信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

いよいよボクシング界に神童きたる!那須川天心プロテスト合格と今後の期待。

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2023年、2月9日。

そう、にくの日。

なのでやっぱりステーキに行ってミスジを300g食べてきました。1980円(税込)です。安い。この値上げ値上げのさなかにあって、安くなってないか?とか思いつつ。

閑話休題、2月9日は那須川天心(帝拳)のプロテストの日でした。

ということで今回のブログは、このニュース。

the-ans.jp

 

那須川天心のプロテスト

那須川天心(帝拳)のプロテストは、B級での受験だったそうです。

プロテストの相手は、なんと日本バンタム級1位、南出仁(セレス)。3月20日に日本タイトルマッチを控える南出は、おそらく現在ハードワークのピークに差し掛かる頃、実践練習も頻繁でしょうから、状態としては良い状態、と言えるでしょう。

これはかなりの強気のパートナー。

このプロテストの模様は、気でも違ったのか某記者がTwitterにいっときあげてしまったようですが、現在は削除されています。というか、このようにお金が取れそうなプロテストはどこかの興行に組み込めばよかったんじゃないでしょうか。ダイナミックグローブとか、きっと視聴率も観客動員数も苦労していると思うのですが。

まあともあれ、真面目に仕事をしていた私は一瞬たりとも見ていません。

以下は南出の感想。

 

 スパーリングの相手を務めた南出は「ジャブと左のカウンターですね。本当に意識を断つような、そういうカウンターだと思います。速い、とにかく見えないですね。ジャブはかなり意識していたんですけれど、もらってしまったので。本当に神童なんじゃないですか」と那須川のテクニックとスピードに驚いたという。

 

「キックボクシングの時から僕も好きで観ていたので、スピードがとにかく速いなっていうのと、今日も試合の感覚で挑んだんですけれど。こうやって取材を受けるなって思っていたので、プロの洗礼浴びせるくらいやってやろうと思っていたんですけれど(笑)強いですね、とにかく速い」と、プロの洗礼を浴びせようと思ってスパーリングに臨んでいたことを明かした。

 

 

私は正直、那須川天心というキックボクサーについてはほとんど知りませんが、稀に見るボクシングのシャドーとかを見るとやはりハンドスピード、体全体のキレは素晴らしいと思います。

武居由樹(大橋)もそうだったように、やはりリング慣れしているということも非常に大きく、また小さい頃からの格闘技経験はボクシングでも十分すぎるほど活きる事でしょう。

更には帝拳・本田会長からのことばはこちら。

 

数々の世界王者や名ボクサーを生んだ名門・帝拳ジムに所属。見守った本田会長は「考えられないくらいの学習能力があります。60年以上(プロモーターを)やっていますが、あんな選手は見たことがないです。スパーだけで1試合分くらい学習する」と潜在能力に太鼓判を押した。

「スパーでもまともにパンチをもらったところを見たことがない。期待している早さより3倍どころじゃなく、10倍くらい早く学習する。凄い宝物を預かったと思います。若い人にも人気。ボクシング界が期待する存在だと思います」

 

 

本田会長がここまで言うというのは、相当な期待が持てますね。

そしてその真骨頂はやはりそのスピード、そこから来るディフェンスにありそうです。那須川天心はおそらく、比較的長い距離をとって相手のパンチの届かないところ、遠い距離からのボクシングで真価を発揮しそうです。

そこからスピードと反射神経を活かしたカウンターを主武器とする、そんなイメージができますね。

更に、私のイメージでは帝拳ジムのボクサーにあるのはやはりバランスの良さ。打ち終わりのケアがちゃんとしている、無理な体制からパンチを打ってもすぐにいつものバランスに戻る、これが徹底されているような気がします。

この辺りは、大きく動き回るボクサーにとっても非常に役に立つ指導ではないか、と思います。

また、別の記事では米国合宿の折、ジョシュア・フランコ(アメリカ)ともスパーリングをしてそこもまともにパンチをもらわなかった、とも。

やっぱり24歳という若さで40戦以上リングで戦っている経験というのは伊達ではありません。

さて、話は変わってちょっと気になる画像。

 

那須川天心はサウスポーだと思っていましたが、鉛筆は右。

もしやコンバーテッドサウスポーなのか?と思いましたが、どうやら文字を書くのだけは右、だそうです。そんな人もいるんですね。

ともあれ、おそらく安全な距離から鋭い踏み込み、キックボクシングあがりの想像力あふれるアングルからのパンチ、速いコンビネーションを持つ那須川天心(私の想像w)。そしてステップバック等の足も速いとなれば、なかなか捕まえるのには苦労しそうなものです。

ちなみに、こうなってくるとやはり対抗馬はゴリゴリと身体で押してくるプレッシャーファイターで、身体が強く、追い足と足運びが巧いボクサー。これが天心攻略の鍵とみます。

那須川天心、今後の予定

いくつかの記事によると、那須川天心のプロデビュー戦は4月という予定。外国人選手が用意される、との記事を随分前に見た記憶がありますが、ここ最近では那須川のプロデビュー戦が中川麦茶(一力)なのではないか、との噂も飛び交っています。その噂の出どころはわかりませんが、麦茶ならやりかねませんね。これはとんでもない注目の一戦となりそうですが、こじれたボクシングファンと那須川天心ファンが真っ二つ、怒号が飛び交いそうな一戦でもありますね。まあ、穏便にいきましょう。

 

この4月のプロデビュー戦は、Amazonプライムビデオが生中継、ということで、この那須川のプロテストを待って噂の寺地拳四朗(BMB)vsジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)、キコ・マルティネス(スペイン)vs阿部麗也(KG大和)も発表になりそうな予感。

つまり、2/10(金)正式発表ではなかろうか。期待しています。

ちょっと話がそれましたが、那須川はデビュー戦をクリアしたあとの話で、帝拳・本田会長は下記のように話をしています。

今後はバンタム級かスーパーバンタム級を主戦場とし、4月に6回戦でボクシングデビューする予定。勝てば8回戦を用意するという本田会長は「地道に行きたいけど、今の時代はそうはいかない」とファンなどの期待について語り、「理想は1年以内に日本タイトルにいきたいと思います。成長具合を見ながら相手を探していく」とプランを明かした。

こんなこと、できるんでしょうか。通常、6回戦デビューしたボクサーは2勝したあとA級ボクサーとなり、8回戦以上を戦えるはず。

これは特例なのか、B級プロテストを受験したけども実質はA級のライセンスを取得したのか(でもプロデビュー戦は6回戦)、はたまた「天皇」本田明彦会長だから為し得る事なのか。

 

いずれにしろ、1年以内に日本タイトルにいきたい、というのは生半可な道ではありません。那須川天心の活躍に否定的内見も、(ちゃんとボクシングファンであれば)日本タイトルを獲れば、認めざるを得ないはずです。それでも色々騒いでいる人たちは、きっとボクシングファンではなく、ただ文句を言いたいだけのアンチ。

個人的には、これだけ騒がれる那須川天心のボクシング転向は歓迎したい。

通用するしない、世界王者になれるなれないというのはまだ見たことがないからわかりませんが、やはり才能には秀でていると思います。

ただ、もし1年後、那須川天心がバンタム級で日本タイトルに挑む事になって、もし、その時の王者が堤聖也(角海老宝石)だったとするなら、当然全力で堤を応援します。当然のことながら、誰と誰が戦うのか、によって応援する方を決めるというスタンスです。

那須川天心、今後に期待!

それでもやっぱり、那須川天心にはぐんぐんと成長し、どんどんとベルトをコレクトしていってほしい、とも思います。

バンタムでスタートし、スーパーバンタムあたりで世界王者となって、フェザーに上げて王者として待っている井上尚弥(大橋)と対戦、というのが、ストーリー的には一番おもしろいのではないでしょうか。

 

身長165cmということなので、164cmの井上とはほぼ変わらず、那須川がその位置にさえいけば戦う可能性は十分にあります。井上尚弥の引退まであと5年、「並び立つ」のは流石に無理があるとしても、片手の指一本でもひっかけられればこのカード実現のために動く人たちは多そう。

「もしかすると」という妄想は、今を生きる人たちの特権です。

是非とも良い未来を妄想し、ボクシングを楽しんでいきたいものです。

そんなわけで、ほど近い未来の妄想。次回2/10(金)のブログ記事は、Amazonプライムビデオ・ライブボクシング興行第4弾!「正式発表!寺地拳四朗vsジョナサン・ゴンサレス!!」お楽しみにww

 

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