この半年間以上、「井上尚弥のスーパーバンタム級デビュー」について騒ぎに騒いできました。
振り返ると井上尚弥vsポール・バトラーの世界バンタム級4団体統一戦の翌日に転級を表明してから今まで、紆余曲折ありつつもよくぞ最高の形に落ち着いたものだと思います。
ということで今回のブログはこの8ヶ月以上に渡る井上尚弥関連の(私の書いた)記事についてまとめてみました。
転級発表はバトラー戦の翌日!
既定路線だったとはいえ、発表は早かったですね。
そして最初に気になったのは、井上尚弥返上後のバンタム級タイトルの行方です。
その後、井上尚弥スーパーバンタム級初戦の相手は誰なのか、ということが話題となりましたが、早々に「スティーブン・フルトン」という名前が挙がっていました。
ただ、トップランクとTGBプロモーションの関係性からすると、普通に考えて開催は困難。
それでも、ボクシング界の主流であるアフロ・アメリカンの世界王者を日本に呼ぶ、というジャパンマネーのパワーを持ってそれを解決。
年明けに飛び込んできたのは「対戦合意」というリーク
井上尚弥関連で箸休め的な記事ですが、井上尚弥が日本プロスポーツ大賞を受賞したとき、過去のボクサーで誰が日本プロスポーツ大賞を受賞していたのか、を調べた記事。
そして正式発表
対戦合意のニュースのあと、日程やら会場やらが先だって出ていましたが、それを大橋会長が真っ向から否定。あのニュースは何だったのでしょうか。
ともあれ、無事に正式発表を迎えたのは当初の日程(5/7)の約2ヶ月前。
いきなりのラスボス登場ということで、フルトンvs井上のあと、階級最強となったボクサーがどのような道を歩んでいくのか、を取り上げた記事。
しかし残念ながらことはそう上手く運ばず、井上尚弥の拳の負傷により延期。「中止」でなく「延期」となったことはフルトン陣営に感謝してもしきれません。
この試合のあと、おそらくフェザー級に転級するであろうフルトンとしては、一刻も早く試合をしてしまいたいはずなのです。
スティーブン・フルトンのその侠気に感謝、やはり彼は本物のボクサーですね。
で、その日程が明らかになったときの記事。
5月のGW最終日の日曜日、横浜アリーナ開催という素晴らしいセットアップから、「いつもの」火曜日、有明アリーナ開催へ変更。
これは仕方のないことです、横浜アリーナは人気会場。
仕方ないというやるせない気持ちを胸に、ともあれ日程が決まった安堵感はありました。
しかしそこから2週間、スーパーバンタム級最強の一角であったムロジョン・アフマダリエフがまさかの陥落。
フルトン戦後に井上尚弥の前に立ちはだかってもらいたかった当時無敗のチャンプは、我々日本のボクシングファンにもよく知られたマーロン・タパレスに僅差の判定で敗れてしまいました。
MJvsタパレスの観戦記
アフマダリエフに勝利したタパレスは、向上しているのは間違いありません。
ただ、タパレスのモチベーションは「最強を証明したい」というよりも「vs井上尚弥で手にするマネー」のような気がしてなりません。
そのモチベーションを否定するつもりは毛頭ありませんが、やはりどちらかというとMJの方が良かった、と思ってしまうのも事実。
ただ、タパレス(というかギボンズ?)の動きは素早く、WBAに「統一戦しても良いよ」という約束を取り付けることとなります。嫌われ者ではありますが、ギボンズはやり手のプロモーターです。
そしていよいよ一ヶ月前
スティーブン・フルトンについてもっと知ってもらいたくて、フルトンの生い立ちについて昔のBoxingSceneの記事を漁って書きました。もし、フルトンに声をかけられる人がいれば、是非とも「スクーター」と声をかけてほしい。
フルトンは来日日程を明確にしていませんでしたが、2週間前に来日。
しっかりとした準備期間をおいて、この戦いに臨むようです。
ちなみにロベイシー・ラミレスは毎日のように飲み食いして日本を満喫していますが、フルトンは非常にストイックに調整しているのか、そういう浮ついた情報は一切出てきません。
いよいよ試合、プレビュー記事
やはり日が近づくにつれ、どんどんと楽しみは増していきます。
ブログでは報告しましたが、仕事は忙しいわ車は事故って廃車だわで落ち着かない日々を過ごしている私ですが、この日だけはすべてを忘れて楽しんできたいと思います。
そんなわけで、いよいよ明日。
ちなみに今現在、このブログがアップされている頃はまだおそらく仕事中のわたし。
とりあえず25日は仕事のことを考えず、この興行を楽しみたいものです。
当日、有明アリーナに行けない人はLeminoで生配信がありますのでそちらをどうぞ。ちなみに、Leminoプレミアムに加入しておけば、アーカイブ視聴も可能です。
【宣伝】
ボクシング用品専門ショップ、やってます。
是非覗いてみてください!