信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

北米Amazon、第三弾PPVファイト。タンクvsマーティンにベナビデスvsグヴォジクが追加か。

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Amazonという巨大な企業は、どこの国でもトップを求めているのでしょう。

Amazon Prime Videoが手がけるボクシングは、日本では帝拳プロモーションと組んでの「LIVE BOXING」、そしてボクシングの中心地である北米ではアル・ヘイモンと組んでPBCファイトをShowtimeから引き継ぎ、放映を始めます。

結局北米AmazonはPPVファイトのような大興行しかやらないのではないか、とも思っているのですが、当初の発表ではShowtimeでやっていたようなNext Generation、その他のPBCファイトもやるといっていましたよね。一体全体どうなっているのやら。

ともあれ、PPVファイトはきっとWOWOWが放映してくれる日本は恵まれています。

さて、ということで今回は、初回放送を間近に控えたAmazon Prime presents Premier Boxing Champions、その第二弾PPV興行について。

 

 

 

 

日程は6/15(日本時間6/16)!メインはタンク・デービス!

日程については6/15(日本時間6/16)という発表がされており、そのメインイベントにはPPVファイトでお馴染み、ジャーボンタ「タンク」デービス(アメリカ)が抜擢されています。

そしてこのタンクの相手が、フランク・マーティン(アメリカ)だというのはこのAmazon Prime興行に相応しいメインイベントだと思います。

29勝(27KO)無敗のタンク、そして18勝(12KO)無敗のマーティン。

KO決着必至、という対決は、同階級のシャクール・スティーブンソン(アメリカ)vsエドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ共和国)のような超凡戦に絶対にならない、というところが非常に魅力的なカードです。

本来であれば、WBC世界ライト級王座決定戦でシャクールと戦うはずだったマーティン、確か報酬に不満があってその対戦を蹴った、とのことでしたが、ここでビッグチャンスを掴みましたね。

 

 

 

タンクはPPVの売れっ子なので、その恩恵は対戦相手にも及びます。

もしあそこでシャクールと戦って負けようものなら、マーティンにこのチャンスは巡って来なかったかもしれない、とも考えると、長期的に見ると(おそらく評価を落としてしまう)シャクール戦よりもこちらの方が十二分に魅力的。タンクに倒されたとしても、評価が急降下しそうにはない、ということもこの試合を受ける十分な理由にもなるはずです。

群雄割拠のライト級戦線において、報酬面では一人勝ち状態のジャーボンタ・デービス。

願わくばもう少し、リング登場の頻度を上げてもらいたいものです。

↓ライト級は次から次へと注目ファイターが。

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

ダブルヘッダーの発表!

さて、ビッグファイトをモリモリぶちこんでくるAmazon、今回は「ダブルヘッダー」という発表です。でもぶっちゃけもう一つ二つ、世界タイトルマッチやそれに準じる試合が組まれても全く不思議はありません。

ということで「まずは」組み込まれた試合というのが、デビッド・ベナビデス(アメリカ)vsオレクサンドル・グヴォジク(ウクライナ)。

元WBC世界ライトヘビー級王者のグヴォジクは、2019年に当時IBF王者だったアルツール・ベテルビエフ(熊)と対戦、10RTKO負けで初黒星を喫しています。

しかしこの試合はスーパーハイレベルな技術戦&パワーパンチャー同士の戦いで、ライトヘビー級という重量級にも関わらず大味なところがなく、現代ボクシングの粋を集めたような試合でした。

 

 

 

この初黒星を契機としてさっさと引退してしまったグヴォジクですが、2023年に突如復帰。

復帰後の試合を見ていないのでなんとも言えませんが、3連勝、再起戦こそ6Rの判定勝利ですが、その後は2連続KO勝利で2023年を締め括っています。

36歳となったグヴォジクの戦績は、20勝(16KO)1敗というもので、もしまだグヴォジクが(ブランクにも関わらず)かつての力を有しているのであれば、勢いのあるデビッド・ベナビデスであってもかなり難しい試合になりますね。

ベナビデスは27歳という若さで28勝(24KO)無敗、打倒カネロの最右翼。

カネロとの対戦は多くのファンが望むところでありますが、カネロには全くその気はなく、何せスーパーミドル級で何度も軽量失格しているベナビデスにとっては、ライトヘビー級進出は当然と言えば当然の出来事です。

負けてもいないのに3度もWBC世界スーパーミドル級王座(暫定含む)を獲得したという謎の経歴を持ち、特に前戦のデメトリアス・アンドラーデ(アメリカ)戦は圧巻、非常に評価を高めているヒスパニック系アメリカ人です。

 

 

 

当然この試合はベナビデスがAサイド、ということになるのですが、初の(※契約ウェイトとしては、ですけど)ライトヘビー級戦となるベナビデスが、グヴォジクを選んだというのは非常に強気なことだと思います。

このまま進んで、もしもベテルビエフvsビボルの勝者に挑戦、なんてことになったらほんとにちびりますね。

いずれにしろ、このデービスvsマーティン、ベナビデスvsグヴォジク、etcのPPVはまた売れそうです。

北米Amazon Primeに期待、というかお願い

今回のニュース記事はこちら↓

https://www.boxingscene.com/david-benavidez-nearly-set-join-gervonta-davis-on-ppv-doubleheader--182276

 

 

 

この記事には、かねてから対戦噂のあったベナビデスvsグヴォジクがデービスvsマーティンの共同メイン(co-main)、日本で言うとセミファイナルに組み込まれることが書いてありますが、記事後半にも興味深い内容が。

それは元Showtime Sportsの社長、スティーブン・エスピノサ氏(現在はPBCのコンサルタントのようです)が語ったことで、今後、Amazon Prime video加入者が無料で見られる「非PPV」のファイトの発表が近日中にある、と言うことです。

現在発表されているAmazon(PBC)のPPVファイトは、前述のチューvsフンドラを第一回目として、シンコ・デ・マヨのカネロvsムンギア、そして6月のタンク・デービスvsフランク・マーティン。

これと合わせて、12-14の興行を予定しているとのことで、この数はPPVファイトと非PPVファイトを合わせた数とのことです。

そんなわけで、Showtime時代とだいたい同数くらいの興行は放映されそうなAmazon Prime VideoのPBCファイト。

今後の北米Amazonに期待、非PPVファイトは日本でも放映してくれるとありがたいですが、難しいですかね。

 

 

 

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