信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

私的ファイト・オブ・ザ・イヤー!2021年、個人的に最も楽しめた試合は。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

2度に渡り、2021年を総括してみました。

そしてこの記事が世に出るちょうどその頃、WOWOWエキサイトマッチの総集編では、視聴者が選んだベストバウトが発表されている頃でしょう。

このWOWOWの総集編は、あくまでもWOWOWで放送されたものなので、その放送枠に引っかからないものは除外。

これからまた各メディアの「ファイト・オブ・ザ・イヤー」(FOTY)というものが発表されていくと思うのですが、私も記憶を頼りに個人的FOTYを考察していきたいと思います。

↓個人的考察、ファイター・オブ・ザ・イヤー

boxingcafe.hatenablog.com

↓同じく、国内版

boxingcafe.hatenablog.com

 

私的ファイト・オブ・ザ・イヤーの定義

MVPの考察の時もそうでしたが、基本的には自分自身が受けたインパクト、ワクワク感、試合自体の面白さというものを大事にしたいと思っています。

倒し倒されの激闘も良いですが、仮に一方的に勝利を得たとしてもやっぱりそのインパクトを考えると、試合そのものだけでなく、その背景も考えにいれておきたい。

なので私の選ぶFOTYというのはメディアのものに引っかからないかもしれません。

基準は私の戦前の気持ち、試合の内容(もしくは選手それぞれのパフォーマンス)、試合後の感想。試合内容はそれぞれのコンディションにもよりますが、一方の出来があまりにも悪ければ個人的FOTY候補にはなりづらいな、と思います。

とどのつまり、試合前、試合そのもの、試合後も含めて、私個人が最も楽しめた試合、というのをFOTYとしたいと思います。

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試合前からワクワクした名試合

まずは、どちらが勝つかわからなくて、それでいて好試合になる、というパターン。このパターンは良い試合になるだろう、と思ってしまっているので、その「好試合」のハードルが一気に上がる感じがします。

予想通りで期待以上の大激闘となった一戦もあれば、一方が出色のパフォーマンスを発揮して結果的に一方的な一戦となった試合もある、振り返ってみれば奇跡のような試合ばかり。

仮に一方的な試合になったとしても試合前の(私の)気持ちの昂ぶりを思い出せば、その結果も含めてFOTYに相応しい、と思うのです。

そんな「好試合になるだろう」の予想を超えてきた試合は、こちら。(順不同)

 

テレンス・クロフォードvsショーン・ポーター

結果的にポーターのラストマッチとなったこの試合は(最近だということもあってか)本当に思い出深い。クロフォードの強さ、そしてやっぱりポーターが大好きだと再認識させられた試合でもあります。

ミゲル・ベルチェルトvsオスカル・バルデス

メキシカンスーパーファイト、ベルチェルトは決して良くありませんでしたが、バルガスは良すぎました。KOオブ・ザ・イヤーにも数えられそうな最後の左フックで、バルデスはその強さをアピール。

その後のハーブティー事件→疑惑の判定というコンビネーションは残念極まりない。

ファン・フランシス・エストラーダvsローマン・ゴンザレス

予想に違わぬ大激闘とはこのこと。勢いはエストラーダにあり、ロマゴンは衰えも見えていました。しかしロマゴンの奮闘は予想以上であり、下馬評は不利の中で大いに善戦。

個人的にはロマゴンの勝ちを推しますが、公式のジャッジはエストラーダ。

2022年3月に行われるという第三戦、流石に最後にしてもらいたいですが、また激闘に期待です。

ローレンス・オコリーvsクリストフ・グロワキ

あのグロワキに対して、その勝ち方か、というオコリー。ディフェンス面の不足を補って余りあるあの攻撃力は、さながらクルーザー級のデオンテイ・ワイルダー。

危うさがあるからこそ光る、そんなオコリーのベストバウトだと思っています。

 

ジャメル・ヘリングvsカール・フランプトン

正直、ヘリングの評価は個人的にはそこまで高くありませんでした。ただ、全くもってフランプトンを寄せ付けずにストップ勝ちした試合は、私の掌をクルーっとさせるのに十分でしたね。

この試合でフランプトンは引退。そしてヘリングはこの後、シャクールに敗北し。。。?

ボクシングというのは儚さが詰まっています。

ジャロン・エニスvsセルゲイ・リピネッツ

これは本当にビビりました。スーパープロスペクト、エニスに対してリピネッツですら相手にならず。エニスにとっては試練の一戦ともなりうるか、と思いましたが、蓋を開けてみればエニス強し、と思うだけの一戦。

ウェルター級が化け物クラスだと再認識させられた試合です。

ルイス・ネリvsブランドン・フィゲロア

これは盛り上がりましたね!試合前も試合中も試合後も。

フィゲロアは日本のボクシングファンの期待を背負い(本人の知らないところで)、強敵且つWBCに優遇されているネリとの(謎の)統一戦。

圧倒的な手数でネリに詰め寄ったフィゲロアは、ネリをボディで悶絶(というかネリは嫌倒れくらいに肉体的にも精神的にも追い詰められていました)させてのKO勝利。

意地は悪いんですが、個人的には溜飲が下がった思いです。

 

ホセ・ラミレスvsジョシュ・テイラー

無敗同士、お互いに強敵を退けての至高の4団体統一戦。まさにスーパーライト級の頂上決戦として組まれたこのマッチアップは、本当に4団体統一戦に相応しい試合内容でもありましたね。

ジャーメル・チャーロvsブライアン・カスターノ

こちらも本当に素晴らしい4団体統一戦だった、スーパーウェルター級。結果は残念ながらドローと統一王者は生まれませんでした。

カスターノの意外な頑張りで名勝負となりましたが、再戦はどうなるか。

ライアン・ガルシアvsルーク・キャンベル

これはライアン・ガルシアにとって大きな試練となり得る試合でしたが、まさにその通り。ガルシアはかなり危ないダウンを奪われる、という展開ながらも、その後逆に倒し切り、SNSチャンプから脱却した試合でもありました。

ガルシアはその後はうつ病のためブランクを作っているのが非常に残念ですが、イサック・クルスとの一戦が持ち上がっています。

ノルディーヌ・ウバーリvsノニト・ドネア

ドネアは厳しいか、とも思っていましたが、もう完璧。「井上尚弥戦のコンディションを作れればドネアの勝利は固い」と見られていたものの、それどころではありませんでした。ドネアはこの階級で圧倒的な強さを誇っています。

ノニト・ドネアvsレイマート・ガバリョ

またドネア。ドネアは2戦とも素晴らしかったな、と思います。ガバリョの仕上がりは過去最高に良く、序盤はヒリヒリした展開が続きましたが、結果4RでTKO勝利。

ドネアはこの試合でまたも評価を上げ、井上尚弥との第二戦が大きくクローズアップされる結果となりました。

 

バージル・オルティスJr.vsエギディウス・カバラウスカス

モーリス・フッカーを破った後のオルティスと、クロフォードに善戦したカバラウスカス。ともにストロングスタイルとも言うべきスタイルの持ち主で、前評判から激闘予想。

結果はオルティスが4度のダウンを奪ってのTKO勝利、ディフェンス面の穴を補って余りある、ロマン溢れるボクサーですね。

タイソン・フューリーvsデオンテイ・ワイルダー

これは本当におもしろい試合でした。この試合こそが、FOTY最有力候補でしょう。初戦、2戦目も素晴らしかったですが、3戦目に至ってもこの好試合ということが素晴らしい。

ダウン応酬の大激闘は、フューリーが力の差を示した結果となりました。

アンソニー・ジョシュアvsオレクサンドル・ウシク

そのフューリーvsワイルダーの2週間前に行われた一戦は、ウシクの巧さが光り、なんとジョシュアを寄せ付けずに判定勝利。

ヘビー級に上がって、ややパワー負けしている感のあったウシクは、この一戦でPFP上位に食い込みました。ウシク、天晴です。

アジンガ・フジレvs尾川堅一

尾川のここ最近の仕上がりを見て、不安に思っていたのですが、この日の尾川は一味も二味も違いました。対してフジレも絶好調、その中でしっかりと右をヒットして倒したことは称賛に値します。

あの鋭い踏み込み、思い切りの良い右ストレート。尾川には是非今後ビッグマッチに進んでもらいたい。

 

永田大士vs鈴木雅弘

これは本当に面白い試合でしたね。ポイント的には鈴木優勢だったのでしょうが、永田のハートの強さたるや物凄く、鈴木ははたから見ても気持ちが切れかかっているのがわかりました。

それでも持ち直し、ストップに持ち込んだのは流石。ライト級での鈴木にも期待したい。

佐々木尽vs湯場海樹

ホープ同士の一戦は、潰し合いというよりも高め合い。湯場は圧倒しかけましたが、佐々木の一発に沈む、拳闘ロマン溢れる一戦は、後々まで語り継がれることかと思います。

ユーリ阿久井政悟vs桑原拓

これもホープ同士の一戦、と言って良いでしょう。しかも、佐々木vs湯場よりも上の舞台の。

王者危うしとも見られた一戦は、最終回に右のストレートをゴツンと決めた王者のTKO勝利。あの音は忘れられません。

中嶋一輝vs栗原慶太

現王者と元王者の一戦。大橋ホープ中嶋は、栗原を踏み台にしたかったのでしょうが叶わず。井上拓真戦での敗戦を経験した栗原が、また一つの壁を乗り越えた瞬間なのかもしれません。

 

清水聡vs森武蔵

至高のアジア2冠統一戦。圧倒的な力を持って国内を総ナメにしている清水が、勢いのある森を中盤以降に圧倒。打たれても打たれても倒れない森に心を動かされつつも、やはり国内フェザー級最強は清水だと思わされた一戦。

中垣龍汰朗vs花田歩夢

これは中垣優位か、と思っていた試合でしたが、花田が大善戦の末ドロー。ホープ同士の素晴らしい一戦は、ドローで良かったんじゃないか、と思うほど。この試合で(個人的には)花田の前戦の相手、マンモス和則の評価すらも上がった不思議な試合。もっと上で再戦が見たい。

中谷潤人vsアンヘル・アコスタ

これは正直驚いた、勝ってくれるだろうという予想を遥かに超えた勝ち方をしてくれた中谷潤人。年末の試合はなくなって残念ですが、来年こそはフライ級最強を証明してもらいたいものです。

寺地拳四朗vs矢吹正道

特に中盤以降の魂と魂のぶつかりあいは、まさにThis is Boxing。この好試合にはまだ続きがある、と思うとワクワクが止まりません。

敗れはしたものの、拳四朗の新たな一面を見れた試合でもあるので、個人的には返り咲きに期待しています。

三代大訓vs西谷和弘

三代が覚醒したんじゃないか、と思った一戦。西谷の強さというものは個人的に非常にわかりにくいものですが、のちに世界王者となる尾川からダウンを奪うという実績を持つ(判定負け)西谷をストップしたことは大きいです。

三代は来年大きく飛躍しそうなボクサーの筆頭格。あとはマッチメイクに恵まれるかどうか。

 

ワシル・ロマチェンコvs中谷正義

中谷に期待していたものの、この日のロマチェンコは非常に強かった。ロペス戦のロマは別人だったのでしょう。

ロマチェンコはコミー戦でも素晴らしいパフォーマンスを披露、完全に王者が戻ってきました。

ということで、試合が決まった時からワクワクさせてもらい、素晴らしい試合を見せてくれたボクサーたち。上に挙げた試合は私の想像を超える試合だった、ということです。(めっちゃあった笑)

カネロに関しては、今年も素晴らしい試合を見せてくれましたが、私の想像の範囲からはでていなかったので今回のリストアップからは除外。

完全なアップセット

そして、アップセット・オブ・ザ・イヤーというものに数えられそうな試合たちも、私にとってはFOTYのひとつ。試合そのものの「インパクト」という意味においては、これまでにリストアップしたものを超えます。

ただ、試合前のワクワク感はあまりありませんでした。当然、Aサイドのボクサーが勝つはずだとの思いが強かったからです。

蓋を開けてみれば。。。という大きな衝撃を受けた試合は、こちら。

キッド・ガラハッドvsキコ・マルティネス

マルティネスは日本に馴染みがあるので、やっぱり非常に衝撃的でしたね。完全なアンダードッグだと思っていましたが、まさかここでこんな勝利を挙げるとは。。。

とはいえ、マルティネス復活!とはならないところが不思議ですが、是非ここは日本人ボクサーが挑んでもらいたいものです。

 

ジョシュ・ウォーリントンvsマウリシオ・ララ

これもウォーリントン、まさかの敗戦。ララなんてこれまで殆ど聞いたことがないボクサーに、全勝の元王者が敗れた、というのはまさにアップセット。

再戦ではNC、ララにとって不運だったのはウォーリントンがタイトルを持っていなかったこと。

テオフィモ・ロペスvsジョージ・カンボソスJr

これもロペス、まさかの敗戦。ロペスの自滅みたいなものだ、とも思いましたが、この日のカンボソスの出来は素晴らしかったと思います。

待たされたアンダードッグ、対策は完璧でした。ライト級の台風の目となりうるか?は難しいでしょうね。

ベクテミル・メリクジエフvsガブリエル・ロサド

これは誰しもびっくりした、ロサドのBrutal K.O.

激闘型のロサド、本当に一発でひっくり返しましたね。改めて、ボクシングというのは何が起こるかわかりません。

ということで。。。多分もっとあるんだと思いますが、とりあえず思いつくのはこの辺です。

大変疲れました笑。

 

信太的FOTYは!

と、ここまで挙げてみたんですが、試合前、試合そのもの、試合後、そのすべてをひっくるめて、個人的に最も楽しめた試合は、アンソニー・ジョシュアvsオレクサンドル・ウシク!!

いや〜、意外でしたね。私も振り返ってみると、意外です笑

何故かというと、正直ウシクの勝ち目はやや薄いか、と思っていた試合でした。

どうしてもジョシュアがパワーで押せば、ヘビー級転向後、パワー負けしてしまっているウシクにとっては厳しい戦いが待っている、と思っていた試合。

しかしウシクは技術で大きな大きなジョシュアを完封、ウシクを応援していた私にとっては結果も最高だったのです。これが個人的FOTYにとって大きなこと。

 

次点には、ホセ・ラミレスvsジョシュ・テイラーを推したいです。

テイラーの明らかな勝利ではありましたが、(私の応援していた)ラミレスも素晴らしかった。4団体統一戦として相応しいボクサー同士の、4団体統一戦として相応しい試合内容。

こんなにも素晴らしい4団体統一戦はなかなかないですね。

その次、と言われると、ネリvsフィゲロア、拳四朗vs矢吹あたりが試合前から非常に楽しめましたね。

ということで、個人的FOTY、というか私が一番楽しめた試合、ということで紹介させてもらい、一年を総括してみました。我ながら雑だとは思いますが、ちょっと大変でした。

何かが漏れている気もします。いや、そんな気しかしません。もっとじっくりと考えるべきだったと後悔しているわけですが、この雑な記事を出せるのが個人ブログの良いところ。

ちょっと大変すぎたので、来年はやらないかもしれません笑

 

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