もう気が気ではありません。
7月も後半に入り、フルトンvs井上まであと4日、スペンスvsクロフォードまであと9日。ついでにフジロックフェスティバルまであと1週間。
そして関係ないけど8月に入ると合宿、超ハードスケジュールです。
ということで、但馬ミツロの試合を見る気がなかったので、今回のブログは今週流れた興味深いニュースについて。
でるか長谷川構文!超豪華解説陣。
解説が誰だ、というのがニュースになるというのは、この試合の注目度の高さを物語るものです。
7/25(火)に行われるスティーブン・フルトンvs井上尚弥の一戦は、解説陣も超豪華。
私は映像で見る時、基本的に音をめちゃくちゃ小さくして、解説の声が聞こえないほどで見る事が多いのであんまり気にはしていないのですが、これは非常に豪華。
今回発表された解説陣は、畑山隆則、西岡利晃、長谷川穂積、そして村田諒太。
村田は井上と旧知の中であることと、井上と並んでボクシング界のアイコンだったこと。そして長谷川穂積、西岡利晃は、同じスーパーバンタム級の王者だったこともあるし、日本人だけのオールタイムPFPを作ればトップ10に入る名王者。更に長谷川はあの言葉をつかう使命を帯びています。
「フルトンが井上尚弥のビッグパンチを受けた時にヤバいと思うのか、それともこれならイケると思うのかでこの試合は大きく変わってくる試合になると思います。」
いや、本当は帯びてないです。フルトンは、井上のビッグパンチを浴びてもヤバいとは思わないはず。また、そうであってほしいと願います。
さて、そして最後にかつてのスーパースター、畑山隆則。
ボクシングファンも大好きなボクサーたちを集めきったという雰囲気の解説陣。村田、西岡、長谷川あたりは交流があると思いますが、果たして畑山はこの中で浮かないのか。そして、村田や西岡、長谷川はやりづらくないのか。
ともあれ、超がつくほどの豪華解説陣。ですがこれは分担して、1試合に2人ずつくらいにするのでしょうか。さすがに1試合に4人の解説者はいらないように思います。
いったいLeminoはどういうつもりなのでしょうか。
↓個人的には、過去のスーパーバンタム最強日本人は西岡です。
ルイス・アルベルト・ロペスよ。。。
IBF世界フェザー級王者、ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)の次戦が決まったようです。そうなると阿部麗也(KG大和)か、とも思いましたがどうやら違うようで、ロペスに挑むのはおなじみジョエト・ゴンサレス(アメリカ)。
これは大変に興味深い戦いですが、阿部が待たされた格好になるのが残念ですね。
しかも日程は9/15(日本時間9/16)ということなので、がんばれば9月のアマプラ興行にロペスvs阿部を組み込めたんではないか、という日程です。
ルイス・アルベルト・ロペスというボクサーは、非常に自由に動くボクサーで、パワフルでダイナミック。一方ジョエト・ゴンサレスは、メキシカンハートを持つアメリカ国籍のボクサーで、ブンブン振り回すタイプではないにしろザ・メキシカンなボクサー。
これはこれはまた大激闘が予想される戦いですね。
ゴンサレスは常に好試合を演じている印象で、ドグボエともほぼ互角。
このゴンサレスをもロペスが倒すようなら、その恐ろしさが際立ちますね。
いずれにしろ、今度こそ「この勝者に阿部が挑む」ことになりそうです。
ちなみにジョエト・ゴンサレスはWBOのトップコンテンダーですが、指名挑戦者ではないのでしょうか?
↓フェザー級は戦国時代です。
なるか夢対決。ヘイニーの動向に注目。
7/25(火)スティーブン・フルトンvs井上尚弥。
7/29(土)エロール・スペンスJr.vsテレンス・クロフォード。
ちなみにその前には、ジャーボンタ・デービスvsライアン・ガルシアというのもありました。
これらの試合が他のメガマッチ、ビッグマッチと言われる試合と何が違うのか、というと、やはり無敗同士の対戦ということです。
上記の6名のボクサーたちは、無敗であり、ガルシアはタイトルに興味がなくて暫定どまりではあるものの、皆、紛れもない王者。
その王者同士が、強敵を求めてぶつかるのがビッグマッチであり、更にお互いに土がついていない、つまりは底を見せていない状態で戦うのが無敗同士のビッグマッチ。
ボクシング界、いったいどうしちゃったの?やるよやるよ詐欺が横行するのがボクシング界だったはずですが、今年はとにかく(このままいけば)この無敗同士のビッグマッチが3つもあることになります。
そこにきて、このニュース。
ちなみにこの前段階では、シャクールのもとにヘイニーからのオファーがあったようです。ただ、報酬の取り分がヘイニー75、シャクール25だったため、「そりゃねーよヘイニーさん」とのことで突き返し。その後、何の連絡もなかったとのこと。(ただこの報酬配分は明らかなアンダードッグ扱いと言えるので、ヘイニー側もシャクールが突っぱねるのわかっていて送っていそう。)
そして待ちくたびれてしまったシャクール・スティーブンソンが、WBCに「ヘイニーが返事せんのよー」とクレーム。これを受け、WBCはヘイニーに「指名挑戦者のシャクールとやるのか、それとも階級を上げてプログレイスに挑戦するのか、どっちなんだい???」と詰めます。
それを見ていたWBOが、「指名挑戦試合しましょ〜よ〜」(WBOも指名挑戦者はシャクール)と言ってきたところで、ヘイニーはそろそろ決断を迫られるようになったよ、というニュース。
↓Tired of Waiting=「待ちくたびれた」はほんとにそのままの意味ですね。
そんなわけで、Undisputedチャンプ、デビン・ヘイニーに求められるのは、シャクール・スティーブンソンとの対戦か、はたまたレジス・プログレイスへの挑戦か。
これはアツいですね。
どっちにしろ非常に興味深い戦いではあるものの、ここは是非シャクール戦で行きましょう、ヘイニーさん。
今年中にデビン・ヘイニーvsシャクール・スティーブンソンなんて決まった日には、ライト級はまたまた盛り上がりを見せそうですね。
そしてこのプライムタイムにあるであろう二人の最強ボクサーが争うのであれば、勝者はvsタンク・デービスという線ももしかしたらあるのかもしれません。
フルトンvs井上スケジュール
さて、では最後にフルトンvs井上の当日までのスケジュールを載せておきましょう。
徐々に、ではありますがようやくプロモーションが走っていますね。遅いですけど。もう決まった瞬間から宣伝しておいてほしい。
まず、現在既に流れているのが、Leminoで無料視聴できるタイトル戦直前特番、というもので、約30分の番組。これはなかなか見応えがあって良いですね。
https://lemino.docomo.ne.jp/home/recommend
そしてYoutubeでは、「37歳初めての世界挑戦」というイマイチすぎるタイトルで、清水聡の特集をしています。これも22分、見応えあり。
https://www.youtube.com/watch?v=QNmy1UmHgus
更にLeminoでは、
7/22(土)12:45頃から記者会見を生配信、
7/24(月)12:45頃から前日計量を生配信。
これは嬉しいですね。しっかりとイベントとして仕上げてもらいたいところです。(記者会見とかもだいたいなんか暗いので、せっかくならもっとイベントぽくしてほしい。)
そして本番は7/25(火)15:45の配信開始。どうやらメインイベントは21:00頃の開始らしく、これはやはり田舎者は帰れる時間ではありません。
ともあれ、これを楽しまずしてボクシングファンは語れません。体調だけは整えて、その日が来るのを待ちましょう。
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