信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

Pick Up News!!海外報道、井上vsネリは東京ドーム!PBC on Amazon 興行の発表と、日本で挑戦者決定戦のやり直し?

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あっという間に1月もほぼ終わり。

初旬には2023年末の戦いで井岡一翔がホスベル・ペレスをストップし、海外でも評価を得たという記事から、井上尚弥が主要メディアのFOTYを総ナメにしたニュース、そして先日のアマプラ興行は寺地拳四朗vsカルロス・カニサレスの死闘、そして安定王者アルテム・ダラキアンの陥落は海外でもニュースになっています。

色々と動きの多いボクシング界ですが、なんだかんだと国内最大のニュースは井上尚弥の次戦に集約されます。

井上の次戦の相手はルイス・ネリでほぼ確定、そして今週には(やっぱり、という雰囲気ですが)場所が東京ドームだという海外ニュースが世界を飛び回っています。

ということで今回のブログは、ここ最近のニュースをピックアップ。

 

 

 

井上尚弥vsルイス・ネリは5/6、東京ドーム

www.ringtv.com

特段驚くべきニュースでないことは事実ですが、この東京ドーム開催というのは素晴らしい。ここで井上尚弥が戦ってくれることで、ボクシングもドームでできるということが立証されるからです。

今後、井上並みのスターが登場した時にはスタジアムファイトを敢行できる可能性が出てくる、というは非常に夢のあることですね。

さて、50,000人以上を収容できるという東京ドーム、ここでボクシング興行が行われたのは過去2度、どちらもマイク・タイソン(アメリカ)がメインイベントに登場しています。

一度めは1988年3月のマイク・タイソンvsトニー・タッブスで、これは東京ドームのこけら落とし興行として開催。そして1990年2月のタイソンvsジェームス・ダグラスは、世界中が驚く大アップセットとなった試合です。

その試合以来となるから実に34年。この興行が大成功した暁には、この後幾度か井上が東京ドームに登場する姿が見れるかもしれません。

 

 

 

これはチケット争奪戦も少しは緩くなるだろうから、行かねばなりませんね。

ちなみにここでユーリ阿久井の防衛戦、というのも話には出ていますが、ぜひ呼んでもらいたいボクサーがもう一人。それは辰吉寿以輝です。

父・丈一郎はタイソンvsダグラスのアンダーカードに出場した経緯もあり、是非これを親子二代でやってもらえると我々年代のファンは感無量。息子が出るとなるとジョーも応援に来るでしょうから、本当にレジェンド大集合の格好となりそうです。(多分そういうのがないと東京にまで来ないでしょうからね。)

寿以輝については前戦のダメージ、拳の怪我もあるのでもうあと3ヶ月後に迫ったこの工業に出れるのかはわかりませんが、アンダードッグ相手でも良いので出てもらいたなと思っています。

後せっかく連休の最終日にやるのだから、是非とも日中にやってもらいたいですね。午前中から始めて午後に終わる興行、アメリカのプライムタイムに合わせた時間。これが日本のお客さんにとっても、世界の視聴者にとってもベストでしょう。

 

 

 

PBC on Amazon Prime!!!

さて、Showtimeの終焉(終焉しているわけではないですが、ボクシング競技から撤退は我々にとって終焉です)後、PBC興行を引き継ぐことになったアメリカのAmazon Prime。

この米国Amazonの放映を日本Amazonがすんなり放送するのか、というのは正直まだわからず、たとえば日本のAmazonのボクシング競技をアメリカではESPN、イギリスではSKYsportsが放映しているように、もしかしたら日本ではWOWOW、U-NEXTとかになるかもしれません。それはそれで別に良いですが。

いずれにしろ、なんとか見る方法はあるでしょう。(最悪VPN使ってアメリカのAmazonアカウントを取得するとか。)

 

 

 

さて、そんな米国アマプラ興行第一弾は、メインにティム・チューvsキース・サーマン、そしてセミファイナルにロリー・ロメロvsイサック・クルス、エリスランディ・ララvsマイケル・ゼラファ、そしてセバスチャン・フンドラvsセルヒー・ボハチュク。

日程は3/30(日本時間3/31)、場所はラスベガスのT-mobileアリーナ。この興行はPPVファイトとなる、とのことです。スーパーライト〜スーパーウェルターという人気階級、激戦階級を集めたラインナップとなっており、やはり多くのボクシングファンが注目しそうなマッチアップですね。

ただ、PPVとなると売れるかどうかというのはちょっと微妙な感じもします。

サーマンは素晴らしい王者ではありますが、かなり不活動。前戦のマリオ・バリオス戦からも13ヶ月以上のレイオフの期間があり、さらにスーパーウェルター級では初戦。技術はあれど、この階級の中でも耐久力とフィジカルに優れているチューを相手に不利は否めませんね。

セミファイナルのロリー・ロメロは人気なんだかよくわからないボクサー、この試合を経てイサック・クルスがタイトル獲得のチャンスに恵まれたことは非常に嬉しく思う反面、オマエは暫定王者のイズマエル・バロッソと決着をつけろよと言いたくなります。

 

 

 

エリスランディ・ララも久々のリング復帰、こちらはなんと22ヶ月ぶりの試合です。

最初だからこそ、もっともっと注目ファイトを集めて欲しかったですが、それは贅沢か。

ともあれ3/30、PBC on Amazon Primeの門出を楽しみにしましょう。

指名挑戦者決定戦のやり直し?

このPBC興行と(日本では)同じ日、3/31にとんでもない掟破りの試合が決まってしまいました。これはIBF世界フェザー級挑戦者決定戦のやり直し、とも取れる、レラト・ドラミニvs亀田和毅2というものです。

2023年10月、3150FIGHTで戦った亀田和毅とレラト・ドラミニ。この戦いはIBF世界フェザー級の挑戦者決定戦であり、敵地日本においてドラミニが2-1の判定勝利を挙げ、IBF世界フェザー級の時期挑戦権を獲得。

 

 

 

このドラミニというボクサーは、世界レベルで戦っているボクサーではないだけに、亀田の圧勝が予想された試合でしたが、結果は判定負け。とにかくアクションの少ない試合であり、前半はジャブしか出さなかった亀田ですが、本来負けるべきでない相手に負けてしまい、勝てる算段を見込んでの再戦要望が通ったのでしょう。

つまり、本来負ける試合ではなかった挑戦者決定戦に負けてしまったから再戦する、というとんでもないことを決めてしまったわけです。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

IBF世界フェザー級王者、現在はルイス・アルベルト・ロペス。

同じく3月に阿部麗也を迎えての防衛戦を予定しています。

この勝者への挑戦権をかける、ということだから、日程的には丁度良いとはいえ、挑戦者決定戦のやり直しみたいな戦いははっきり言ってボクシングファンの顰蹙を買うのではないでしょうか。ただでさえ、今現在はタイトルマッチに再戦条項がついており、王者から王座をもぎ取るには骨が折れる作業であり、4つの団体があってなお停滞している状況もあります。

これに加えて挑戦者決定戦のやり直しなんかを認めてしまえば、タイトルファイトはAサイドが勝つまで一向に進まない状況になってしまいます。

亀田にとってはホームであり、ボディの有効性を示すこともできているし、元々実力では亀田の方が上、と見るのでかなりの高確率で勝ってしまうのでしょう。

 

 

 

そもそもスーパーバンタム級で暫定王座戦を戦った時も、ランキング下位のアビゲイル・メディナというこれまでアンダードッグとしか試合をしていないようなボクサーを連れてきている状態なので、本当に胸を張って2階級制覇と言えるかどうかは微妙に思っているので、やっぱりこの亀田式マッチメイクは好きになれません。

ABEMAという後ろ盾は、もっと有益に使ってほしい。たとえば力石政法の挑戦者決定戦なんかは、日本に持ってこれたのではないでしょうか。

まあ、注目度の高い亀田兄弟の末っ子、その注目度を作ったのは亀田一家なので、と言われれば、この資本主義の世の中、ビジネス面から見て傍若無人な振る舞いも致し方ないのでしょうが、やっぱり好きにはなれませんね。

あ、個人的には現役時代の亀田兄弟は大嫌い、というかそのキャラクターが苦手で全然試合を見ていませんでした。プロモーターとしては最初評価をしましたが、その内容には疑問符がつくことばかりだったのでやっぱ無理だなーとなっていて、今回の一件でやっぱり無理だと確信しました。

ということで私はレラト・ドラミニを応援することにしますが、如何せんこのドラミニもこれといって強みのないボクサーだけに、不安ですね。

 

 

 

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