信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

9/26、27の国内ボクシングは生配信!神戸と静岡の闘いをプレビュー!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

9月の最終週からボクシング界は実りの秋!

アメリカに目を向けてみるとチャーロ兄弟の防衛戦からはじまり、ロマチェンコvsロペス、井上vsマロニー等々、年内は注目のビッグマッチが目白押しです。

その全てをWOWOWが生中継(又は生配信)してくれます!

boxingcafe.hatenablog.com

WOWOWは初月無料。申し込みはWEBから可能です。この機会に是非!

wowow

 

海外の9月最終週のカードはまたプレビューするとして、日本国内でも注目試合が。

しかも生配信付き!大変にありがたいこの興行を、本日のブログではプレビューしていきたいと思います。

9/26(土)神戸市立中央体育館

REAL SPIRITS

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久保隼(真正)vs五十嵐嵩視(トコナメ)

真正ジムの興行、メインは元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(真正)。村田諒太(帝拳)、山中慎介(帝拳)等数々の世界王者を輩出した南京都高校(現・京都廣学館高校)出身の長身サウスポーは、東洋大学を経て2013年にプロデビュー。

長身だからこその線の細さを感じさせるボクサーではありますが、2015年に9戦目でOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得、無敗のまま12戦目でベテラン、ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)を攻略し初戴冠。この王座は初防衛戦でダニエル・ローマン(アメリカ)に奪われてしまいました。

当時はローマンの強さは何だかわからない強さでしたが、その後のローマンの活躍を考えると、久保は粘り強く闘ったといえるでしょう。

 

この敗北で諦めなかった久保は、再起戦でフェザー級の世界ランカー、大沢宏晋(ロマンサジャパン=当時)とのサバイバルマッチに臨み、スプリットの判定勝ちを納めます。

世界ランカー対決を制し、挑んだ世界王者は中国のシュ・ツァン。敵地中国で挑んだこの一戦は、シュの手数とその回転力にやられ、6RTKO負け。

今度こそ、の思いをもって2階級制覇を目指す再起戦。

世界のフェザー級は混沌としているとはいえ、厳しい道程に思いますが、がんばってほしいですね。

対する24歳の若武者、五十嵐は既に17戦(13勝5KO4敗)のプロ叩き上げ。

前戦は2018年11月(2RTKO負け)ということで、1年10ヶ月のブランクがありますが、このビッグチャンスをものにできれば大きく浮上できること間違い無しです。

 

五十嵐は善戦でも評価されるでしょうが、久保にとっては相手がどんなに仕上げてきたとしても圧勝しなければ意味がない、という厳しい試合。外国人選手が招聘できない今の現状では、ただの再起戦も内容が大きく問われますし、言い訳がききません。

久保隼、復活なるか、それとも五十嵐が大物喰いとなるか。注目のメインイベントです。

セミファイナルではWBO女子世界アトム級タイトルマッチ!

岩川美花(高砂)vs鈴木菜々江(シュウ)

岩川が2度目の挑戦で世界タイトルを奪取してから、既に2年以上。昨年はノンタイトル戦が一戦ということなので、今回が初防衛戦となります。

 

対する鈴木は元日本同級王者で、2度防衛のあとOPBF王者、松田恵里(TEAM10COUNT=当時)との統一戦に敗れ、無冠に。

女子プロボクシングの試合は正直あまり見ないのですが、岩川15戦(9勝3KO5敗1分)と鈴木14戦(10勝1KO3敗1分)としっかりとしたキャリアを積んできた両者の1戦は、見ごたえのあるものとなりそうですね。

セミセミも要注目!

湊義生(JM加古川)vs大場浩平(サンライズ)

22歳の湊は3敗(8勝3KO)していますが、現日本王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に1度、白石聖(井岡)に2度敗れたものです。

 

かなり濃いマッチメイクをしてきた2018年度の全日本新人王は、ここからその敗戦を糧にはいあがってこれるボクサーだと思います。

そして対するは、元日本王者、かつて名古屋のメイウェザーと呼ばれた大場浩平。6年ぶりの復帰戦には不安も伴いますが、前回のキャリア終盤の師である江藤日出典サンライズボクシングジム会長のもと、再起を目指します。

大場の出来はどうか。それとも湊が大場を踏み台にするのか。勝ち負けの見えない、非常に楽しみな1戦です。

この試合は、関西のボクシング情報を発信してくれているBOXING REAL - YouTubeさんで生配信です!ありがとうございます!

9/27(日)ふじさんめっせ産業交流展示場

ふじの国PROFESSIONAL BOXING

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こちらは無観客で行われる静岡興行!地元駿河男児ジム主催の興行です。クラウドファウンディング、微力ながら協力させていただきました。

村地翼(駿河男児)vs川端遼太郎(真正)

この駿河男児ジム主催の興行は、年に一度の興行ですが、2018年デビューの村地は既に3度目の出場。今回はメインを張ります。

前戦、フローイラン・サルダール(フィリピン)の持つWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルに挑戦し、ダウンを奪う健闘をみせましたが8Rに撃沈。サルダールも穴のある王者であり、チャンスはありましたがキャリアの差もあり、時期尚早だったと言わざるを得ませんでした。

そこから1年ぶりの復帰戦では、その敗戦を糧に足元を固める足がかり的な一戦となるでしょう。5戦4勝(3KO)1敗、23歳と若く、焦る必要はないのでじっくりと強くなってほしいですね。

 

そして相手の川端は、関西から参戦。17戦12勝(6KO)3敗2分、2014年にはWBCユース王座決定戦に出場(引分けで獲得ならず)したり、2016年にはのちのWBOアジア・パシフィック王者向井寛史(六島)と引き分けたりとハードマッチメイクでならしてきました。

2016年12月の試合から3年近いブランクののち、昨年10月に1RTKOで再起。前戦で1Rしか闘っていないので、試合勘はどこまで戻っているのか。

とはいえ、17戦のキャリアは侮れないので、好勝負になりそうな予感です。

セミファイナルは大注目!

木村蓮太朗(駿河男児)vs岩屋卓史(寝屋川石田)

セミファイナルは木村蓮太朗(駿河男児)が登場。デビュー戦で圧巻のKO劇を飾った木村、2戦目ももちろん日本人、寝屋川石田ジムの岩屋卓史。7戦4勝3敗というプロ叩き上げの32歳は、大注目のホープ、木村にプロの厳しさを痛感させることができるのか。

 

↑伊藤雅哉さんが紹介してくれている岩屋卓史。こういうの見ると応援したくなりますね。

あえてスーパーホープの相手を受ける岩屋、注目です。そしてそのスーパーホープは、その思いごと断ち切れるのか。

まだまだ注目の試合が盛り沢山!

無観客はもったいないぐらいの好ファイトがずらりです。

麻生興一(三迫)vs山口祥吾(唯心)

元日本王者の麻生の復帰戦。2017年に細川バレンタインに王座を追われ、1勝1敗。既に34歳と後がない状況にあって、連敗は避けたいところです。

そして山口は前戦、元日本王者の土屋修平(DANGAN AOKI)を倒し、名を上げたボクサーです。2連続で元王者を倒し、大きく浮上することができるか。

 

そしてこの試合の前には木村蓮太朗の従弟、木村天汰郎(駿河男児)も登場です。こちらもまごうことなき才能に溢れたボクサー。6戦して4勝2分、ここ2戦はドローが続いています。

対戦相手の横山渉(厚木ワタナベ)は4勝(3KO)8敗1分と負け越しのボクサーですが、2017年には定常育郎(T&T)と引分けている侮れないボクサー。

木村が初のKO勝利を手にするか、それとも。。。

この試合は駿河男児ジムのYoutubeチャンネルで生配信!既に準備は整っているようですね。

下記リンク、9/27(日)12:50開始だそうです。WOWOWの先行オンデマンド配信と若干被りそうな気配。。。

https://www.youtube.com/watch?v=oTeJIYiHARU

↑駿河男児ジムのチャンネルです。

 

来週末は両日ともボクシング観戦できますね。私は土日は仕事なので(泣)、リアルタイムでは見れないのですが皆さんは楽しんで下さい!

 

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