信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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週末の海外興行は、ジョー・ジョイスvsカルロス・タカム。ジョイスはヘビー級を掻き回せるか。

2021年も半年が終わり。7月に入り、早くも後半戦。

国内では大変興味深い神興行が行われました。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

私は久々の現地観戦に行かせてもらっており、このブログがアップされる頃は、まだおそらく現在は帰路の途中。(田舎なもので)

さて、海外戦は本来であれば、7/24(日本時間7/25)、WBC世界ヘビー級タイトルマッチ、タイソン・フューリーvsデオンテイ・ワイルダーというビッグマッチがありましたが、タイソン・フューリー本人と陣営にコロナ陽性反応が出て、延期に。

とはいえ、ワイルダーの前戦での言い訳のせいで、前戦ほどの注目を集めていなかったのも現実ですね。

この試合自体のプレビュー記事は後日書くとして、今週末のヘビー級戦、ジョー・ジョイスvsカルロス・タカムの一戦についてです。

 

7/24(日本時間7/25)イギリス

ジョー・ジョイス(イギリス)12勝(11KO)無敗

vs

カルロス・タカム(カメルーン)39勝(28KO)5敗1分

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リオオリンピック銀メダリスト、ジョー・ジョイス。プロスペクトと呼ぶには年老いている35歳ですが、プロキャリア3年で、しかもヘビー級で、この位置にいるのは流石。

元王者、バーメイン・ステイバーンにもストップ勝利、その他にも世界挑戦経験者であるアレクスサンドル・ウスティノフ、ブライアン・ジェニングスに勝利を収めています。

そして前戦では、下馬評不利の中、世界王者を嘱望されていたプロスペクト、ダニエル・デュボアの眼窩底を折ってTKO勝利。

デュボアは、藤本京太郎をジャブ一発で破壊したボクサーだと考えると、ヘビー級というのは日本にとって遠い遠い存在だということがわかります。

 

ジョイスのスタイルは、非常にオーソドックス。ヘビー級においては非常にスピードがあり、ジャブをついてコンビネーションを打ち込むという、まるで中量級や軽量級のボクシングをするわけですが、見た感じはパワーレス。

一発一発を強く打ち込み、どちらかというとスピード感のないヘビー級の中では異質の存在に思えますが、やはりその実力は一級品と言えます。

特にあのデュボアを破壊したジャブを見ると、卓越した距離感と、タイミング、そしてコントロールを持っているボクサーなのかもしれません。

対してカルロス・タカムは40歳。

 

5敗しているものの、その相手はアレクサンデル・ポベトキン、デレック・チゾラ、ジョセフ・パーカー、アンソニー・ジョシュア等々、錚々たる面々。

負けるとしてもただでは終わらないボクサーで、なかなかの善戦マンです。

闘い方はプレス、プレス、プレスしてフックを振り回すという、ヘビー級ファイターらしい闘いぶり。その戦闘方法を支えるのは、やはりタフネスでしょう。

ただ、ジョイスのこれまでの試合を見た限りでいうと、ジョイスの運動量、スピードについていける気はしません。

ジョイスはいつもの通りアウトボックス、無理をしない闘い方で勝利を収めるということが一番無難な闘い方、欲を出して倒しに行くと思わぬしっぺ返しを喰うことになるかもしれません。

 

ただ、このジョイスは非常に冷静で、おそらく自分の闘い方を熟知しています。間違いを起こす可能性は低そうです。

とすれば、タカムが何とかして自身のパワーパンチを当てる、というのが勝ち筋となります。

ジョイスはフットワークもよく、体格もさほど変わらない分、タカムのプレスに屈しないのではないか。そうなるとタカムとしては打つ手がなくなってしまいます。

さて、このジョイスが勝てば、次は世界挑戦となるのでしょうか。

ジョー・ジョイスは、現在WBO2位、WBC5位、IBF10位という世界ランクを持っています。

WBO・IBF王者のアンソニー・ジョシュア(イギリス)の次戦が、WBO1位のオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)戦、WBCは先に述べたフューリーvsワイルダーということで、今、ジョイスの挑戦できる王者はスケジュールが埋まっています。

 

「フューリーvsワイルダーの勝者」vs「ジョシュアvsウシクの勝者」という既定路線(なのかどうかはまだ不明ですが、フューリーとジョシュアが勝ち残れば既定路線)という闘いに、ジョイスというさして人気のなさそうなボクサーが入っていけるのかは不明。

しかし、この35歳のオールドルーキーは、世界王者となるポテンシャルを秘めているボクサーでもありますし、もし王者となれば、安定政権を築けそうなボクサーに思います。

かつて、モハメド・アリがヘビー級にフットワークという革命をもたらした時のように、軽・中量級のようなテクニカルなボクシングをヘビー級に持ち込もうとしているように見えるジョイス。

アリと違い、派手なところがなく、カリスマ性がないところが非常に痛いところではありますが、ともすればジョシュアになら勝てそう。。。と思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

さて、デュボアをあのような形で退けたからこそ、私はこのジョイスを過大評価しているだけかもしれません。それはともすれば、この老雄・カルロス・タカム戦でメッキが剥がれることになるのかもしれないのです。

今後のヘビー級を占う上で、非常に面白い試合。

しかし、試合内容は面白くならないと思われます。

タフで鳴らすタカムを、もしもジョイスが倒しきれるなら面白い。

注目のヘビー級の一戦!では正直ないですが、フューリーvsワイルダーを流す予定だった放送枠を、WOWOWさんも埋めなければ成りません!ということで、急遽この試合を放映することになったWOWOW!!

放映は日本時間7/25(日)11:00から!

↓WOWOWへの加入はこちら

wowow

 

注意しないといけないのは、このジョイスvsタカムはイギリスでの興行、日本時間では7:00とか8:00頃に終わっているはずの興行です。なのでこの日はディレイ放送。

うっかりSNSを開くと、結果を知ってしまうかもしれません。

とはいえ、ジョイスの判定勝ちとか順当な結果であれば、ほぼニュースにもならないかもしれませんが。

ジョイスvsタカムの試合を流した後は、ワイルダーvsフューリーの1、2戦を流すようです。見所は1戦目はフューリーのゾンビ復活、そして2戦目は両者の入場と、そしてフューリーの強さ。

久々に見返して、3戦目に期待を抱くのも良いですね。

 

1戦目、試合を支配しながらも終盤にダウンを奪われ、ドローとなったフューリー。2戦目は最初から最後まで、結局ワイルダーに希望を抱かせることなく圧勝という内容。

3戦目もオッズはフューリーを支持することでしょうし、フューリーのボクシングIQを考えると再戦には強いと思うので、差は開いていると思われます。

しかしワイルダーの一発に期待してしまう私としては、3戦目も同じく、ワイルダーを応援します。どんなに醜悪な言い訳をしようとも、勝てる見込みが薄かろうとも、やはりあの一撃は魅力的。

このフューリーvsワイルダー3は、今の所10/9とのこと。今度は無事に開催されることを願います。

 

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