信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

世界王座統一戦春の陣が開幕!6月までに控える世界王座の統一戦をピックアップ!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

世界統一戦、春の陣がいよいよ開幕。

ここ数年、世界王者同士の「王座統一戦」という流れは一気に加速しています。そこに日本人ボクサーが絡んでくることもしばしばで、10年前はこんなことになるなんて想像もできませんでした。

この王座統一戦の流れは、おそらくWBSSが作ったもの。

2022年に入り、3ヶ月が経過。比較的おとなしかったと思われるボクシング興行でしたが、4月から6月にかけての3ヶ月で、実に8つもの世界タイトル統一戦が開催されます。1ヶ月に2つ以上。当然のことながら、これは世界タイトルの防衛戦ではなく、それぞれが持ち寄ったタイトルをかけて戦い、勝った方に1つ以上のタイトルが増える、という戦いです。

ということで、空前絶後の統一戦ラッシュ、4/1現在で決定している試合を確認していきます。(日程は全て現地時間)

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4/9(土)日本・埼玉

WBAスーパー・IBF世界ミドル級王座統一戦

ゲンナディ・ゴロフキンvs村田諒太

boxingcafe.hatenablog.com

日本中で話題になっている(はずである)、日本ボクシング界史上最大の一戦。GGGのファイトマネー(推定15億)、村田のファイトマネー(推定5億)は、日本ボクシング史上最高額に達しているとのこと。

夢がありますね。それを月額たったの500円で見れるというのは本当に有り難いですし、PPVと違って間違いなく多くの人に届くはず。

村田にとっては非常に厳しい一戦となることは間違いありませんが、期待したい。

こちらはアマゾンプライムビデオで生配信。まさかまだ、入っていない人はいないと思いますが、念のため。

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4/9(土)アメリカ・サンアントニオ

WBA・WBC女子世界フライ級王座統一戦

マーレン・エスパルサvs藤岡奈穂子

ライアン・ガルシアvsエマヌエル・タゴエをメインに据えた興行のセミファイナル(だと思う)で行われるこの一戦は、日本のレジェンド、藤岡が統一戦に臨みます。ちなみにそれぞれが持つタイトルがかけられる他にも、空位のリングマガジン・タイトルもかけられる、とのこと。

リングマガジンのランキングでは1位にエスパルサ、2位に藤岡。46歳の鉄人、藤岡は、大手ジムのバックアップを頼らず、自らの拳のみでこの一戦を勝ち取った感じがします。是非とも勝って、名実ともに世界一の称号を手にしてもらいたい。

注目試合のアンダーカードということで、きっと全米で見てくれるはず。こちらはDAZNで放映です。

DAZN

4/16(土)アメリカ・アーリントン

WBAスーパー・WBC・IBF世界ウェルター級王座統一戦

エロール・スペンスJr.vsヨルデニス・ウガス

いよいよ動くウェルター級!これは非常に楽しみな一戦。おそらくスペンス優位は動かないものの、スペンスは交通事故の後遺症が心配され、そしてウガスはパッキャオに勝利した自信でより強くなっている姿が想像され、不確定要素を含めればかなり競っている感じもします。

 

ウガスのストーリーには胸打たれることもありますし、ウガスが勝てばクロフォードともやってくれるんじゃないか、と思っています。なので、心情的にはウガスを応援したいところですが、とはいえやはり厳しいか?

ここはアンダーカードも超豪華、ラジャブ・ブタエフvsエイマンタス・スタニオニスのWBAレギュラーのタイトルマッチも開催。ブタエフvsスタニオニスの勝者が、スペンスvsウガスの勝者に挑む、という構図を狙っているのだと思います。

この興行はWOWOWオンデマンドで生配信。翌日(日本時間)にはWOWOWのタイムリーオンエアも決まっています。有り難い。

4/30(土)アメリカ・ニューヨーク

女子世界スーパーミドル級4団体王座統一戦

フランション・クルーズvsエリン・セデロース

本当に申し訳ないことに、この二人の女子ボクサーのことはよく知りません。WBC・WBO王者のクルーズと、WBA・IBF王者のセデロース、二つずつのタイトルを持ち寄るという最も公平な4団体統一戦です。そして当然のように、空位のリングマガジン・タイトルもかけられます。

 

さらに興味深いことに、メインイベントは女子世界ライト級4団体統一王者、ケイティ・テイラーが女子7階級制覇王者、アマンダ・セラノを迎えての防衛戦を行います。女子ボクシング界のPFPキング、テイラーとPFP3位につけるセラノの一戦は、女子ボクシング史を大きく動かす一戦です。

女子ボクシング史上かつてないほどのビッグマッチ、と言われるこの一戦だからこそ、4団体統一戦ですらセミファイナルになるという不思議。

この一戦はDAZNで生配信、普段女子ボクシングをあまり見ない私でも、さすがにこれは見る。

 

4/30(土)アメリカ・ラスベガス

WBC・WBO世界スーパーフェザー級王座統一戦

シャクール・スティーブンソンvsオスカル・バルデス

しかし!同日にこんなにも強い王座統一戦があるとすれば、やはり先に見てしまうのはこちらかな、と思います。

NYとベガスだと時差もあるので、メインは被らないといいですね。

ともあれ、非常に評価の高いシャクールが、オスカル「ハーブティ」バルデスとの統一戦。

シャクールは前戦、過去最高のパフォーマンスでは?と思われる内容でジャメル・ヘリングを圧倒。対してバルデスは過去最低とも言える判定内容で、ロブソン・コンセイサンからタイトルを死守。

前戦の出来ではバルデスに勝機はないように思いますが、前戦前はハーブティーの事とかで心を乱されていたので、少なくとも前戦以上には仕上げてくるはずです。

 

ただ、やはりシャクール優位は動かず。

個人的に、ヘリング戦だけでなく、(ナカティラがベルチェルトに勝ったことで)ナカティラ戦のシャクールのパフォーマンスも再評価してしまったので、ここはシャクールに完勝、できればバルデスを倒し切る、ということを期待したい。

この試合も当たり前のようにWOWOWが生配信してくれます。オンデマンドで生配信、翌日にタイムリーオンエアです!

5/14(土)アメリカ・ロサンゼルス

世界スーパーウェルター級4団体王座統一戦

ジャーメル・チャーロvsブライアン・カスターノ

2021年6月7日に決まるはずだったスーパーウェルター級のUndisputedチャンプ。しかしこの一戦はドロー、ややカスターノが競り勝ったか、という印象ではあったものの、ドロー判定は妥当なものだと個人的には思います。

ただ、一人のジャッジが117−110とチャーロの付けていたのはいただけませんし、それもあってかやはりカスターノ支持という声が多そうです。

 

初戦ドローの再戦、というのは、前回の自分をいかに上回れるか、という自分自身との戦いかと思います。これは全く勝負の行方は見えません。

これはまた、接戦が予想されますね。

ちなみに、この一戦はPPVではありません。4団体統一戦で、激闘必至の一戦ですが、PPVにはしない、できないということは。。。チャーロ、もっと頑張らないといけないですね。

日本ではWOWOWがオンデマンド生配信!素晴しい。

6/4(土)オーストラリア・メルボルン

世界ライト級4団体統一戦

ジョージ・カンボソスJr.vsデビン・ヘイニー

本来、カンボソスに挑戦するのはワシル・ロマチェンコのはずで、合意のニュースも流れていました。

しかし、ロシアがウクライナに侵攻、ロマチェンコは母国の防衛戦線に加わり、ボクシングは一旦休業。当然この試合も流れてしまいました。

 

続いて白羽の矢が立ったのは、WBC王者のデビン・ヘイニーです。これにより、3団体+WBCフランチャイズのタイトルを持つカンボソスとの一戦は、4団体統一戦となりました。

カンボソスは思った以上に基礎的能力が高く、崩しにくいボクサーの一人。自らも攻めることもできますし、カウンターも打てるし、強いハートも持っています。

対してデビン・ヘイニーは、スピード特化型、ディフェンススキルに優れたボクサーと言って良いでしょう。

この一戦はオーストラリア、メルボルンで行われるということは一つの鍵。カンボソスは、デシジョンのバイアスを気にすることなく戦えるでしょう。

逆に、ヘイニーは思い切ってポイントをピックアップしていかなければなりません。

カンボソスにとっては真価を問われる一戦でもあり、前戦の勝利がフロックでなかったことを証明する戦い、そして凱旋試合。「凱旋試合」というあたりに、変な力が入ってしまいがち、とも思われ、鬼門ともなりがちですが、相手が評価の非常に高いデビン・ヘイニーであれば、変に「良い勝ち方をしよう」とか思わなくて良いかもしれませんね。

 

いずれにしろ、オーストラリア開催というのは、間違いなくカンボソスに優位となる条件であり、それを受けたヘイニーは何かしらのスタイルチェンジをしてくるのか、それとも否か。

6/7(火)日本・埼玉

WBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦

井上尚弥vsノニト・ドネア

そしてもう「多くの説明を必要としない」伝説のドラマ・イン・サイタマ2。

4/9にビッグ・ドラマ・ショーが開催されるさいたまスーパーアリーナは、もはやビッグマッチの聖地ですね。あと、ドラマだらけ。

これについてはアンダーカードにも期待。チケットはGGGvs村田と全く同じ金額に設定され、さらにアマゾンプライムビデオで生配信、とそこまで同じ。

 

果たしてそんな高額チケットで、ボクシングファンの懐は耐えられるのか?他の興行に影響が出たりしないのか??みんな大丈夫なんですか?(私はあまり大丈夫ではない笑)

井上やドネアが、GGGや村田と同等のファイトマネーをもらえるのなら良いのですが、きっとそういうわけではないはず。アマプラで生配信する「Live  Boxing」はこの金額、と変な前例ができてしまえば、そのうちスカスカの会場から生配信、みたいな映像が流れてしまうのではないかと心配に。。。

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↓正式発表時の記事

boxingcafe.hatenablog.com

ということで、今回のブログではこの先、6月までにある王座統一戦をピックアップしてみました。まだ増える可能性もあるのかな??漏れていたら教えてください!

何なんですかね、もう楽しみすぎて仕事が手につきません。しかも、これ以外にもたくさんの注目カードが目白押し、それも世界だけでなく日本でも。私はボクシングが好きで幸せです。

後はチケット代がもう少し安くなれば、言う事はありませんね!

 

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