信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ティム・チュー、世界タイトルへの最終戦!vsテレル・ガウシャ!

3月も最終週、この週末もビッグマッチとは言えないまでも注目試合が盛りだくさんですね。

今回紹介するShowtime放映のティム・チューvsテレル・ガウシャの他にも、ESPNではミゲル・ベルチェルトの復帰戦、DAZNではキコ・マルティネスvsジョシュ・ウォーリントンのIBF世界フェザー級戦。

 

boxingcafe.hatenablog.com

 

ちなみに、週末はマルコス・マイダナが7年半ぶりにリングに戻ってきます。

そして、エリック・モラレスも9年半ぶりにリングに戻ってきます。

いずれもFITE.TVで配信されるので、興味のある方はどうぞ。どうか無事でリングを降りてもらいたいものです。

ということで、今回のブログでは、チューvsガウシャ、大器ティム・チューのUSデビュー戦のプレビュー記事です。

 

3/26(日本時間3/27)ミネアポリス

ティム・チュー(オーストラリア)20勝(15KO)無敗

vs

テレル・ガウシャ(アメリカ)22勝(11KO)2敗1分

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名王者、コスタヤ・チューの血をひき、そのボクシングにも大きな影響が伺えるティム・チュー。元々注目度は高かったですが、ここ数戦のパフォーマンスは特に目を惹きますね。

ジェフ・ホーン(オーストラリア)やデニス・ホーガン(アイルランド)といった、オーストラリアで活躍するボクサーたちを総ナメ、元王者だろうが何だろうがもう全くこのティムに歯がたちません。

ティム・チューについては、すぐにでも世界に挑戦できる実力と、そして人気、更にはランキングも有しています。

ただ、世界スーパーウェルター級戦線は昨年4団体統一戦を行うもドローで統一王者が決まらず。そしてその再戦が、本来であれば3/19に行われる予定で、このチューvsガウシャもそのアンダーカードに組み込まれていましたが、4団体統一戦が延期となり、このチューvsガウシャは一週間だけ日延をして、メインイベントに繰り上げて行われる事になりました。

前戦では井上岳志(ワールドスポーツ)を一方的に退け、アジア・オセアニア最強をしっかりと証明、いよいよアメリカに打って出ます。そのネームバリューを考えると正直遅すぎるくらいだったかもしれませんね。

このチューというボクサーは、まさに「本物」というに相応しいボクサー。

 

ワンツーを主体としたオーセンティックなスタイルで、そのパワー、183cmのリーチとサイズにも恵まれています。基礎的技術が高く、日本のフィジカルモンスター・井上岳志を圧倒する程のフィジカルをも有し、怪物の類と言って良いでしょう。

先日の井上戦では、3年超ぶりの判定勝利を得ましたが、初めて12Rを戦い抜いた経験はまた一つ、彼を大きくしてしまったかもしれません。

「次戦は世界タイトルか」と言われて久しいチューは、このガウシャを退けることでようやく世界タイトル戦のチャンスを得られそうです。

なのでその分、いつも以上に負けられない試合となるこのテレル・ガウシャ戦。

ただ、このガウシャも一筋縄でいくボクサーではありません。

ガウシャは身長、リーチともチューに勝るボクサーで、これまでの2敗はWBAタイトルに挑戦したエリスランディ・ララ(キューバ)戦と、スーパーホープ、エリクソン・ルービン(アメリカ)戦のみで、いずれも判定負け。

「ハンマー」と呼ばれる強打者、ルビンとの対戦で12Rを戦ったことは、ガウシャのタフネスを物語っていると思いますし、後半の追い上げも素晴らしかった。

 

そのルービン戦後、ジャモンテイ・クラーク(セバスチャン・フンドラと引き分けたボクサー)を相手に2RTKOで再起、今回の一戦に臨みます。

ルービン戦では、相手の打たれ脆さを突くことができ、後半に追い上げがかなったガウシャですが、今回のチューはそうはいきません。ガウシャが勝つには、初回から攻めていかなければ厳しいでしょう。

なのでオッズはおそらくチューの優位と出るでしょうし、このティム・チューがガウシャを倒し切れるのであればその前途は揚々。初のアメリカ進出となるこの一戦において、チューが意外な弱さを曝け出す可能性もゼロではありませんが、これまでに様々なボクサーを倒しきり、しつこいボクサーにも完勝した経験のあるティム・チューに、死角はないように思います。

ミシェル・リベラ(ドミニカ共和国)22勝(14KO)無敗

vs

ジョセフ・アドルノ(アメリカ)14勝(12KO)無敗2分

おそらくこちらがセミファイナル、モハメド・アリのコスプレ(?)でお馴染み(?)のミシェル・リベラ!

このリベラは、アグレッシブであり、ステップワークもよく、コンビネーションも良い、色々なものが高いレベルで揃ったボクサーです。個人的にはこのリベラはジャブが非常に良いボクサーだと認識しています。

ライト級のプロスペクトとして名を連ねていますが、コンビネーションがスピーディな分、ライト級トップ戦線と比べるとややパワーレスの印象を受けますが、これはスタイルが影響しているかもしれません。

今回の対戦相手は無敗のジョセフ・アドルノ、22歳。

 

非常に若いボクサーで、どこかで名前を聞いたことがありましたが、あのジャーメイン・オルティス(アメリカ)と引き分けたボクサーですね。

初回、2R、7Rにダウンを奪いながらも勝ち抜けなかった、といえばそれまでですが、今回もアドルノが狙うのは判定勝ちではなくてKO勝利でしょう。

ボクシングの幅や戦略面といったものはリベラが上ですが、アップセットの芽はなくはありません。リベラはスピードや優秀な距離感を保持しながらも、逃げに徹するボクサーではない分、非常にスリリングで、面白い試合が期待できそうです。

 

エルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)12勝(11KO)1敗1分

vs

ファン・ホセ・ベラスコ(アルゼンチン)23勝(14KO)2敗

今回の興行は、オーストラリア、ドミニカ共和国とアメリカ人から見れば「外国人」と言われるボクサーが次々と登場しますね。

ドミニカン・プロスペクトのロドリゲス、非常に魅力あふれるパンチャーです。戦績にある1分は偶然のバッティングによる1Rでのテクニカルドロー、唯一の敗戦はケネス・シムズJr(アメリカ)に敗北を喫したものです。この敗戦の時は、非常に消極的でしたが、多くの試合では非常に強い倒し方をしているボクサーです。

ファン・ホセ・ベラスコは、レジス・プログレイス(アメリカ)、マリオ・バリオス(アメリカ)との対戦経験もあるボクサー(どちらもKO負け)。

 

このロドリゲスにしっかり倒して勝ってほしい、という陣営の思いが透けて見えるようなマッチアップ。

ロドリゲスはまだキャリアの形成時期ですが、期待大です。

放送・配信

この一戦は、アメリカではShowtimeが生中継。

これまで、ティム・チューのオーストラリアの試合は、アメリカではESPNで放送されていたことが多かったので、トップランクあたりと提携関係にあるのかな?と思っていましたが、余り関係はなかったようですね。

そしてそして、日本での生配信をFITEがやってくれるようですよ!

日時は3/27(日)10:00〜、放映カードは本放送であるShowtimeと同じく上述の3試合。開始時間については突然変更になる、というかいつの間にか変更になっている場合があるのでご注意ください。

↓FITEの購入はこちらのリストから。

 

 

いずれにしろ、チャーロvsカスターノ2はShowtimeなので、ここでチューのShowtime登場はその後の流れを円滑にできそうです。

チャーロvsカスターノ2の新たな日程は、5/15(日本時間5/16)。なので、この試合が順当にこの日に行われるようであれば、勝者とティム・チューの激突は年内にはいけそうです。

チューがここでコケることがありませんように、祈りましょう。

 

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