1月の国内ボクシング注目試合、結果!!
まずは大注目試合としてピックアップした国内試合はこちら↓
1月は年始があるため、いつも興行は少なめです!今回ピックアップしたのは、好試合が期待される4試合でした!
1/18 後楽園ホール OPBF ミドル級タイトルマッチ
細川チャーリー忍(金子)OPBFミドル級王者
対
竹迫司登(ワールドスポーツ)日本ミドル級王者
結果:竹迫司登の12R判定勝利
初回から最終回まで、全体的に竹迫のペースですすみました。強打者同士の対戦で、竹迫はクリーンヒットも多々ありましたが、細川を倒すには至らず。細川、思ったよりタフでした。
竹迫は強打だけでなく、ボクシングも上手く、ほぼフルマークの判定勝利。
ただ、この階級では、日本でどんなに突出しても、世界の壁は厚い階級です。
是非、同門の井上岳志とともに、アメリカでの勝負を見てみたいものです!
同日 後楽園ホール WBO-AP Sウェルター級タイトルマッチ
井上岳志(ワールドスポーツ)WBO-AP Sウェルター級王者、世界ランカー
対
結果:井上岳志の2R終了TKO勝利
世界再挑戦を目指す井上岳志、WBOアジア・パシフィック王座の初防衛戦!長身サウスポーのチェン・スーを迎えました。長身サウスポーというやりづらい相手でしたが、必要以上に距離を詰めることなく、中間距離からストレートを打ち込む井上。1R終了間際にダウンを奪う。
2Rにも再び右ストレートでダウンを奪い、この回終了後にチェンが棄権。
井上、圧勝!強い!!
井上のスタイルチェンジが見事にはまった一戦。世界挑戦のムンギア戦で、評価の高いチャンピオンを持ち前のフィジカルを活かして大いに苦しめた井上。プラスアルファとして、中間距離での闘いがフィットしてきている感じがしますね!
新たな武器を磨いて磨いて、目指すは世界再挑戦!期待しています!
1/28 後楽園ホール GOD'S LEFT バンタム級トーナメント決勝
中嶋一輝(大橋) 日本バンタム級7位
対
堤聖也(角海老宝石)日本Sフライ級19位
結果:ドロー(1-0)
8勝(7KO)無敗の中嶋と、5勝(4KO)無敗の堤の注目のホープ対決!
このトーナメントの準々決勝、準決勝の勝ちっぷりをみると、中嶋優位は動きませんが。。。
果たして試合は、後ろ荷重でどっしりと構えて、カウンター狙いの中嶋!徹底的に動いて、スピードで翻弄し、コンビネーションを叩き込もうとする堤!という構図。
初回から最終回まで、ヒリヒリとした緊張感のある、素晴らしい8ラウンズ!
堤の方が、先に仕掛け、ガードも良好ですが、主導権を握るまでは至らない。中嶋も動き回る堤を捉えきれないまでも、打ち終わりにパンチを返す。
6回には堤の右フックで中嶋が目の上をカットしたこともあり、若干堤優勢か、と思いましたが、結果はドロー。
勝利した中嶋には、笑顔なし。
勝ったと思っていないのか、それとも倒せなかった、追いきれなかったのが不満なのか。
いずれにしろ、中嶋、堤ともに高いポテンシャルを示し、今後に大きな期待をいただかせる内容となったっ今回のGOD'S LEFTバンタム級トーナメント!ふたりの今後の活躍に期待しつつ、またタイトル戦で再戦となったら盛り上がりますね!!
WBO女子世界ミニマム級王座決定戦
対
結果:ドロー(1-1)
GOD'S LEFTバンタム級トーナメント決勝と同日に行われたセミファイナル。両者ともに気合の入った好ファイト、前半は一進一退の攻防を繰り返し、中盤がやや多田、終盤に宮尾かな?アツい試合は判定にもつれこみ、三者三様のドロー。王座決定戦でしたが、チャンピオンが生まれないという結果になりました。
個人的には、宮尾の右スイングの印象が強かったですかね。。。
ちなみにこの日は前座の4回戦でもドローがあり、合計3試合がドロー。まあ、仕方がないんでしょうけど、王座決定戦とか、トーナメントの決勝戦でドローっていうのはなんだかすっきりしないですね。新人王戦の時とかも。
と、いうことで1月に行われた注目試合の結果報告でした!
今回はとくに井上岳志の強さと、中嶋vs堤の名勝負が記憶に残りました!
また2月にどんな素晴らしい闘いが繰り広げられるのか、楽しみです!(^^)!