信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】井上vsバトラー・アンダーカード!平岡アンディ、武居由樹、井上拓真、清水聡、大橋勢は全勝がマスト!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

↓井上vsバトラーのプレビュー

boxingcafe.hatenablog.com

 

さて、井上尚弥vsポール・バトラーはもう目前。

思ったほどワクワクしないのは、やっぱりそのマッチアップのせいなのでしょう。

それとも会場が非常に行きづらいところにあるせいなのか、それともド平日の昼過ぎに始まるという、ボクシングファンが虐げられたような興行だからなのか、もしくは評判があまりよくないひかりTV、dTVのせいなのか。

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非国民の私は、dTVに未加入で、この試合に際して加入する気もありません。私は現地で観戦したあと、ESPNで見ようと思っているからで、ESPNは日本時間12/13(火)16:30〜の放送開始です。おそらく、武居vsタリモ位から始まりそうですね。

さて、今回のブログはこの井上vsバトラーのアンダーカードのプレビュー記事。

WBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ

平岡アンディ(大橋)21勝(16KO)無敗

vs

ジュン・ミンホ(韓国)13勝(3KO)3敗2分

セミファイナルには平岡アンディが登場です。アジア圏で最強を誇る平岡アンディ、佐々木尽(八王子中屋)との王座決定戦を経て獲得した王座の4度目の防衛戦です。

WBOアジアパシフィック王座の防衛戦は進みますが、日本王座の防衛戦は進みませんね。

WBOアジアパシフィック王座の防衛戦は進む、とはいえ、このジュン・ミンホは興行発表時、ランカーですらありませんから、おそらく12月発表(WBOランキングは更新されない場合が多い)のランキングでランクにねじ込んでくるのでしょうけど。

今回の相手、ジュン・ミンホについては2019年7月、現在のOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者、永田大士(三迫)に0-2の判定負けを喫しています。

当時から随分時間も経っているので何共言えませんが、当時はステップを使いつつカウンターを狙い、自ら攻めるときは単発気味、それでもなかなか鋭い踏み込みを見せるボクサーでもありましたね。(BoxingRaiseで見れます。)

 

ちなみにこのジュン・ミンホ、3つのKO勝利のうちの2つは前戦と前々戦、つまり現在2連続KO勝利中ということです。

おそらく、このジュンは過去最大に絶好調のとき。もしかしたらファイトスタイルなんかも変わっているかもしれませんね。

この絶好調のジュン・ミンホを寄せ付けず、圧勝しなければならない平岡アンディ。

どうか集中力を持って、一発ももらわず、倒して勝利を飾って欲しいところです。

もし、平岡が今後も日本で戦うのであれば、さすがにアジア圏というよりも、階級的にはオセアニアのボクサーたちを呼んでもらいたいものです。

今回良い勝ち方ができれば、来年には勝負をかけても良いのではないか、とも思います。

例えば、スティーブ・スパークなんかはどうだろうか。このスパークを見ると、平岡アンディは「アジア最強」であったとしても、「アジア・パシフィック最強」ではないのかもしれない、と思う事がありますね。

↓スティーブ・スパークとは

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ

武居由樹(大橋)5勝(5KO)無敗

vs

ブルーノ・タリモ(オーストラリア)26勝(5KO)3敗2分

この興行の中で、最も勝負論があるのはこの試合、と言わざるを得ないということが何とも悲しい。最も勝負論がある、というか、この試合くらいしかないのかもしれません。いや、もっというとあってはいけない、とも。

ワンパンチフィニッシャー、武居のOPBF王座の初防衛戦はブルーノ・タリモ。このボクサーは、前戦でゼルファ・バレット(イギリス)と戦ったボクサーで、この試合はDAZNで放映されています。

サウスポー、グイグイと攻めていくボクサーですが、バレットにダウンを奪われての判定負け。打たれてよく顔が跳ね上がる、という印象こそあれど、その攻めは鋭く、小さな体をよく振ってインサイドに入る様は、良いボクシングをしますね。

ただ、このボクサーはキャリアの多くをスーパーフェザー級で戦っており、果たしてまずはスーパーバンタムのウェイトが作れるのか、が最初に浮かぶ疑問。

作れたとしても本調子で戦えるのか。。。?というのが次に浮かぶ疑問。

 

このタリモがスーパーバンタム級リミット(122lbs以下)で戦ったのは、BoxRecに記録が残っている上でいくと2018年10月のジョシュ・イングリッシュ(イギリス)戦のみであり、このときは118.5lbsというほぼバンタムのウェイトをつくっています。そこからもう4年、その間はずっとスーパーフェザー級(130lbs)で戦っています。ほんとに大丈夫?

 

KO率は置いておいて、どこかアイザック・ドグボエを彷彿とさせるボクシング。

タンザニア出身のこのタリモの現在の国籍はオーストラリアで、2018年3月のビリエル・ディブ(オーストラリア)戦からオーストラリアでの戦いが増えている事から、このあたりでオーストラリアのプロモーション会社に世話になっているか、ここでオーストラリアに帰化したか、もしくはその両方か、というところでしょう。

この試合が最も勝負論がある、とする理由は、武居由樹が未だに全てをさらけ出していないボクサーだということに加え、このスーパーバンタム級のブルーノ・タリモもまた、謎であるということからです。

スーパーフェザー級のブルーノ・タリモは、ドグボエ同様にどこか打たれ脆さを感じさせるボクサーでもあります。

武居のパワーパンチが入ればただでは済まないのか、それともスーパーバンタム級というウェイトでのタリモの耐久力を持ってすれば平気なのか。タリモのように迷いなくプレスをかけてくる相手に対して、武居由樹はどのように反応し、どのように対応するのか。

そして、スーパーバンタムのタリモが、タフネスを有していて、武居のパンチに耐えられたならば、武居は後半どのようなボクシングを見せてくれるのか。

考えれば考えるほど、楽しみになってくる試合ですね。武居由樹のことをもっと知る、良い機会になってくれれば良いですね。

 

55.5kg契約10回戦

井上拓真(大橋)16勝(3KO)1敗

vs

ジェイク・ボルネア(フィリピン)14勝(7KO)3敗1分

ジェイド・ボルネアじゃなくて、残念。Youtubeを調べてもこのジェイクの方の試合はあまりでてこず、前戦で二カルド・カランバ(フィリピン)と引き分けた試合が出てくる程度。

前戦ではこの9勝32敗4分というカランバと負傷引き分け、これは偶然のバッティングによるものです。8Rファイトで4R途中でのバッティングによるものなので、規定のラウンドを終了していなかったためのテクニカルドロー。

その前はゼファー・パピエフ(ロシア)というボクサーに判定負けを喫しています。

それほど悪いボクサーではないボルネアですが、現在の井上拓真に対してというと物足りなさがありますね。

ボルネアはパワーはありそうですが少々荒く、カランバ戦ではサウスポースタンスから放つ比較的大きな右ボディ、からの左のオーバーハンドが非常に良かった。ただ、このパンチをオーソドックスに当てるのは非常に難しいような気がします。

タフさ、怖さのあるフィリピン人ボクサーではあるものの、このタイプは井上拓真の得意分野でもなかろうか。ここは完勝を期待したいし、完勝すべきところ。

 

58.0kg契約8回戦

清水聡(大橋)10勝(9KO)1敗

vs

ランディ・クリス・レオン(フィリピン)14勝(6KO)22敗5分

清水聡、久々のリング。いつも久々のリング、という感じのする清水は、2019年から「ラッセルペース」(年一回)になっています。

前戦は森武蔵戦で国内フェザー級頂上決戦を制した清水ですが、その後、このフェザー級はホープたちの台頭がめざましく、今や混戦模様という所まで来てしまいました。

実際、現在のところで最も世界に近い日本人ボクサーは、阿部麗也(KG大和)に取って代わられてしまったのではないでしょうか。

対戦相手については調べる気にもならないほどの戦績で、前戦でジョンリエル・ラモナル(フィリピン)に負傷判定で勝利していること位が注目すべきところではありますが、ラモナルもラモナルでムラのあるボクサーだけにありえる事だとも思います。

う〜ん、と逆にうなりたく為るようなマッチメイクですが、これ以上試合間隔をあけるわけにもいかなかったのでしょう、と納得することにします。

 

55.79kg契約8回戦

ピーター・マクレール(イギリス)5勝(4KO)無敗

vs

三宅寛典(ビッグアーム)9勝(1KO)12敗2分

東京五輪代表として来日し、今回2度目の来日となるピーター・マクレール。前回、日本はほぼ鎖国状態だったので、日本観光ができていないはずのマクレールは、観光気分で来る可能性もあります。

そこにつけ込む事ができるか、三宅寛典。

マクレール勝利は固いものの、三宅はこれまで幾度かのサプライズを見せてきているボクサーでもあります。

マクレールはおそらくバトラーとプロモーターが一緒で、バトラーのバーターとしての来日、ということなのでしょう。もっとマクレールを脅かしてくれるようなボクサーとの対戦が見たかったですが、ここは三宅になにかを期待しましょう。

 

放送・配信

この興行は、dTV、ひかりTVで生配信。

日時は12/13(火)、ド平日にもかかわらずなんと14:30〜という超厳しい時間割り。

なんかボクシングファン、虐げられていないか?と思うほど厳しいものですが、これに負けず、この日本人初の4団体制覇を見守りましょう。

↓ということでdTVはこちらから

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