信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】3/12ウッドvsコンラン、英国注目のフェザー級戦!そしてパナマでも注目興行が。

今週末のボクシング興行はやや落ち着いています。

アメリカで注目すべき興行がないから、ですね。

とはいえ、世界的に見れば何かしら注目興行がある、というのがボクシングの良いところ。今週末も世界各地でボクシング興行が行われる中、私がピックアップしたのはイギリスでのDAZN配信興行と、日本でも少しだけ話題になりそうなパナマでの興行。

ということで今回は、ウッドvsコンランのWBAレギュラー世界フェザー級タイトルマッチをメインに据えたDAZN興行と、ジェスレル・コラレス、アンセルモ・モレノ、そしてリボリオ・ソリスと我々が知りうる限りのパナマのメジャーボクサーが登場するパナマのボクシング興行のプレビュー記事です。

 

3/12(日本時間3/13)イギリス・ノッティンガム

WBAレギュラー世界フェザー級タイトルマッチ

リー・ウッド(イギリス)25勝(15KO)2敗

vs

マイケル・コンラン(アイルランド)16勝(8KO)無敗

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オッズはかなり拮抗しているようです。

苦労人、リー・ウッドは前戦、中国人王者のシュ・ツァンを攻略し、12RTKO勝利で世界初戴冠を果たしました。

非常に手数の多いプレッシャーファイターであるツァンが優位かと思っていましたが、ウッドのジャブ、ステップワークによりツァンは近づくことを許されず、最終回まで打ちまくられました。

ウッドは鋭いジャブをツァンが動く直前に入れ、動き、常に先手を取っていたイメージで、近づかれればクリンチ、と非常にうまく戦いましたね。

2011年にプロデビューし、大事なところで星を落としてきた経験もあるウッドですが、世界タイトルは初挑戦で初戴冠、非常に立派なものです。

 

戴冠時32歳だったウッドは33歳に。ただ、どちらかというとウッドの技巧は距離の測り方等、経験に裏打ちされたものなので、年齢は不利には働かないでしょう。

対戦相手の良さを消す、そんな技巧を有するウッドが、アイルランドの人気者でツータイム・オリンピアンのマイケル・コンランを、地元ノッティンガムに迎えます。

コンランはアマ時代から有名なボクサーで、ロンドン五輪ではフライ級で銅メダルを獲得。その後、世界選手権や地域大会では金メダルを獲得するという実績を残し、2016年のリオ五輪に出場。

疑惑の判定が続出したこのリオ五輪(ロンドンもですが)で、判定に納得がいかず中指を立てて話題になったコンランは、リオを最後にアマチュアボクシングを引退、プロ転向。

これまでにイギリスのほか、アメリカのリングにも立っていることもあり、世界的な知名度はコンランのほうが上かもしれません。

 

ちなみに、2019年12月にはニューヨークのMSGのリングに立ち、リオ五輪で敗れた(キレて中指を立てて物議を醸した際の相手である)ウラディミール・ニキチン(ロシア)をほぼフルマークの判定で破っています。

コンランは前戦で同国人のTJドヘニーとWBA世界フェザー級暫定王座決定戦を争い勝利、しかしWBAの王座削減政策により指名挑戦者へ格下げ、今回の一戦を迎えることになりました。

さて、ウッドとコンラン、どちらも「技巧派」といって差し支えないボクサーだと思いますが、あまり派手さはありません。特にウッドは。

手足のスピードはコンランの方があるように思え、ウッドはコンランよりも小さい動きでボクシングをするので、省エネのような気がします。

 

純粋に両者のスペックを比べた場合、私はわずかにコンランが上回るのではないか、と思ってはいるのですが、プロでのキャリアを考えると、ウッドのほうが骨太の相手と対戦しており、そのあたりも対応力という形で表れてくるかもしれません。

試合内容がおもしろくなるかは保障できませんが、どちらが勝つかわからない、そんなおもしろさはあると思います。

接戦になるんじゃないか、と思っていますが、そんな時に限ってどちらかの一方的な展開になり得るからこそ、ボクシングは面白い。

 

放送・配信

この一戦は、DAZNで生配信です。日時は日本時間3/13(日)AM4:00~。メインはAM7:00くらいからだと思います。

アンダーカードでは、前WBC世界女子スーパーフェザー級王者、テリ・ハーパー(イギリス)が復帰戦に臨みます。

その他、無敗のプロスペクト、ゲイリー・カリー(アイルランド)が元IBF世界ライト級王者、ミゲール・バスケス(メキシコ)をとの一戦もありますね。バスケスも王座を随分経ちますが、完全にプロスペクトたちの食い物にされている感があって寂しいものです。ただ、ボクシングにはこういう役回りも必要なのかもしれません。

↓DAZNはこちらから

DAZN

 

3/12(日本時間3/13)パナマ

そして同日、パナマでも我々日本のボクシングファンにとっての注目興行があるようです。来日経験のあるジェスレル・コラレス、アンセルモ・モレノ、そしてリボリオ・ソリスが一同に会してこの日に登場。

来日した時から比べ、どの程度の力を有しているかはなんともわからないですが、頑張ってもらいたいものです。

ライト級10回戦

ジェスレル・コラレス(パナマ)25勝(10KO)4敗

vs

ミゲル・マドゥエノ(メキシコ)27勝(25KO)無敗

WBAのエリミネーター、という情報もあるこの一戦。内山高志からタイトルを奪ったジェスレル・コラレスの相手はかなりやばそうな戦績を持っている、ミゲル・マドゥエノ。

対戦相手の質はまだ言及すべきところにないですが、たとえアンダードッグ相手だとしてもこの戦績は驚異的。2021年10月に行われたトンプソン・ボクシングの興行がYoutubeに上がっていたので見ましたが、この興行ではメインイベンターを務め、見事5RTKO勝利。

New Blood Oct 22, 2021 Fight Night - YouTube

 

↑2時間10分くらいからメインイベントです。

結構がっつりなプレッシャーファイターで、パンチングパワーも体も強く、その打法は荒々しい、正直コラレスは得意とは言えない相手のように思います。

このメキシコのプロスペクトを、地元パナマに招いての一戦、コラレスの勝ち筋はスピードとカウンター、これに尽きるでしょう。正面から打ち合ってはいけません。

フェザー級10回戦

アンセルモ・モレノ(パナマ)40勝(13KO)6敗1分

vs

グスタボ・ピナ・メルガー(メキシコ)10勝(5KO)3敗2分

バンタム級10回戦

リボリオ・ソリス(パナマ)32勝(14KO)6敗1分

vs

アレハンドロ・ゴンザレス(メキシコ)10勝(6KO)3敗2分

モレノの相手は前見たときと変わっていました。モレノにしても、ソリスにしても、キャリアで大きく上回り、対戦相手もプロスペクトというには憚られる相手なので、ここで負けてしまっては本当にあとがありません。

モレノはフリオ・セハ(メキシコ)にKO負けを喫してから4連勝中、そしていつの間にやらフェザー級まで来ています。

ソリスはギジェルモ・リゴンドー(キューバ)に判定負け以後、2連勝。

いずれにしろ、勝利を掴みとってもらいたいものですね。

それから、寺地拳四朗(BMB)に挑戦したヒルベルト・ペドラサ(パナマ)も出場予定。こちらの対戦相手は2勝(1KO)無敗のアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)というボクサー。ペドラサは拳四朗戦を含めて5連敗、2021年12月にようやく勝利。今後のキャリアはかなり厳しそうです。

 

放送・配信

とりあえず素直に日本で見れるメディアがあるか、というと無いでしょう。ボクシングが盛んなアメリカやイギリスでの放送もなさそうです。

パナマだと、あるのかな?ちょっと情報を見つけられませんでした。Youtubeのライブ配信とかやってくれると有難いですが。非常に気になる興行です。

 

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