信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

2024年、見たいマッチアップは何ですか?信太的、今年実現してほしい試合6選!!

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1年間、という期間はあっという間に過ぎるようでもあり、また長くもあります。

「ボクサー」を考えると年間でこなせる試合の数はさほど多くなく、トップファイターともなれば1試合から多くて3試合、というのが通例でしょう。

さて、私たちの応援しているボクサーたちは2024年をいったいどのように戦うのでしょうか。

今回のブログは、特に何の噂があるわけでもない、という戦いを含めて、あくまでも個人的に2024年に見てみたい戦いをピックアップしていきます。

 

 

 

スーパーフライ級

ファン・フランシス・エストラーダvs井岡一翔

これは井岡本人が熱望しているビッグマッチであり、この階級で抜きん出た実績を残している両者だからこそ待望されるビッグマッチです。

「レガシーファイト」となりえるこの戦いへの関心は、日本人ならずとも高いようで、井岡が大晦日に戦った後、RingやBoxingsceneのサイトでもこの戦いを井岡が熱望していることはちゃんとニュースとなっています。

井岡が「次に決まらなければこの戦いはない」と語っていますが、次に決まらなくともまだまだチャンスはあるのではないか、とも思います。しかし、井岡にとってはこの待ち人をずっと待ち続けるわけにいかないというのも事実だし、どうもエストラーダ陣営からは「日本なら稼げる」という頭があり、足元を見られているような気がしないでもありません。

 

 

 

井岡一翔vsホスベル・ペレス戦はABEMAの格闘技番組の中でも2023年最大の視聴数を誇った、という記事も見たし、海外サイトでも井岡の素晴らしいノックアウトは報じられています。そしてABEMAとしても井岡のバックアップを約束、ということは、おそらくエストラーダの思惑通りに釣り上げられた報酬を提示してでもこの試合を引っ張ってくるのかもしれません。もしかすると、アメリカ開催で譲歩したとしても。

とにかく、ペレス戦を挟み、エストラーダ戦の可能性は随分と上がったのではないか、と思います。

2024年のこの「Super Fly」が実現することを切に願うのみですね。

 

 

 

スーパーライト級

デビン・ヘイニーvsサブリエル・マティアス

レジス・プログレイスを相手に「ヘイニーのボクシング」を貫き通し、圧倒的な勝利を飾ったデビン・ヘイニー。

何かと批判されがちなそのボクシングは、階級を上げて力強さを増したようにも思います。え?気のせい??

ともあれ、以前に比べて心なしか攻撃的になってきたように感じるヘイニーにぶつけたいのは、攻撃力特化型のスーパーライト、サブリエル・マティアス。

99%の確率でヘイニーにアウトボックスされるのがオチ、と感じたそこのあなた、それはもちろんその通りです。

しかし驚異的な回復力を誇るマティアスが、もしかすると一発当てるかもしれません。

 

 

 

そしてその一発というのは、驚異的な打たれ弱さを持つかもしれないヘイニーにとって、取り返すことができない一発となるやもしれません。

ヘイニーがマティアスを警戒し過ぎると、さながらシャクールvsデ・ロス・サントス戦、いやそれ以上の至極つまらない試合になれ果てる可能性もあります。マティアスは耐えて耐えての後半勝負が常ですが、結局後半になってもヘイニーを捕まえられない可能性は非常に大きいからです。

ヘイニーが距離を置いてジャブを打ちまくる12Rになるかもしれませんし、どこかでヘイニーが調子に乗って出て行った時に「まさか」が起こるかもしれません。

こういう痺れる試合を見たい。最近のボクシング界では忘れられた「個性」というものが見れる戦いになるかもしれません。

 

 

 

ウェルター級

エロール・スペンスJrvsジャロン・エニス

エニスはマリオ・バリオスと戦いたいらしい。これは良いマッチアップで、ヨルデニス・ウガスを破って評価を高めたバリオスは、エニスにとって格好の相手でしょう。

ただ、ここは難なく勝利してほしい、というのが個人的な意見であり、スペンスこそエニスの相手に相応しいものだと思います。

私が知りたいのは、エロール・スペンスJrの現在の立ち位置です。

果たしてクロフォード戦で見せた姿というのは、すでにピークを過ぎた姿なのか、そうでないのか。

もし、エニスがスペンスを一蹴するようなことがあれば、打倒クロフォードの一番手として名乗りをあげ、まだまだクロフォードのキャリアも楽しめそうな予感がします。

もし、エニスがスペンスと良い勝負をするか負けるとするならば、もうクロフォードは3階級を一気に上げてカネロ戦、とかしかないのかもしれません。

 

 

 

いずれにしろ、非常に扱いにくいのはPFPキング、テレンス・クロフォード。

結局衰えを知らないこのボクサーは、その才能とプライムタイムをボクシング界が持て余し、本来得られるであろう報酬も、評価も、そのマッチメイクのせいで削られてしまうのかもしれません。

クロフォードに、ワクワクするような試合でリングに立ってほしい。

そのためには、ジャロン・エニスというライバルが必要だと思うので、2024年はスペンスと戦ってほしい、と思うのです。

スーパーウェルター級

ジャーメル・チャーロvsティム・チュー

いやもうさっさとやれよ。と思い続けて幾年月。

ロシアの血が入っていようとも、ティム・チューは歴としたオセアニアのボクサーであり、日本人にとっては隣人とも言えるボクサーです。

さらに、チューのボクシングは、フィジカル頼りの非常にシンプルなストロングスタイルであり、体の固さも含めて日本人にも真似ができるボクシングなのではないか、と思っています。

なのでチューがこの階級で4団体統一を果たすことができるのであれば、未来、日本人にも大いに可能性があると思ってしまいます。

私のチューのイメージは、村田諒太を少し洗練させたようなスタイル、です。

 

 

 

チューにあって村田にないもの、というのはコンビネーションであり、単発で力みのあった村田よりも、より現代ボクシングを取り入れているのがチューというイメージ。

もちろん恵まれた体躯の他に、タフネス、強靭なフィジカルと強いハート、強いパンチ、ボクサーとしてというよりも武道家や格闘家といった才能が求められる、なかなか稀有なボクシング。

ただ、村田諒太が純粋な日本人だった、ということを考えると、今後、そのようなボクサーが出てこないことはありません。

中量級での4団体統一は夢のまた夢、ただ、日本人の体格というのも以前に比べて良くなってはきているので、死ぬまでには日本人ボクサーによる王座統一を見たい。

チューの4団体統一というのは、その足がかりになるかもしれません。

スーパーミドル級

サウル・アルバレスvsデビッド・ベナビデス

いよいよ機は熟しました。2022年、カレブ・プラント、そしてデメトリアス・アンドラーデという強敵二人を撃破したベナビデス、過去の体重超過は若気の至りということで置いておいて、ドラッグテストはお互い様ということにすれば、現在のボクシング界で最高のビッグファイトになるのではないでしょうか。

カネロはほぼ間違いなく下降線を辿っている、ともいえ、ベナビデスはプライムタイムにきているかもしれません(もっと上がる可能性はあるが)。

カネロもパワーはありますが、この試合だけを見れば「技」のカネロと「力」のベナビデス、という構図。スーパーミドル級では何だかんだ無双しているカネロにとって、この戦いは超がつくほど危険な戦いであり、もしかするとメキシカン・スーパースターのバトンタッチの瞬間が訪れるのかもしれません。

もしくは、いつしか老練となったカネロがベナビデスの若さを突く、ということも起こり得るのかもしれません。

これはシンコ・デ・マヨ(5月興行)とは言いませんが、独立記念日(9月興行)には起こってほしい戦いですね。

 

 

 

ライトヘビー級

アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボル

望まれ続けるライトヘビー級のビッグマッチは、未だ日の目を見ません。

この戦いが取り沙汰されてから、もう何年が経ったのでしょうか。

相変わらずベテルビエフは全勝全KOを続け、ビボルは安定的なボクシングを繰り返す。

おそらく、あの試合の前まではベテルビエフの方が評価が高かったのではないでしょうか。おそらくビボルの技巧を持ってしても、結局はベテルビエフの一撃が試合を終わらせるのだろう、と。

あの試合というのは言うまでもなく、カネロ戦です。

そこから評価が逆転したように感じるのは、やはりビボルがカネロのパワーを物ともせず、随所で打ち込み、ぐうの音も出ないほどの完勝をして見せたからです。

 

 

 

とはいえ、カネロはスーパーミドル級の王者。もっといえば、ウェルター級上がりのボクサーです。ベテルビエフのパワーを同様にかわせるか、と言うとそうは思いません。

ここは今年こそ白黒はっきりつけるべき戦いであり、両者もそれを望んでいるはず。

1985年1月生まれのベテルビエフにとっては、来年は40歳という節目を迎える年。

流石にもう残された時間は少ないと見て良いでしょう。

なのでこの戦いは、少なくともベテルビエフが30代に留まっている時、つまりは2024年に起こるべき戦いです。

おそらくこれは金の問題、両者に十分なファイトマネーを支払えるプロモーターがいないのでは、と感じるのですが、ここをサウジアラビアの石油王たちが解決してくれるのではないかと思っています。

なので目指すは2024年の秋から始まるリヤド・シーズン、その前半の目玉興行として開催されるべきなのです。具体的には2024年の10月、遠くサウジアラビアという中立国で、この二人がかつてないほどの戦いを見せてくれることを切に願います。

そんなわけで、超個人的観点から見てみたい試合をピックアップ。

今年も多くの戦いが開催されるのでしょうが、このうちの1つか2つはみたいものです。

 

 

 

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