信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】またも激闘なるか、ポヴェトキンvsホワイト!久保隼が登場のリアルスピリッツ!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

気づけば週も半ば。

そしてもう3月も終わりですね。

コロナでどこにも行けないから月日が経つのが早く感じるのか、それともただ単に歳をとったから早く感じるのか。

あっという間に1年の4分の1が終わろうとしています。

さて、最近は国内外ともにビッグマッチ、注目試合が決まっています。特に国内興行については外国人選手を呼べない代わりに決まるのは、非常に興味深いマッチメイクが多いですね。

また近日中にまとめてみたいと思います。

さて、本日のブログは週末の国内外、注目試合についてです。

 今週のウィークデイの注目試合はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

 

堤選手は大変残念でしが。。。

気を取り直して、まずは海外戦から!

3/27(日本時間3/28)イギリス

WBC世界ヘビー級暫定タイトルマッチ

アレクサンデル・ポヴェトキン(ロシア)39戦36勝(25KO)2敗1分

vs

ディリアン・ホワイト(イギリス)29戦27勝(18KO)2敗

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前戦はコロナ真っ只中の8月。WBCの王者はタイソン・フューリー(イギリス)ですが、暫定王者を持っていたホワイトが、防衛戦で歴戦の雄、ポヴェトキンを迎えました。

ポヴェトキンは歳を取りすぎ(当時40歳)、ホワイト優位と思われた一戦は、当初下馬評通りに進行しました。序盤からホワイトのパンチが次々とヒットし、4Rには2度のダウンを奪い、この序盤で決着を予想させる展開。

しかし続く5R、開始早々にポヴェトキンの起死回生の左アッパーがヒット、ホワイトは痛烈に倒れ、レフェリーストップ。

まるで映画のような逆転KOでこの暫定タイトルを獲得したポヴェトキン、再戦契約があったらしく立場を変えてのダイレクトリマッチとなりました。

 

前回に続きイギリスでの興行、Aサイドはホワイトで、Bサイドがポヴェトキンという構図は変わらず、タイトルが移動しただけ。

前戦でも序盤、ホワイトの方がボクシングに優れ、クリーンヒットを多く奪っていました。今回も同様の展開となるでしょうが、ホワイトは、よりポヴェトキンの一発に気をつける必要があります。

慎重に戦いすぎた結果、塩試合になる可能性も勿論あります。かつて、アンソニー・ジョシュア(イギリス)がアンディ・ルイスJ Jr(アメリカ)をアウトボックスしたように。

おそらく、オッズはホワイト優位と出るでしょう。

しかし、ポヴェトキンにもう一度奇跡を起こしてもらいたい。

 

前戦のように、良いタイミングで当てさえすればホワイトは倒れます。ホワイトの顎は強い方ではありません。かといってポヴェトキンもタフか、というとそうでもありません。

ホワイトのストラテジー次第ではありますが、今回も倒し倒され、(もしくはポヴェトキンが一方的に倒されるだけかもしれませんが)のKO決着濃厚な一戦となると思います。

きっと面白い試合にはなると思いますので、是非DAZNで。

DAZN

ちなみに本来、この一戦は2020年11月に予定されていました。それが1月に延期となり、その後ポヴェトキンはコロナに感染。回復が遅れ、日程がここまでずれ込みました。

41歳という年齢で、トレーニング期間も減ってしまったとは思うので、そういう面でも少し心配ですね。

 

 

続いて国内試合!

3/28(日)リアルスピリッツ

58.5kg契約8回戦

久保隼(真正)16戦14勝(9KO)2敗

vs

佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)12戦7勝(1KO)4敗1分

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元WBA世界スーパーバンタム級王者、久保隼。ジムの先輩である長谷川穂積氏の後継と期待されはしたものの、初戴冠の世界王座は5ヶ月後の初防衛戦でのちの統一王者、ダニエル・ローマン(アメリカ)に奪われました。

その後国内サバイバルマッチを辛勝、WBA世界フェザー級王者シュ・ツァンに中国で挑戦もTKO負け。今回はそこから再起第二戦に臨みます。

対して佐伯は22歳とまだ若いですが、ハードなマッチメイクでキャリアを重ねてきているボクサーです。

2017年11月にタイ人ボクサーから勝ち星を上げていこう、勝ち星にこそ恵まれてはいませんが、大橋健典、河村真吾、大里拳といったランカー相手にキャリアを構築、前戦では「鉄の拳」中野幹士(帝拳)のデビュー以来の連続KOを止めてみせました。しかも、3Rには中野からダウンを奪うというサプライズ。ここで敗れはしたものの、佐伯は大きく評価を上げたと思います。

久保は現在、日本ランク3位。日本ランキングに入っているということは、日本タイトルからの出直しを誓っているからに他ならないでしょう。

 

佐伯にとっては、日本ランクを奪える絶好のチャンス、格上とはやり慣れています。KO率は高くないものの、久保も打たれ強いボクサーには見えません。チャンスはあるかもしれません。

久保は勝ち方を問われる一戦であり、まだまだ出来るというところを見せたい。

久保は、決して諦めることのなかった長谷川穂積を間近で見てきたボクサー。まだまだ終われない、という思いも強いかもしれませんが、これからのキャリアに期待を抱かせるような試合を見せてもらいたいと思います。

いずれにしろ、負けや苦戦は許されず、圧倒し、格の違いを見せつけて欲しいものです。

この興行は、真正ジムのYoutubeチャンネルで配信が決定しています。

関西のボクシングを配信してくれるBOXING REALさん。本当にありがたいです。

配信は3/28(日)13:00〜!チャンネル登録して待ちましょう。

www.youtube.com

 

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