信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

正式発表!井岡一翔、大晦日興行に出陣!ホスベル・ペレスとは何者か。

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11/27(月)はLeminoで無料視聴できるフェニックスバトル。

なんですが、ちょっとまだ視聴できる状況にないので、観戦記は書けず。ということで別の話題といえば、この日、ABEMAで会見が行われた大晦日興行です。

すでにここに至るまでの道程で、「エストラーダ戦は消えた」ということは事実として拡散されていたことですし、残念な気持ちはありません。

すでに堤駿斗、比嘉大吾の登場が決定していた大晦日のLIFE TIME BOXINGはここに木村吉光vs坂晃典、そして井岡の防衛戦を加えて行われると発表されています。ということで今回のブログは、大晦日興行のショートプレビュー。

 

 

 

12/31(日)大田区総合体育館

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ

井岡一翔(志成)30勝(15KO)2敗1分

vs

ホスベル・ペレス(ベネズエラ)20勝(18KO)3敗

もちろん今回の記事で言及すべきは、挑戦者、ホスベル・ペレスの方でしょう。

Avalancha、「雪崩」というニックネームを持ち、このKO率というのはなんだかそれだけで彼のファイトスタイルを想像できそうなものです。

2016年にプロデビュー、4戦目で初回TKO負けで初黒星を喫したこのペレスは、お世辞にも期待されているボクサーとはいえず、叩き上げの部類だと思われます。

2019年に2度目の黒星、これはWBAの地域タイトル戦。

この2度目の敗戦から初回TKOで再起(とはいえ相手は当時0勝1敗のボクサー)すると、なぜかWBA世界フライ級王者、アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に挑戦。はっきり言って、そこまでのペレスは競合との対戦経験もない中で敗北しているようなボクサーであり、これははっきり言ってミスマッチレベルの戦いだったはずです。ハードパンチ、技術、変則を持っているダラキアンに対し、体ごとぶつかっていくというレベルで攻め続けるペレス。距離感は良いとはいえませんが、ハートの強さと右オーバーハンドの鋭さは十分に示せた戦いだったと思います。

 

 

 

アクションが大きく、クリンチも巧みなダラキアンはこのプレッシャーをいなし続けていましたが、このおそれを知らないペレスのボクシングはちょっと怖いですね。怪我しそうな意味で。

井岡は極力アクションを小さくしているボクサーなので、ペレスがぶっ飛んできた時にどのように対応するのかは見ものですね。これをブロッキングのみで対応しようとしてしまえば、後半に行くに従ってダメージを溜めてしまう可能性もゼロではありません。とはいえ、このペレスのステップインを距離で外そうとすれば、かなりアクションが大きくなり、井岡本来のボクシングとかけ離れてしまいそう。

おそらく、ペレスの大振りのパンチは井岡にクリーンヒットすることはほぼないでしょう。キャリアにしても、このダラキアン挑戦以外の部分については、果たしてチャレンジャーとしての資格があるかどうかは怪しいボクサー。それでもある一定の怖さのあるボクサーであることは間違いないので、井岡は気をつけて戦わなければなりませんね。

 

 

 

 OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦

木村吉光(志成)15勝(10KO)3敗1分

vs

坂晃典(仲里)22勝(19KO)7敗

木村吉光と坂晃典が OPBF王座を争うのはこれで2度目、それも両方とも王座決定戦です。

前回は2021年12月14日、坂は当時世界を伺う末吉大(当時帝拳)をアップセットで破って日本王者となり、その後タフな渡邉卓也(DANGAN)に初めてTKO負けでの黒星をつけるなど絶好調で、対して木村吉光は三代大訓(当時ワタナベ)、仲里周磨(オキナワ)と戦い1敗1分、2年以上勝ち星から遠ざかっている状況でした。

しかしてこの試合は木村が3RTKOで快勝。坂は日本王座を保持したままだったので、 OPBF王者と日本王者の序列が順番通りについた、という形となりました。

それ以来の両者というと、木村は OPBF王座を返上してWBOアジアパシフィック王座を獲得。しかし初防衛戦で力石政法(緑)に敗れています。そして坂も奈良井翼(RK蒲田)を迎えた防衛戦では防衛成功するも、続く原優奈(真生)戦で敗北、日本王座を奪われています。

この試合は、王座決定戦でありながらも間違いなくサバイバルマッチ。

勝てば世界が見える試合でもなく、負ければ世界は見えなくなるほど遠ざかります。

上を目指すならば、最低限、必要なのは勝利。ボクシングの厳しさ、切なさが詰まったタイトルマッチとなりそうです。

 

 

 

比嘉大吾(志成)20勝(18KO)2敗1分

vs

ナワポーン・カイカンハ(タイ)58勝(48KO)3敗1分

前戦、久々にリングに快音を響かせた比嘉大吾。前戦の快勝は、長い長いトンネルを抜け、「比嘉大吾らしい勝ち方」を思い出させてくれた試合なのだと思いたい。

その一つの資金石となるのはこの試合、ナワポーン・カイカンハ戦です。

ナワポーンは果たして世界レベルの強豪か、と問われれば正直わからないのですが、ジェイソン・マロニー(オーストラリア)、ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)との対戦経験を持っています。いずれも敗戦であり、そのほかは「タイ人らしい戦績」の持ち主なので、結局はその実力は謎のまま。

ただ、「マロニーが倒せなかった」カイカンハという見方もできることから、10ラウンズのうちに比嘉大吾の強打が爆発し、ナワポーンを沈めてくれることを願うのみですね。

 

 

 

堤駿斗(志成)3勝無敗

vs

ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ共和国)11勝(9KO)無敗

本来であれば10月に対戦するはずだった両者の、仕切り直しの一戦。

前回は試合前日に堤がインフルエンザに感染、ベンチャーラはドミニカ共和国からはるばる飛行機を乗り継いでまできたのに試合ができず。おそらくファイトマネーもなく、手ぶらで帰らされたはずで、これは本当に気の毒なことでした。

もちろん仕方のないことではあるものの、こういう場合、保証をしてあげたほうが良いですね。

今回のファイトマネーは何かしら上乗せされているのでしょうか。いずれにしろ、ベンチャーラという素晴らしい戦績の世界ランカーがまた日本に来てくれる、というのは本当にありがたいことですね。

デビューから3連勝、それも全て強豪相手なのは重々承知ながらも、もっともっとそのポテンシャルを発揮してほしい、堤駿斗。フェザー級という、2025年には日本で大盛り上がりになるであろう階級で、世界を嘱望される地位にいるのであれば、来年は大きな勝負の年。

是非ともこの堤が、2025年初頭には王者となり、かのモンスターを迎え撃てる地位にいられたならば、日本のボクシング界は盛り上がるはずです。2023年末から2024年いっぱい、堤駿斗に期待です。

 

 

 

今年の大晦日もボクシング!

そんなわけで、2023年末も無事にボクシングが開催されます。

そして井岡vsエストラーダの交渉は続いており、来年5月を目処に再調整中だとか。

そういえばこの井岡vsエストラーダに際して、ちょっと不穏に思うニュースが一つだけありました。それは、まずはTBSでの放映料でエストラーダに打診、断られたのでABEMAを出してきた、みたいなニュースがあったこと。TBSはもうボクシングから手を引いたのではなかったのでしょうか。今更TBSで放送と言われても、もうテレビ捨ててしまったので困るんですけど。

まあ、ともかく今のボクシング界は地上波テレビが出せるファイトマネーではなく、特にエストラーダほどの大物ともなると全く無理なはず。ABEMAとは言わず、U-NEXTでもAmazonプライムでも良いので、次こそは井岡vsエストラーダの実現を願いたいですね。

大晦日のボクシングはABEMAが独占配信!!

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