信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

1年を振り返る。2024年初頭、決まって欲しかったマッチアップと、その答え合わせ。

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2024年のボクシング興行もほぼ終わりです。

本来であれば12/24(火)にLeminoボクシング、そして12/31(火)にLife Time Boxing、それぞれ日本を代表するボクサーである井上尚弥と井岡一翔が登場する予定でした。

しかしサム・グッドマンの負傷により井上尚弥vsグッドマンの世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチは1ヶ月延期、2024年の残りの国内ファイトはフェルナンド・マルティネスvs井岡一翔、およびそのアンダーカードを残すのみとなりました。

今年もあっという間の1年でしたが、さてさて皆さんにはどういう1年だったでしょうか。

そろそろ1年を振り返る記事を書いていく時期、ということで今回は「年初、見たいと思った試合は実現したのか?」というテーマで書いていきます。

 

 

 

2024年初頭に「見たい」と思っていた試合について

さて、なぜこんな記事を書こうかと思ったのか、というと、下記のような記事を残していたからです。

↓今年実現してほしい試合6選

boxingcafe.hatenablog.com

なぜ6選なのか、というと多分書いていた当時に思い浮かばなかっただけだと思います。が、当時の偽らざる心境だと思うので、ぜひ上記記事を読んでみてください。

見たいと思っていた試合

  1. ファン・フランシス・エストラーダvs井岡一翔
  2. デビン・ヘイニーvsサブリエル・マティアス
  3. エロール・スペンスJr.vsジャロン・エニス
  4. ジャーメル・チャーロvsティム・チュー
  5. サウル・アルバレスvsデビッド・ベナビデス
  6. アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル

どうでしょうか。(笑)とつけたくなるような試合も混じってはいますが、当時はそう思っていたのです。

 

 

 

エストラーダvs井岡

こちらは交渉ステータスに乗っていたものの、エストラーダはバムを選び、そして井岡はマルティネスに敗北してしまいました。

もしかすると井岡が勝利していれば、たとえエストラーダがバムに負けても可能性はあったのかもしれませんし、結局エストラーダがバンタム級へ転級したことによりもはやその線もなかったのかもしれません。

今後、エストラーダvs井岡が組まれる可能性はほぼゼロにちかい、と言って良いでしょう。やっぱりボクシングのマッチメイクというのは巡り合わせですね。

 

 

 

ヘイニーvsマティアス

当時スーパーライト級最高のホコタテ対決と思っていましたが、マティアスは伏兵リアム・パロに攻略され、ヘイニーはPEDガルシアに敗れ(公式はNC)、実現の兆しすら見せなかったこのマッチアップ。

その後マティアスは復帰しており、非常に魅力的なスタイルを持っているので、今後も注目のボクサーでしょう。

ヘイニーは復帰が気になりますね。最近はガルシアに訴えられたりと散々で、復帰後は以前よりも大きな声援を手に入れられるはずなので頑張ってもらいたい。

 

 

 

スペンスvsエニス

書いた当時は本気でそう思っていたのです。今でもどうかなーと思えば、見たいと言えば見たい。しかし、スペンスはクロフォード戦後リングに上がっておらず、もう世の中の流れに置いて行かれている感じが強い。

エニスはオルティスとの一戦が取り沙汰されるもなくなり、結局あなたはどうしたいんですか状態。エニスにライバルが必要なのは相変わらずで、今はテオフィモ・ロペスがエニス戦を目指しているようです。

トップランクのテオフィモ、マッチルームのエニス、一昨年くらいなら「どうせ決まらない」と思っていましたが、今の状況は「クロス・プロモーション」が当たり前。この交渉ぐらいは上手くいくと良いな、と思いますし、とにかくエニスには強豪と戦ってもらいたい。そうでなければ、未来のP4Pと言われる説得力がありません。

 

 

 

チャーロvsチュー

はて、ジャーメル・チャーロ。。。(笑)

長くチューを待たせたチャーロは、結局スーパーウェルター級の王座を剥奪されています。最後にリングに上がったのは2023年9月のカネロ戦であり、そこからの音沙汰は無し。スーパーウェルター級で戦ったのはその前年の2022年5月の話ですから、もう2年半以上、この階級では戦っていないことになります。

もはや、忘れ去られてしまいそう、というか、忘れられているでしょう。

最近ではジャレット・ハード、ヘスス・ラモスあたりが彼の名前を出していますが、果たしてどれほどの興味・関心を呼ぶのでしょうか。

いずれにしろ、チューも2024年はなんと2連敗というとんでもない年になってしまったから、この試合をやる意味は皆無。

チャーロはもはやどうでも良いですが、ティム・チューには2025年の捲土重来を期待したい。

 

 

 

カネロvsベナビデス

大変に期待されたこの戦いですが、もはやこの灯火は消えてしまったのでしょう。

カネロはベナビデスに全く興味を示さず、フラれたベナビデスはライトヘビー級へ。無理やり作られたようなWBC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦に勝利して世界2階級制覇、次戦ではWBA世界ライトヘビー級レギュラー王者のデビッド・モレルとの戦いが決まっています。

正直に言えば、もうカネロvsベナビデスよりもこのベナビデスvsモレルの方が大変に興味深い。

カネロはもう危険なファイトからは卒業し、おそらく勝てるであろう、さらにネームバリューのある相手との戦いに残りの競技人生を費やすのだろう、と思います。それはそれで、これまで築いてきたからこそできることであるから、たとえば今現在年金を受け取る「過去若者だった方々」と同じムーブ、批判をする人はいるのでしょうがそれは功績の一つ。

そう、カネロのこれからの戦いは年金と同様にとらえれば良いし、願わくばそのアンダーカードで素晴らしいボクサーを登場させてもらいたいものです。

ベナビデスvsモレルは日本時間で2/2(日)。これは非常に楽しみです。

 

 

 

ベテルビエフvsビボル

自分の書いたブログで、最後に「この中で1つか2つはみたい」と書いていました。だから1つでも見れてよかった。

2024年1月5日、待望されてはいたもののその姿形は見えなかったこのビッグマッチ。

この1ヶ月後の2月4日をもって正式発表となり、最初の日程は2024年6月1日というものでした。

その後、ベテルビエフの怪我による延期を挟み、10月に開催。結果はご存知の通り、互角の戦いの上でベテルビエフが初の判定勝利を得る、という内容で、来年2月にダイレクトリマッチが決定しています。

もしここでビボルが勝てばラバーマッチがあり、それでこの戦いは終わり、年齢的なものを考えるとベテルビエフはそれで引退でもおかしくはないでしょう。兎にも角にも、タイミング的にはギリギリだったかもしれませんが、この戦いを見れて本当に良かった。

そして、この再戦は非常に楽しみなものでもあります。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

↓2/22のリヤドシーズンは過去最高のマッチアップ

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

2025年は、いったいどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

そのあたりは2025年の初頭にでも考えてみたいと思います。

 


 

 

 

 

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