信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ジョナサン・ゴンサレスがいよいよリング復帰か?3/2DAZN、メインはアマンダ・セラノ!

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もうすぐ2月も終わりです。

今年はうるう年で29日までありますが、やっぱり2月は早いですね。

さて、もう今週末は3月です。

3月に入れば井上尚弥vsルイス・ネリの正式発表もあるでしょうから、また日本ボクシング界は盛り上がりますね。

まずは3月のスタートはダイナミックグローブ、高見亨介vs堀川謙一、そして翌日には阿部麗也(KG大和)の世界挑戦とフルスロットルです。

そして阿部の世界挑戦と同日、プエルトリコでも注目興行。

ということで今回のブログは、DAZNで放映されるプエルトリコ興行のプレビュー記事。

 

 

 

3/2(日本時間3/3)プエルト・リコ サンファン

WBA・IBF・WBO女子世界フェザー級タイトルマッチ

アマンダ・セラノ(プエルトリコ)46勝(30KO)2敗1分

vs

ニーナ・メインケ(ドイツ)18勝(4KO)3敗

メインイベントは3冠王者、セラノの防衛戦です。

アマンダ・セラノはこれまで7階級を制覇しており、ケイティ・テイラーとの一戦で女子ボクサーとして初めてMSGのメインを務め、1試合でミリオンダラーを稼ぎ出したレジェンドファイター。

昨年にはこの女子世界フェザー級の4団体を統一し、プエルトリコ初のUndisputed王者の名を手にしています。

セラノは3分12ラウンズという世界タイトルマッチを提唱し(通常女子は2分10ラウンズ)、これを認めなかったWBCの王座を返上、現在は3冠王者となっています。

これは地元への凱旋防衛戦であり、こういう戦いの場合に絶対王者が負ける、というパターンは数あるので、そこの部分だけ気をつけていかなければいけませんね。

↓女子ボクシング史上最大の戦い

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

さて、このアマンダ・セラノは素晴らしいボクサーであり、戦う方としても見ている側も3分12ラウンズでも全く問題はないでしょう。ラウンド数が長くなることでKOとかも増えそうです。

ただ、全ての女子ボクサーがそうか、というとなかなか難しいところであり、3分ファイトにするのは統一戦だけにする、とかも必要そう。2分だからこそスピーディな展開が見れる、というのもあるでしょうしね。

ところで私も最近まで全然知らなかったですけど、プエルトリコって国じゃないんですね。プエルトリコで生まれた人たちはアメリカ国籍になるようで、アメリカの中の自治区だそうです。

過去の歴史を振り返ると、植民地時代や独立運動等の厳しい時代を生き抜いてきており、プエルトリカンたちの絆の強さが形成されていった過程がわかりますね。ただの島国根性というだけではなさそうです。

 

 

 

WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ

ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)27勝(14KO)3敗1分

vs

レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)12勝(9KO)3敗

2021年6月、エルウィン・ソト(メキシコ)を降してWBO世界ライトフライ級王座を戴冠したジョナサン・ゴンザレス。

その後2022年には6月にマーク・アンソニー・バリガ(フィリピン)、12月に岩田翔吉(帝拳)を降し、2度の防衛に成功します。しかしその後は寺地拳四朗との王座統一戦が決まったかと思うとマイコプラズマ肺炎に感染してキャンセルしたり、防衛戦をインフルエンザにかかってキャンセルしたりと虚弱体質ぶりを発揮しています。

今回、いよいよ開催される(かもしれない)タイトルマッチは、実に1年4ヶ月ぶりの試合となっています。

 

 

 

相手のレネ・サンティアゴはゴンサレス欠場後の前戦で暫定王座を獲得しているボクサーであり、今回は団体内統一戦となりますね。

ちなみにジョナサン・ゴンサレスが本来防衛戦を行う予定だったのはニカラグアのヘラルド・サパタでした。この試合をゴンサレスが欠場後、セミファイナルに予定されていたケビン・ビバス(ニカラグア)vsレネ・サンティアゴが暫定王座決定戦になったのですが、本来防衛戦に出場予定だったヘラルド・サパタは無視されています。謎です。

これが結構微妙だなーと感じている点で、サンティアゴは当時上位ランカー(4位)だったからまあ許容範囲ですが、その相手のケビン・ビバスについてはこの試合が決まってから15位に滑りこまされていました。

キャリア的に何も成し遂げていないビバスに勝ったからといって暫定王座を手に入れられる、というのは何か別の力でも働いているのでしょうか。そもそもこの暫定王座戦にヘラルド・サパタが出場できなかったことにも闇を感じますが、そもそもサパタも下位ランカーだったからどっちみち微妙。無理にここで暫定王者を決めなくても良かったのに。

ともあれ、ここで勝ち残ったサンティアゴは暫定王座を獲得、今回はプエルトリカン同士の王座統一戦とあいなったわけです。

 

 

 

ちなみに余談ですがこのサンティアゴと王座を争ったケビン・ビバスは3/16(土)に矢吹正道(LUSH緑)との一戦が決まっています。

話が逸れましたが、そういう状況なのでここは普通に考えればジョナサン・ゴンサレスの判定勝利が妥当と言えるでしょう。レネ・サンティアゴは距離のコントロールに長け、カウンターも上手でしたが、これは相手がケビン・ビバスだったからでしょう。12RTKO勝利を飾っているものの、倒そうとして倒したパンチでもなく、相手が相手だったこともあって誇れるような内容ではありませんでした。

ただ、ジョナサン・ゴンサレスもキャンセルを繰り返しているよくわからない王者なので、どちらにしろベストパフォーマンスが出せるのかはわかりません。

地元プエルトリコでも戦い、ということで両者気合を入れてくるでしょうから、良い試合になれば良いですね。

 

 

 

配信情報

この興行の配信はDAZN。

配信日時は、日本時間3/3(日)9:00〜です。お、偶然にもひな祭りですね。

メインイベントに女子3冠戦、セミファイナルかどうかはわからないのですがジョナサン・ゴンサレスvsレネ・サンティアゴのWBO世界ライトヘビー級王座統一戦。

そして他にもクリストファー・ディアス(プエルトリコ)の出場や、ジェイク・ポール(アメリカ)の出場もありますね。

ジェイク・ポールに関しては客寄せパンダでしょうから、これがもしかするとセミファイナルかもしれません。このYoutuberは最近まともなボクサーと試合をしているらしく、おそらく上達もしているのでしょうから見てみても良いのかもしれませんね。

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