信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

1.5ヶ月で10世界タイトルマッチ。黄金期・日本の世界王者たちの戦う階級の現状は?

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9/3(火)、井上尚弥vs TJドヘニーの戦いからはや10日。

そして、10/13(日)10/14(月)の日本AmazonのPrime Video Boxingまであと1ヶ月。

ここ数日間は睡眠する時間、食事をする時間もあまり確保できていません。どこまで無理をすれば人は倒れるのか?とも思いますが、3日くらい寝なくても倒れたことはないので、意外と人間というのは頑丈ですね。

さて、話を戻すと、この1ヶ月半のうちに多くの日本人世界王者、そしてプレ世界王者が登場します。

たった1ヶ月半のうちにリングに上がる日本人世界王者は6名であり、挑戦者は(王座決定戦を含めて)5名です。

彼らを取り巻く現状は、今、どうなっているのか。

ということで今回のブログは、日本人が絡む世界戦、その階級について。

↓AIで適当に作った画像って「AIで適当に作った画像」感が半端ないですよね。

 

 

 

スーパーバンタム級

この階級は絶対王者が君臨するだけに、さほど動きがない階級です。大きなニュースも特になく、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が騒いでいるくらい。

リングマガジンのランキングにも動きがなく、王者はもちろん井上尚弥(大橋)ですがいまだに1位にはスティーブン・フルトン(アメリカ)が居座っています。

週末のカネロvsベルランガのアンダーカードでフェザー級デビューを迎えるフルトン、この試合が終わればフェザー級でどのあたりにランクされるかは見ものですね。

バンタム級

勝利と敗北というものは大きな違いがあるもので、武居由樹(大橋)vs比嘉大吾(志成)のクロスファイトが終わっても武居は4位、比嘉は10位とランキング的にその差は大きい。

この階級は王者が不在、1位に中谷潤人(M.T)、2位に西田凌佑(六島)、3位に井上拓真(大橋)で4位に武居と、各団体の王者たちがランク付けされています。

 

 

 

5位以降はエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、6位にジェイソン・マロニー(オーストラリア)、7位にアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)といったお馴染みの元王者たちが並び、その後にデビッド・クエラー(メキシコ)、堤聖也(角海老宝石)、比嘉大吾と並びます。

10名中6名が日本人、というとてつもないリングマガジンランキング。

我々日本のファンにとってはお馴染みのボクサーだらけで、比嘉や堤はここ2ヶ月でランクインしてはいるものの、あまり新鮮味はありませんね。

西田の次戦はずっと気になっているのですが、なかなか発表されず、今年中のリング登場はあるのかないのか。

王座獲得後は転級の話が出たり、統一路線を考えていないという素振りでしたが、バンタム級王座戦といえばちゃんと見に来ているから意識はしているのでしょうね。

同時期に王座獲得を果たした武井も初防衛に成功したこともありますし、そろそろ西田も初防衛戦をしてほしいですね。

 

 

 

ともあれ、Prime Video Boxingでは、中谷が王座を防衛するのと同時に、WBA王座が井上拓真vs堤聖也の間で争われます。一体みなさん、どちらを応援するのでしょうか。。。

スーパーフライ級

この階級のリングマガジン王者は、ジェシー「バム」ロドリゲス(アメリカ)です。これには異論を挟むことはできません。

1位はフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)であり、この2人の統一王者が戦えばあっという間に4団体統一王者が出来上がる仕組みになっています。

フェルナンド「プーマ」マルティネスは、井岡一翔(志成)に勝利。しかし、特に物議をよぶ判定ではなかったこの一戦は、ダイレクトリマッチが決まっています。

「お金のため」といえばそれまでですが、果たしてマルティネスにとってこの再戦はリスクが大きく、得るものはほとんどない、といって良いでしょう。

 

 

 

これが今年の年末に行われ、もしかすると井岡のラストファイトになるかもしれない試合。

3位のエストラーダもバムとの再戦を狙っている、ということですが、このバムvsガジョについては井岡vsマルティネス以上に白黒がはっきりとついてしまった試合です。

4位に10月に防衛戦を控える田中恒成(畑中)、対戦相手はプメレレ・カフ(南アフリカ)というボクサーで、こちらはリングマガジンのランキングには入っていません。

5位以降はカルロス・クアドラス(メキシコ)、ペドロ・ゲバラ(メキシコ)、アンドリュー・マロニー(オーストラリア)、シーサケット・ソー・ルンビサイ(タイ)。

ゲバラはこの階級ではまだ29週間のランクインですが、いずれもお馴染みのボクサーですね。シーサケットなんてWeeks on Listは592週、実に11年以上もこのランキングに居座っています。恐ろしや。

9くらいにはフライ級でもランクインしているデビッド・ヒメネス(コスタリカ)、これはリングマガジン側のミスでしょうね。軽量級だからか、あんまり見ていないのかもしれません。

10位にベテランですがニューフェイス、健文トーレス(3150)というのはレイマート・ガバリョ(フィリピン)、KJカタラジャ(フィリピン)を連破したことが評価につながっているのでしょう。これは台風の目になりそうですね。

 

 

 

フライ級

アルテム・ダラキアン(ウクライナ)を破って王座を獲得したユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は、着々と評価を上げているようで、現在リングマが自ランキングのフライ級で3位。

1位にはサニー・エドワーズ(イギリス)ですが、はっきりいってユーリ阿久井のプレスはサニーも捕まえられるはずで、2位のアンヘル・アヤラ(メキシコ)がユーリ阿久井の上にいることは納得がいかないので、ユーリ阿久井政悟というのは個人的には実質1位です。

そこに入ってくるのが寺地拳四朗(BMB)だと思いますが、果たしてフライ級初戦でどのようなパフォーマンスを見せるのでしょうか。拳四朗の相手、クリストファー・ロサレス(ニカラグア)はリングマガジンの9位、これは妥当な気もしますが拳四朗と死闘を繰り広げたアンソニー・オラスクアガ(アメリカ)は8位。オラスクアガは現王者であり、しかも圧勝で王座を獲得したにも関わらずこの順位、というのは、加納陸(大成)の評価が高くなかったためなのでしょうか。10月の初防衛戦では元ライトフライ級王者、ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)。試合のキャンセル癖のあるジョナゴンは、ちゃんとリングに立つのか。

いずれにしろ、独自のランキングとはいえ1位は無冠のボクサーで、タイトルホルダーの1人が8くらいというのは不思議なランキングです。

 

 

 

他には4位にダラキアン、そのダラキアンに善戦したデビッド・ヒメネス(コスタリカ)が5位、6位にリカルド・サンドバル(アメリカ)、7位にフェリックス・アルバラード(ニカラグア)です。10位にガラル・ヤファイ(イギリス)が滑り込んでおり、このフライ級は世界の強豪と渡り合ってほしいところですね。

ライトフライ級

拳四朗(と、ついでにジョナサン・ゴンサレス)が抜けることで一気に混沌としそうなライトフライ級。

現在のリングマガジンランキングでは、王者に寺地拳四朗、1位にジョナサン・ゴンサレスですが、2人は10月にフライ級で、別々の相手と戦います。

なので現状トップ評価はシベナチ・ノンシンガ(南アフリカ)、そしてそのノンシンガを一度は倒したアドリアン・クリエル(メキシコ)が次点です。ただ、このクリエルも前戦ではフライ級で戦っており、サニー・エドワーズに負傷判定負け。

 

 

 

その次に来るのが元王者のエルウィン・ソト(メキシコ)、そしてカルロス・カニサレス(ベネズエラ)です。

6位に矢吹正道(LUSH緑)、7位に岩田翔吉(帝拳)、この二人はそれぞれ10月に世界タイトルマッチのリングに上がるのですが、おそらく戴冠してくれるでしょう。矢吹はノンシンガ戦で良いパフォーマンスを見せられれば、拳四朗、ジョナゴンが抜けることで一気にトップに躍り出られそうですね。

その次はクリスチャン・アラネタ(フィリピン)、タノンサック・シムシー(タイ)、レジー・スガノフ(フィリピン)と続きますが、こちらもやはり日本人にお馴染みのボクサーだらけですね。

スーパーライト級とウェルター級

暫定王者に勝利したならば、もう「世界王者」という肩書きで良いような気がする平岡アンディ(大橋)。イズマエル・バロッソ(ベネズエラ)を相手に見せたパフォーマンスは出色の出来であり、過去のどの平岡アンディよりもベストで、今後の更なる期待を掻き立てられるものでした。

 

 

 

スーパーライト級はテオフィモ・ロペス(アメリカ)が王者として君臨しているものの、ここのところは驚くほどのパフォーマンスは見せておらず、1位は不活動のデビン・ヘイニー(アメリカ)。

ホセ・ラミレス(アメリカ)のほか、マティアスをアップセットで降したリアム・パロ(オーストラリア)、かつての4団体統一王者に勝利したジャック・カテラル、無敗のアルベルト・プエリョ(ドミニカ共和国)、意味不明の壊し屋サブリエル・マティアス(プエルトリコ)、ジョシュ・テイラー(イギリス)、レジス・プログレイス(アメリカ)ときて9位に平岡アンディです。

まだまだ道のりは遠そうですが、実際さほど大きな差はないように思います。

ともかく名だたるボクサーに囲まれながらも、ひけを取らないパフォーマンスを披露した平岡アンディに期待。

そしてウェルター級のランキングを見ると、意外にも9位に佐々木尽(八王子中屋)がランクイン。王者は不在で1位がジャロン・エニス(アメリカ)、2位にエイマンタス・スタニオニス(リトアニア)、3位にマリオ・バリオス(アメリカ)といったボクサーたちが名を連ねる中で9位、これだけでも十分な快挙でしょう。

9月、そして1ヶ月後に控える10月の戦いを終え、誰が生き残り、そしてその生き残った王者たちはどのような道に進むのか。

国内外で強豪が並み居るなか、どこかで日本のボクシングファンが狂喜乱舞するような面白いマッチアップを期待したいですね。

 

 

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