパフォーマンスだと語っています。

そしてさらに、記事の中ではジョーンズやレナードと同等の才能と語り、PFPを飛び越えてオールタイム・ベストで名前が出てくるような、世代を超えた本物の才能だと書いてくれています。

「9年」

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これも非常に興味深い記事でした。

井上尚弥、テレンス・クロフォードとかけて、9年ととく。その心は?

それはつまり、ともに世界王者となってから9年が過ぎたころ、です。

本気の本気で、クロフォードと遜色なく同列に扱われている井上尚弥という奇跡の存在。

世界タイトルショットの戦績だけでいうと、井上が18勝(16KO)、クロフォードが17勝(14KO)。

そしてこと両者の「レジュメ」(=戦歴)について言及されると、二人のボクサーに否定的な声を上げます。

このPFPファイターたちに「否定的な声」を上げているファン(というよりもアンチ)たちを黙らせるのが井上にとってのフルトン戦であり、クロフォードにとってはスペンス戦なのです。

2014年、ときを同じくして世界初タイトルを獲得した井上、クロフォードは、この7月の終わり、互いのダンスパートナーを通してPFPトップを争うのかもしれません。

 

これは真剣なニュースなのか

最後に取り上げておくのは眉唾、というかファンタジーの内容です。

井上にあてがうラスボスとして、ジャーボンタ「タンク」デービスを目指してやりたい、ということを発言した大橋会長でしたが(これはボクシングファンには歓迎されていないようですね。)言うだけならただ、何度でも言えば良いと思います。

しかし、それを一瞬で超えてしまったのがかつてマニー・パッキャオを指導していたフレディ・ローチ。

ローチはなんと「井上vsパッキャオ」の可能性について言及しているのです。

これは流石にキツい。

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パッキャオは既に引退しており、今年で44歳、更に直近の試合はウェルター級です。

これは流石に実現は不可能だと思いますが、それでも「135lbsあたりでどうだ」ということなので、ローチはこの試合が本当に実現してほしい、と思っているのでしょう。

井上尚弥vsタンク・デービスなんてかわいく見える、井上尚弥vsマニー・パッキャオ。

ここまでいかなくとも、スーパーバンタム級で既に蹂躙が目に見えてしまった井上には来年か再来年にはフェザーへあげて、その後スーパーフェザー級くらいまでいってほしいな、と思ってしまいますね。

 

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