井岡一翔vsジョシュア・フランコ、WBA・WBO世界スーパーフライ級王座統一戦の正式発表からわずか4日、アンダーカードも発表されました!
一緒に発表できなかったのか。。。?
まあ、日程的にももう1ヶ月半を切っている段階なので、アンダーカードの発表は早くはないですね。
おそらくもっと前から決まっていたはずで、何かしらの関係で発表が遅れたのでしょう。
ということで今回は、井岡vsフランコのアンダーカードについて。
↓井岡vsフランコ正式発表時の記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/12d52b7d686a076b219ceed2d45f2eb6e8d56746より
セミファイナル
フェザー級8回戦
堤駿斗(志成)vsペテ・アポリナル(フィリピン)
やはり登場の堤駿斗。プロデビュー戦は井岡vsニエテスのアンダーで、2022年7月のことでした。
OPBFランカー相手のA級デビュー、というのはかなり高いハードルですが、その期待値の高さを窺えましたね。
この一戦で堤はジョン・ジェミノ(フィリピン)を序盤から圧倒、KO勝利が期待されるも倒す事は叶わず、ほぼフルマークの判定勝利を挙げています。
ただ、この試合、堤は拳を痛めていたということもあり、その怪物性を見る事はできず、お世辞にも評価された試合とならなかったことは事実だと思います。
↓堤vsジェミノの観戦記
今回の対戦相手は、前OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者、ペテ・アポリナル。
前戦で武居由樹(大橋)にタイトルを奪われていますが、正直、あの試合はまだできた、という感が強い試合でした。序盤からダウンを奪って圧倒した武居でしたが、個人的にはややストップが早く感じ、後半に入っての武居もみてみたかった心情です。
↓アポリナルvs武居
ただ、結果だけを見れば武居由樹の5RTKO勝利であり、武居に倒されている、ということは、当然堤にもノックアウトの期待が高まります。
ただ、アポリナルはフィジカルもハートもタフなボクサーで、日本に「負けに来る」ボクサーではありません。その全てを凌駕し、「堤駿斗」というホープの名を知らしめてほしい。そして願わくば、今後も焦らずじっくりとキャリアを積んでもらいたいものです。
スーパーバンタム級8回戦
大湾琉斗(志成)vsスックプラサード・ポンピタック(タイ)
セミセミには森武蔵。。。ではないんですね。大湾琉斗。
成長著しい大湾、志成ジムに移ってからは非常に印象的なノックアウト勝利が続きました。岸根知也、岩屋卓史、杉田ダイスケをノックアウトし、前戦ではマーク・アンソニー・ヘラルドに久々の判定勝利。
身体が出来上がるとともに、ボクシングが非常に安定してきた感じがしますね。
スックプラサードは、来日経験が豊富な元世界ランカーで、過去には栗原佳太にKO負け、小國以載に判定負けを喫しているボクサーで、もう5度目の来日となります。
元世界ランカーとはいえ、35歳のこのボクサーが大きな力を有しているかというと疑わしい。
2021年にアラン・ディパエン(タイ)に棄権負け、その後は2連勝も格下相手。
ここは大湾としては勝ち方が問われる試合、と言っても良いですが、当然、キャリア40戦というスックプラサードを侮る事はできません。
女子スーパーフライ級6回戦
伊藤沙月(志成)vsワッサーナ・カムデー(タイ)
デビュー戦ではキャリア豊富なタイ人を相手に完勝した、「美しすぎるボクサー」伊藤沙月。
今回のカムデーも幾度かの来日経験があり、当然のように全て黒星を喫してタイへ帰っていったボクサー。
最新の来日は2018年、佐伯霞とWBOアジアパシフィック王座を争った試合で、3RTKO負け。ちなみにこの佐伯戦の前に、フィリピンで石川海と戦い2R棄権負け、2020年にもタイで石川と再戦して4R棄権負け。
これは全く期待できそうにありません。
アジア圏のタイトルに絡んではいるものの、戦歴を見ると実力が伴っているとは思えません。
豪華アンダーカードとはいかず
ある程度仕方のないことかもしれませんが、残念ながら豪華アンダーカードとはいかず。私の思う「豪華」というのはやはり、どちらが勝つかわからない試合です。今後、まだアンダーカードの発表はあるのでしょうか?せっかくサラスの元で修行に励んでいる、森武蔵の登場はないのでしょうか。。。
ちなみにアンダーカードの配信は、Paraviで配信される、とのことでこれは想定どおり。そして、メインイベントの井岡vsフランコはTBSテレビで生中継(おそらくParaviでも同時配信だと思われます)、そしてこのメインイベントが17:00からと非常に早い時間ですね。おそらくアンダーカードは15:00とか15:30頃の開始となりそうです。
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そしてもう一ヶ月を切った、井上尚弥vsポール・バトラーの世界バンタム級4団体統一戦。
同じ時代に生まれたならば、必見である日本人初の4団体統一戦です。
この興行はひかりTV及びdTVで生配信、現在、dTVでは「井上尚弥選手全力応援キャンペーン」を開催中。その一環として、dTVに「入会&継続でdポイント(期間・用途限定)1,000pt還元!キャンペーン」を実施中とのことです。
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