信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

ライトフライ〜バンタムのRINGランキングをチェック。3daysを経てどう変わった?

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アルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボルがあった週末、日本では合計で8つの世界タイトルマッチが挙行されました。

その戦いはライトフライ級、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級と4つの階級にわたる「世界タイトルマッチ」であり、この戦いが終わった後、世界情勢の変化があるのは当然のことです。

さて、どのような変化があったのでしょうか。

今回のブログは、リングマガジンランキングで上記4階級を見ていきましょう。

バンタム級

1位と2位は変わらず、堤聖也が3位にアップ。井上拓真との接戦を制したので当然のことですが、確か3位にいた拓真は5位にダウンしています。

他は出たり入ったりはありませんね。マニー・ロドリゲス、ジェイソン・マロニー、アレハンドロ・サンティアゴといったお馴染みの元王者に次いで新鋭デビッド・クエラー、そして引退を表明してはいるものの受理されていない(?)比嘉大吾が10位に入っているのもそのままですね。

 

 

 

こう見渡してみても中谷の相手はおらず。やはり最も興味深いのは王座統一戦で、そうなると西田か堤がセットされるのでしょう。武居は天心戦まで取っておきたい。天心の2025年は2月、6月、そして秋という予定のようで、2月は拳四朗や中谷との競演が予定されています。地域タイトルの統一戦、vs栗原慶太というのが最も興味深い試合となるのかもしれませんね。そうこうしているうちに増田陸も上がってきそう。

まだまだタレント豊富なバンタム、2025年も楽しみです。

ところで西田は12月に出るのでしょうか。。。

スーパーフライ級

絶対王者、ジェシー「バム」ロドリゲスを頂点としたスーパーフライ。井岡に勝ったフェルナンド・マルティネスの方がみんな大好きエストラーダよりも評価が高い。

12/31、マルティネスvs井岡の再戦が決まり、もし井岡が勝利したならば、井岡はエストラーダの上に出られるのでしょうか。

田中恒成に勝利したプメレレ・カフがランクイン、もちろん田中よりも上の4位。接戦でしたから、田中のランキングもさほど下がってはいませんね。

 

 

 

田中恒成の負けは非常に悔しい敗北で、ダウンを奪われているとはいえあの採点が逆でも全く不思議ではないものでした。さすがにこれで引退とかはやめて欲しい。

スーパーフライ級はその一部分のランキング変更があったのみで、他は変わらずですね。当たり前ですが。

バムの次戦はペドロ・ゲバラ戦、ゲバラは圧倒的な負け方をするとこのランキングから消えてしまう可能性もあるか。

フライ級

こちらも相変わらずトップはサニー・エドワーズ。次いでアンヘル・アヤラ。

日本にいると「おいおい、冗談だろ」と思う気持ちもよくわかりますが、実際このサニー・エドワーズの評価は非常に高いようですね。

バムにあんな負け方したのに、とちょっと思いますが、個人的にサニーは好きなボクサーなので、是非とも日本に来てほしい。

ニューフェイスは寺地拳四朗、クリストファー・ロサレスを圧巻のTKOで破って一気に3位にランクイン。ユーリ阿久井は拳四朗に割って入られたことでランキングを一つ落とし、4位となっっています。

 

 

 

そしてこのランキングからロサレスが消え、代わりにフランシスコ・ロドリゲスJrがランクイン。確かにこのボクサーは強く、嫌なボクサーです。

オラスクアガも本来であればジョナサン・ゴンサレスに痛快な勝利を得て(あくまでも希望)ランキングを挙げていたはずでしたが、初回の負傷ドローでそうはならず。

一番納得いかないのはアンヘル・アヤラが2位、ということで、アメリカ大陸で戦っているというだけであってそこまでの評価なのは非常に疑問です。だから是非、アヤラには日本に来て戦ってほしい。

この階級で今年最後の大一番は、1位のサニー・エドワーズvs9位のガラル・ヤファイ。この戦いでヤファイが勝てば一気にランキングを上げる可能性があります。

こういう世界的評価の高いボクサーは日本に来れば稼げるチャンスなので、来年あたりに誰か世界的強豪を呼んで欲しいですね。

ライトフライ級

長らく絶対王者として寺地拳四朗が君臨していた階級ですが、その寺地が抜けました。そして確か次点はシベナチ・ノンシンガだったと思いますが、そのノンシンガは矢吹に敗れ、元々評価は高かった矢吹が絶賛1位に推されています。

そして2位は大躍進の岩田翔吉、王座決定戦とはいえ無敗のボクサーをあの倒し方、というのは、軽量級としては非常に大きなインパクトを与えたのではないでしょうか。

ただ、戦ってきた対戦相手の質、そしてその倒し方、という面において、やはり矢吹に一日の長があるのはまた事実。矢吹がフライ級にいけば、岩田が自動的に繰り上がり1位となり、その後は誰と戦うのか楽しみですね。

 

 

 

ライトフライ級で今後岩田が戦う相手としてはレジー・スガノフが一番近い候補でしょうか。クリスチャン・アラネタやカルロス・カニサレス、この辺りはこのランキングでは上位に位置するアドリアン・クリエルやエルウィン・ソトよりも怖さのあるボクサーです。

タノンサック・シムシーあたりも面白いですね。ここを矢吹よりも圧倒してこそ、矢吹との対戦をアピールすることができるかもしれません。

Pound for Pound

そしてもちろん、Pound for Poundランキングも変更されています。6位ベテルビエフ、7位ビボルでしたが、ベテルビエフが4位にアップ。5位にカネロ、6位にバムでビボルは7位に据え置きです。

中谷も9位のままですね。良い勝ち方だったと思いますが、ジャーボンタ・デービスを超えられません。

バムの評価は非常に高いですが、1階級上の中谷ともし戦わば、というのは、海外、特にアメリカの識者の中で話題になっている模様。中谷潤人vsジェシー・ロドリゲス、同じく帝拳プロモーションが絡むこの2人の戦いは、はっきりいってすぐにでも実現可能な戦いに思います。

 

 

 

それにはバムが階級を上げ、中谷がバンタムに留まらなければなりません。

そう考えるともうリミットは来年の前半です。来年の後半には、中谷はきっとスーパーバンタムで井上尚弥と戦いたいはずですから。

この中谷vsバム、未来のP4P対決というのは、いずれにしても中谷にとってはやる価値のある戦いではないでしょうか。井上尚弥ほどではないにしろ、ライバル不在の中谷が、バムと戦い、それを倒すことによって得られる評価は、キャリアを通せば井上尚弥以上になる可能性があります。

今年もあと2ヶ月半、今年の戦いはおおよそもう出切っていると思いますので、来年、どのような動きになるのか楽しみに待ちましょう。

 

amzn.to

 

 

 

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