今日仕事が終わると22:00過ぎ。もちろんディレイ視聴です。
Leminoを開くとトップページにフェニックスバトルが出てくるのが嬉しい。
ボクシング不人気が叫ばれ、一般の人が知っているボクサーは井上尚弥だけ、なんて言われますし、会社で東京ドーム決戦の話をしても誰も知らないわけですが、なんか世の中と乖離があるのでしょうか。
井上尚弥引退後もボクシング配信は続くと良いですね。
さて、ということで今回のブログは4/25(木)に行われたフェニックスバトル。
4/25(木)フェニックスバトル
せっかくなので、メインだけでなくてライト級トーナメントも視聴。
齋藤陽二(角海老宝石)vs齋藤眞之助(石川)
陽二の方は強敵相手に戦ってきたようなイメージで、眞之助の方はタイトル挑戦も断ったことがあったような。挑戦者決定戦だったかな?なのでここは陽二に勝ってほしいところです。
スタイルも真逆、初回からグイグイと陽二がプレス。ロープを背にジャブを突く眞之助、右ショートは良い。
後半、陽二の右フックがヒット、眞之助はダウン!
ボディを強振して攻める陽二、ロープに詰まってしまう分眞之助のこの戦い方ではジリ貧ではないでしょうか。
2Rも長いワンツーの眞之助、ですがこのツーの引き際、ジャブにインサイドに入る陽二。眞之助も接近戦で押し返し、左右のフックを決めて今度は陽二がダウン!!
こうなると眞之助の方の動きが良くなり、アッパーもよく決まっています。
ガードの上からパンチをもらいながらも突進を止めない陽二、前半から中盤まではアウトボックスされますが、後半ラスト30秒くらいでフィジカルゴリ押しでコーナーへ詰め、左右の強いフック!
眞之助も強いパンチを返すも陽二のブロッキングに阻まれ、右フックをヒットされると2度目のダウン!ここで立ち上がった眞之助でしたが、レフェリーはストップ。
最後は立ち上がったもののやや心が折れた感じだったかもしれませんね。
潜ってきた修羅場の差が出たのかもしれません。
今永虎雅(大橋)vsマ・シャン(中国)
最近の中国人ボクサーというのは怖いですが、今永タイガーについて心配はいらないはずです。
初回、まずは今永のジャブが速く、鋭く、また力強い。30秒ほどが経ったところで鋭い左ストレート。マ・シャンも悪くない出立ですが、全然レベルが違います。
中盤、長い距離でのワンツーフック、自分のパンチが当たる距離でかつ、相手のパンチが届かないところでまさにサンドバッグ。
1分を切ったところでマ・シャンがダウン!その前の離れ際の左カウンターが効いていたのかもしれません。
立ち上がったマ・シャンに今永は左を決めると、マ・シャンはグロッギー!ここでレフェリーがストップ!
ちょっと強すぎた、今永タイガー。。。
日本スーパーフライ級タイトルマッチ
高山涼深(ワタナベ)7勝(6KO)無敗
vs
古谷昭男(六島)11勝(4KO)6敗
セミのユースタイトル戦ももちろん興味深いですが、時間の都合でスキップ。
メインイベントは我々世代にはブッ刺さる、「渡辺雄二の甥」高山涼深が登場です。このボクサーには世界まで行ってほしい。
努力家で敗北を糧に上がってきた古谷も応援したいボクサーですが、今回のところは高山の応援です。
初回、なんとまずは古谷がいきなりワンツー。高山に先手を取らせない、なかなかのサプライズ。
その後も古谷はハードパンチを持つ高山に対してリング中央で戦うことを試みます。
しかし早々に高山も左ストレートをヒット、古谷は少し下がらされます。
近い距離でのボクシング、ここは思いっきり高山の土俵、ここで戦う勇気ある戦略を選択した古谷!
パンチが当たる距離で良いジャブを出す古谷、長い右ストレートもうまく当てているように見えます。ただ高山はフィジカルも強く、びくともしない上にすぐにリターンしてきます。
2R、高山が安定した下半身から左ストレート、右フックをねじ込んできます。古谷は若干ポジションを変えながらやはりこのジャブが良い。それに加え、右ストレートも力強く打ってきますね。
高山はそれも嫌がるそぶりも見せず、とにかく安定したスタンスから前に出てパンチを打ち込む。後半、高山が左ストレートで古谷の顔を跳ね上げます!しかし古谷もこれに応戦、気持ちでは負けていません。
この溢れる才能に挑む、失礼ながらも凡人とも言って良い古谷のファイトには心打たれますね。
3R、やっぱり古谷のジャブ、少し外を回す右とまっすぐの右は良い。それでも動じないのが高山、この安定感たるや対峙すれば恐ろしいものでしょう。
1分過ぎ、高山が左ストレートからの右フックを掠めると古谷がダウン!
立ち上がった古谷に対して当然ここはラッシュの高山!!
古谷もリターン!しかしダメージはありあり、古谷の体勢が崩れたところでレフェリーはストップ!!!
指名挑戦者を、こうもあっさりと。
古谷の状態も非常に良かったように思いますが、高山の強さはちょっと国内で飛び抜けているかもしれません。
次はステップアップファイトを見たい、と思ってしまいますね。
ワタナベジムがどうなのか
さて、素晴らしい王者を輩出し、元世界王者もいるというワタナベジム。
しかしここ最近の自主興行はなく、今回もフェニックスバトルですし京口紘人、谷口将隆も次戦はトレジャーボクシング。
自主興行がない、ということは、ステップアップファイトを組むのに苦労しないのでしょうか。
この才能を、国内にとどめてはいけません。
もしかすると今後、大橋プロモーションが面倒見てくれるのかもしれませんが、大橋プロモーションにはジムの枠を超えて選手のプロモートをしていってほしいですね。
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