信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ルイス・アルベルト・ロペスvsジョエト・ゴンサレス!勝者に阿部麗也が挑戦!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

アメリカでは、ビッグマッチは現地時間で土曜日の夜に行われるのが通例です。

なのでこの興行はさほど注目興行ではないのかもしれませんが、日本のボクシングファンにとっては大注目。

現在(9/11)のところはまだ配信情報がでてきてはいませんが、U-NEXTあたりでライブ配信が行われることを願っています。

アメリカではESPN、金曜日の夜に行われる興行なので、日本時間では9/16(土)。

指名挑戦権を持つ阿部麗也(KG大和)を待たせ、選択防衛戦に挑むIBF世界フェザー級王者、ルイス・アルベルト・ロペス。

ということで今回のブログは、日本時間9/16に行われるロペスvsゴンサレスのIBF世界フェザー級タイトルマッチについて。

 

 

 


9/15(日本時間9/16)アメリカ・テキサス

IBF世界フェザー級タイトルマッチ

ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)28勝(16KO)2敗

vs

ジョエト・ゴンサレス(アメリカ)26勝(15KO)3敗

ルイス・アルベルト・ロペス、Venado(ベナド=鹿)というニックネームを持つこのボクサーの強さは、現代ボクシングにおいては意味不明なものです。

とにかく強振するスタイルで、迫力があり、荒く、被弾も多いですがそれを補って余りある攻撃力があるボクサーです。

クロスレンジで戦う、というよりも、中間距離から半歩前、くらいの距離でブンブン振り回し、その振り回しはほぼフルスイング。このボクシングで、興奮しないファンはいないでしょう。

 

 

 

まさに「肉を切らせて骨を断つ」というスタイルで勝ち上がり、2022年12月に初のタイトルショット。王者、ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)の(ロペスいわく)ダーティファイトに苦しめられながらも、僅差判定をものにしてIBF世界フェザー級タイトルを初戴冠しています。

これまでの敗北は、2018年3月に当時はまだプロスペクトという位置だったエイブラハム・モントーヤ(メキシコ)にスプリットの惜敗、2019年5月には後にエマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)と空位のWBO王座を争うことになるルーベン・ビラ(アメリカ)に判定負けを喫していますね。

これらの試合は見ていませんが、すでに数年前の話であり、この頃とは随分違うのでしょう。

その後のロペスはクリスチャン・バエス(ベネズエラ)、ガブリエル・フローレスJr(アメリカ)といった無敗のボクサーを退け、前述のウォーリントン戦へこぎつけます。

 

 

 

圧巻の初防衛戦は2023年5月、マイケル・コンラン(アイルランド)戦。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

ウォーリントンの地元、イギリスのリーズでタイトルを獲得したロペスは、初防衛戦もコンランの地元といえるイギリスのベルファスト。ここを5RTKOという圧倒的な強さをみせて乗り切ったロード・ウォリアーは、より自信を深めたのでしょう。

ロペスは王座統一戦を熱望しており、WBA王者のリー・ウッド(イギリス)、WBO王者のろベイシー・ラミレス(キューバ)の名前を出して煽るほか、WBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)の名前まで出しています。

 

 

 

ともかく、このフェザー級をかき回してくれそうな王者であり、その迫力あるフルスイングは、もしかしたらロベイシー・ラミレスにだって届くかもしれません。

さて、今回の挑戦者はジョエト・ゴンサレス。

2019年10月の初タイトル戦から数えて、もう3度目の世界タイトル挑戦となりますね。

とにかくチャンスが回ってくるのは、世界タイトルにこそ縁がありませんが、ノンタイトル戦でも楽な試合を挟まず、ちゃんと強豪と戦ってきているからかもしれません。

初タイトル戦はシャクール・スティーブンソン(アメリカ)、2度目の挑戦はエマニュエル・ナバレッテという最強王者に挑戦しているジョエト、もう一つの敗戦はノンタイトル戦ですがアイザック・ドグボエ(イギリス)。

 

 

 

その間に当時はまだ元気な感があったミゲル・マリアガ(コロンビア)、ジョー・サンティシマ(メキシコ)に勝利、前戦でも好戦績のエンリケ・ビバス(メキシコ)に完勝しています。

非常にバランスのとれたファイターで、アグレッシブ。比較的インサイドから打てるボクサーだと思うので、ロペスのフルスイングに怯まず、インサイドでコツコツやれれば勝利の可能性はある、と見ています。

但し、コンラン撃破で更に自信をつけたロペスを相手にインサイドで戦うというのは非常に勇気のいることで、

対ベナド・ロペスに対して、距離を取る作戦はジョエトにとってはあまり賢いとはいえず、どちらかというと両拳と(おそらくこういうことをやらないクリーンなファイターではありますが)頭を使って戦えば、ロペスが嫌がる戦い方ができそうですね。あ、「頭を使って」についてはヘッドバットの方です。でも多分、ジョエト・ゴンサレスはそういうことをやらないボクサーです。

この戦いは、今度こそ阿部麗也が挑戦する王者が決まる一戦だと思うので、日本のボクシングファンも大注目なはず。

重ねて言いますが、U-NEXTさんが配信してくれるはずなので、吉報を待ちましょう。

 

 

 

アンダーカード!

ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に肉薄したジャーメイン・オルティス(アメリカ)がアントニオ・モラン(メキシコ)戦ですね。オルティスはロマチェンコ戦での初黒星からの復帰戦となるようです。焼く11ヶ月ぶりのリング。

他にはまだキャリア形成中の大器、ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)、ロブソン・コンセイサン(ブラジル)も登場です。

 

 

過去、ベナド・ロペスに勝利したルーベン・ビラ(アメリカ)も出ますし、デランテ「タイガー」ジョンソン(アメリカ)、エミリアーノ・バルガス(アメリカ)といったトップランク期待のプロスペクトたちもこぞって登場、トップランクらしい興行となっています。

前述しましたが、アメリカでの放送はESPN。

日本ではU-NEXTがやってくれれば良いな、という感じですね。

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