信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

Pick Up News!スペンスvsクロフォード決定の立役者と、スーパーバンタム級の新星が挑むIBO戦。

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スペンスvsクロフォード決定の立役者

ふらりとBoxingSceneのHPを見てみたら、大変に興味深い記事が出ていました。

www.boxingscene.com

 


この奇跡とも言える「世界ウェルター級タイトルマッチ」(というシンプルな名前で呼べることは喜びです)が起こることについては、ふたりの王者たちが「戦いたい」と熱望した結果だそうです。

記事では、年明けにクロフォードがスペンスに直接連絡をとり、クロフォード側の希望を伝えた。それをスペンスは譲歩し、この戦いが決定に至ったと伝えています。

つまり、このメガマッチ決定の立役者は、テレンス・クロフォードとエロール・スペンスJr、ふたりのPFPファイターです。

以下、ChatGPTで和訳したものを抜粋。と私の蛇足w

もし今年初めに無敗のウェルター級チャンピオンたちが直接話し合っていなかったら、彼らは7月29日にラスベガスのTモバイル・アリーナでついに戦うための契約を結ぶことはなかったでしょう。クロフォードは、水曜日のセカンドプレスカンファレンスが終わった後、パラディウム・タイムズスクエアで記者団に対して、ある日彼が単にスペンスにテキストメッセージを送ったと語り、それが彼らと最終的には彼らのハンドラーたちの間の交渉につながったと述べました。

これは滞っていた交渉を、クロフォード自らがスペンスに連絡をとった、ということだそうです。連絡先知ってんのかーいというのは置いておいて、選手たちが直接「やろうぜ」で周りを動かすことはとても良いことだと思いますね。

 

彼らの代理人たちは、主にスペンスのプレミアボクシングチャンピオンズの創設者であるアル・ヘイモンと、クロフォードのクリエイティブ・アーティスト・エージェンシー(CAA)のイッシュ・ヒンソンが昨年交渉を行いましたが、ウェルター級タイトル統一戦を最終的にまとめることに失敗し、ファンをがっかりさせました。

確かにがっかりはしましたが、これはある種仕方のないものだと思っていましたね。スペンスとクロフォードは戦わざるライバルになるのかも、というのは皆頭のどこかにあったかもしれません。

多くのファンやメディアの大勢が、昨年の交渉が破綻したことをクロフォードのせいにしましたが、3階級制覇チャンピオンは、彼は常にこの魅力的な試合を望んでいたと主張しています。

「言ったように、私はその試合を望んでいた」とクロフォードは語りました。「そして、なぜ試合が実現しなかったのか、人々は私に責任を負わせた。そして私は誰かを詳細に指摘したり、指をさしたりすることなく、彼に電話をかけて言った。『ねえ、聞いてくれ。私たちはこの試合を実現させよう。歴史を作ろう。あなたはウェルター級のアンディスピューテッドチャンピオンになりたいし、私もそうだ。だから、一緒になってこの試合を実現させよう』

クロフォードがファイトマネーについて文句を言っている、みたいな情報は聞こえてきていたので、たしかにクロフォードのせいで試合が決まらない、みたいな雰囲気は合ったように思います。ただ、その部分はクロフォードにとっても譲れない部分だと思うので、仕方ないこと。大切なことは、「二人のファイターは戦いたがったが、本当に条件面で折り合いがつかなかった」のか、それとも「いずれか一方が本当はやりたくなくて条件の折り合いをつけなかったのか」というところです。つまりは今回、前者だったということになりますね。

 

数か月の困難な交渉が続いた後、クロフォードとスペンスは5月25日にそれぞれのソーシャルメディアプラットフォームを通じて合意に達したことを共同で発表しました。

スペンスはクロフォードが最初に連絡を取ったことを認めましたが、IBF/WBA/WBCチャンピオンは、最終的には彼らの契約を結ぶために必要なことを自分自身で行ったのは自分だと主張しています。

「私たちはお互いにFaceTimeで話し合いました。彼が要求したことを彼が教えてくれました」とスペンスは言いました。「基本的には私が彼が望んだことに謙虚になり、譲歩しなければならなかったんだ。ビジネスの中の特定の人々は私がそれをしないと思っていたけど、私はそれをやったし、私が試合が実現した理由だと感じている」

ふたりのチャンピオンは話し合い、クロフォードは直接スペンスに要求を伝えた。(これが良いことなのかどうかはわかりませんが。。)それをスペンスは飲んだ。色々と間に入ってしまうからややこしくなるだけで、必要なのはこのシンプルさだったのでしょうね。

このスペンス側の譲歩については、詳しくは述べなかったとのこと。

その他、記事ではプロモーターのトム・ブラウンがレナードvsハーンズ(第一戦)以来の意義深いウェルター級タイトル戦と呼んでいる、ということや、再戦条項について述べています。

 

再戦条項については、負けた方が30日以内にリマッチ条項を行使する権利を持つ、とのこと。初黒星を喫したいずれかのボクサーが、30日以内にリベンジマッチを要求できるというもので、おそらくこの再戦条項は行使されるはずです。それはおそらく、今年中に起こるはずです。

いよいよ残り1ヶ月半。プレスカンファレンスも順調にこなし、いよいよ機運が高まって来ましたね。ともに無敗、ともにここまで強さを見せつけてきているPFPファイター。しかも、どちらもピークを迎えています。5年前にこの戦いが起こるよりも、今の方がきっと「メガマッチ」と呼ぶにふさわしい試合でしょう。

期待が膨らみに膨らみ、今まさに弾けとばんとする今、この戦いが起こるという奇跡を楽しみにしましょう。

 

7月のもう一つの興味深いニュース

ついでと言っては何ですが、もう一つの興味深いニュース。

7/25にはWBC・WBO世界スーパーバンタム級統一タイトルマッチ、スティーブン・フルトン(アメリカ)vs井上尚弥(大橋)という素晴らしいマッチメイクがありますが、それと時を同じくして世界のスーパーバンタム級戦線に名乗りを上げようというボクサーがいます。

それは、既に皆さんも御存知のプロスペクト、リー・マクレガー(イギリス)。

www.boxingscene.com

 

かつて井上尚弥への尊敬の念を口にしていたこのバンタムが、IBO世界バンタム級王座決定戦に臨む、というニュース。

このIBOというタイトルは、メジャー4団体に次ぐタイトルであり、IBOの世界王者たちの中には評価の高いメジャータイトルホルダーも多数います。

ここに勝てば、マクレガーがスーパーバンタム級のタイトル戦線に踊り出てくる日も近いかもしれません。

ただ、バンタム級を卒業後のマクレガーは、あまり良いパフォーマンスを見せられていないのも現実。2021年8月、当時無敗のビンセント・レグラント(フランス)を4RでKO、EBUヨーロピアン・バンタム級タイトルを獲得して戦績を11勝(9KO)無敗という戦績にしたあと、スーパーバンタム級へ進出。

 

その戦いでは格下と思われたディエゴ・アルベルト・ルイス(アルゼンチン)を相手にまさかのドロー、その後の試合はアレクシス・ボレイマ・カボレ(ブルキナ・ファソ)というボクサーを相手に判定勝利。この試合、マクレガーは132lbsものウェイトでリングに上がっているようです。ライト級ですやん。。

ということで迷走気味のマクレガーですが、何とか良いパフォーマンスを見せて復活してもらいたいですね。

このIBO世界スーパーバンタム級王座決定戦の相手は、エリック・ロブレス・アヤラというメキシカンで、13勝(9KO)1敗という戦績で、メキシカンということもありなかなか危険な香りがします。

オーセンティックなイギリス人が、パワフルなメキシカンに倒される様は幾度となく見てきました。マクレガーがそうはならないことを信じたいし、この危険な相手を乗り越えることでもう一段開花し、スーパーバンタム級戦線を盛り上げてもらいたいものです。

 

 

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