信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

井上尚弥vsポール・バトラー、正式発表!12/13、サプライズは「dTVとひかりTVでのライブ配信」!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

とうとう、待ちに待った井上尚弥vsポール・バトラーの4団体統一戦が正式発表されました。

事前にすでにリークされていた情報通り、日程は12/13(火)。

「日本人はなぜ火曜日が好きなのか」という海外のファンからのコメントもある通り、とにかく日本のボクシングビッグマッチは火曜日です笑。

もう火曜日定休の仕事を探した方が良いのではないかと思うぐらい。

その中でも一番のサプライズは、試合を放映するプラットフォームがアマゾンプライムビデオではなく、dTVとひかりTVだということです。

これには多くのファンを落胆させたことは想像に固くありません。

どうか、dTVとひかりTV、そしてPXBについては、試合後、更に落胆させることのないようにしっかりと対策を練ってもらいたいものですね。

 

井上尚弥、「12.13」4団体統一戦を発表 バトラー戦へ「圧倒的な力の差で成し遂げたい」 | THE ANSWER

井上尚弥vsポール・バトラーが正式発表

場所は有明アリーナ、東京五輪のときに誕生した会場です。

田舎から行くには少々遠く、アクセスも良いとは言えません。そう考えるとさいたまスーパーアリーナは新幹線の駅も近く、非常にアクセスが良い場所ですね。。。

この井上尚弥vsポール・バトラーは、これまでの実績についてもそうですし、試合映像を素人の人が見ても一目瞭然で井上が大きく優位の試合。果たしてオッズがどれほどのものになるのか、ある意味で気になる試合でもあります。

このプレビュー記事はまた後日書くとしても、バトラーとしては正攻法では全くもって勝ち目が薄い。どのような戦略を立ててくるのか、楽しみですね。

 

 

boxingcafe.hatenablog.com

↑以前にこのアンダーカードを妄想した記事。

アンダーカード

この正式発表について、ファンが気になっていたのはアンダーカードでしょう。大橋ジムには注目選手たちも多く、大橋ジムが抱える王者たちの登場はあるのか、ないのか。

ただ、この「PXB」名義で発表されたアンダーカードには、大橋ジムの王者たちが勢揃い、という感じで豪華です。

WBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ

平岡アンディ(大橋)vsジュン・ミンホ(韓国)

ジュン・ミンホというボクサーは、2019年に永田大士(三迫)と戦ったボクサーで、判定で永田に敗北しています。内訳は77-75がふたり、76-76のドローが一人というマジョリティ・デシジョン。当然ジャッジは3人とも日本人であり、敵地でこの内容というのは立派なものでしょう。

現在13勝(3KO)3敗2分という戦績を持つミンホは、これまでKO負けについては一度もなく、ここ数戦はウェルター級で戦っているボクサーです。

 

ここは平岡アンディがこのジュン・ミンホを倒し切ることができるのか、が焦点となってきそうです。

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ

武居由樹(大橋)vsブルーノ・タリモ(オーストラリア)

タンザニア生まれのタリモは、オーストラリア国籍を取得しているオージー・ボクサー。

26勝(5KO)3敗2分の戦績を持ち、前戦ではイギリスのプロスペクト、ゼルファ・バレットに判定負けを喫しています。ただ、このバレットはスーパーフェザー級であり、今回のスーパーバンタム級よりも2階級上の階級です。

というか、BoxRecを調べる限りずっとスーパーフェザーで戦っており、スーパーバンタム級で戦っているのは2018年10月のジョシュ・イングリッシュ戦のみであり、その前もスーパーフェザー級、またはフェザー級で戦っています。

これはスーパーバンタムに落とせるのでしょうか。。。

気になってYoutubeでハイライト映像を見ると、まあ、ちょっとお腹周りに余裕はありそうです。ガッチガチのファイタータイプのサウスポーで、踏み込みが鋭く、身体能力が高そうです。バランスを崩した状態でもパンチが打てる、アイザック・ドグボエとかに似たアフリカンボクサー。KO率は非常に低いですが、これは明らかに自分よりも体格の良いボクサーと戦ってきた弊害なのかもしれません。

 

55.5kg契約10回戦

井上拓真(大橋)vsジェイク・ボルネア(フィリピン)

※BoxRec、ボクシングモバイルには当初ジェイド・ボルネア、各ニュース媒体でも「IBFスーパーフライ級1位」(つまりジェイド)とありましたが、どうやら双子の兄弟であるジェイク・ボルネアが正しいようです。

ジェイク・ボルネアは14勝(7KO)3敗1分という戦績。2016年にアンドリュー・セルビー(イギリス)に7RTKOで敗れています。

2021年3月の直近の試合でも9勝32敗4分の相手と偶然のバッティングによりドロー、その前は2018年10月の試合で判定負け。

最新の勝利は2018年5月、22勝30敗7分の相手に判定勝利、ということで冴えません。戦績がすべてではないわけですが、これはあまり期待できるボクサーとは言えませんね。

下は折角書いたので一部残しておきますが、このジェイク・ボルネアの双子の兄弟であるジェイド・ボルネアの情報。

「ハリケーン」ジェイド・ボルネアは、18勝(12KO)無敗のフィリピン人ボクサーです。

2014年にプロデビューして現在27歳、2020年にはアメリカ進出、2022年に入ってからはメキシコに乗り込んで2勝(2KO)とタフなキャリアを歩んでいます。

調べてみると、アマチュアキャリアもしっかりとしており、なんと2012年のユース世界選手権で優勝経験を持っています。日本では堤駿斗や堤麗斗が獲ったタイトルです。

そしてこのボルネアはIBF世界スーパーフライ級のトップコンテンダーに位置しており、その他にもWBAのフライ級とWBOのスーパーフライ級でランクイン。

IBFは通常、1位と2位は空位であり、ランカー同士で挑戦者決定戦を行い、勝てば1位になるというシステム。このボルネアは、2022年1月にモハメド・オバディ(モロッコ)との決定戦に勝利し、IBF王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)への挑戦を待つばかり、というボクサーです。

 

 

ボルネア最大の勝利と思われる、オバディ戦を視聴すると、やはりフィリピン人によくありがちな振り回すスタイルではなく、冷静な試合運びが目に付きます。初回、オーソドックスで様子をみたボルネア、2R以降はサウスポーにスイッチして強打を振るいます。

3ラウンドにオバディの打ち終わりを狙って左ボディアッパーをヒット、結果的にこれで試合を終わらせました。

非常に力強いボクサーで、ボクシングもできる、良いボクサーですね。

 

 

OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ

清水聡(大橋)vsTBA

清水の防衛戦も発表されているようですが、対戦相手は不明。1年半以上ぶりのリング登場となる清水、年齢的には残された時間は少ないでしょうから、どこかで勝負をかけてもらいたいですね。

スーパーバンタム級8回戦

ピーター・マグレイル(イギリス)vs三宅寛典(ビッグアーム)

最後は、東京五輪代表として来日経験のあるピーター・マグレイル。これはバトラーのバーターとしての来日、ということなのでしょうが、このイギリスプロスペクトが、このタイミング(現在4勝3KO無敗)で日本のリングに立つ、というのは驚きです。

三宅は松本圭佑(大橋)、亀田和毅(トライボックス)からもダウンを奪う健闘を見せたボクサーですが、どこまで食い下がれるか。

世界各国からボクサーを招聘!

今回のフェニックスバトルは、イギリス、韓国、オーストラリア、フィリピンから海外ボクサーを招聘しています。

フェニックスバトルは韓国でも興行を共同開催しており、こうしてプロモーション会社、またはプロモーターたちの海外志向が強くなるのは素晴らしいことだと思います。

これまで、海外でのマッチメイクは、帝拳プロモーションに頼るしかなかった状態だと思います。

 

しかし現在では、横浜光ジムはメキシコや韓国に独自のコネクションをつくり、ワタナベジムなんかもオーストラリアに出かけることも多い。今後、こういう流れがもっと加速して、もっともっと自由に、それこそ日本の4回戦や6回戦のボクサーたちが、他国の興行に呼ばれる(たとえアンダードッグとしてでも)ことが増えていけば、これこそが業界の活性化につながるのではないでしょうか。そこから、スターが生まれるかもしれませんし、アマ経験者が活性化している今、プロ叩き上げのボクサーたちが夢を掴む場所は日本ではなく、海外での戦いであるかもしれません。

ということで、今回は、とうとう発表された12/13、日本史上初の4団体統一戦についてでした。

dTVさん、ひかりTVさん、ボクシングファンが望んでいるのは、「高画質の配信」であり、「終了後すぐにアーカイブが見れる」かつ「追っかけ再生ができる」ということだと思います。

終わったあとに、ファンから「やっぱりアマプラ」と言われないように、頑張ってもらいたいものですね。

【チケット席種】

チケットについては、

SRS席 220,000円

RS席 165,000円

指定席S 110,000円

指定席A 77,000円

指定席B 55,000円

指摘席C 33,000円

指定席D 22,000円

指定席E 11,000円

とかなり細かく区切られています。

私はほんとうに安い席で、雰囲気だけ感じに行こうと思います!

 

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