信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

2人の「Tito」とリチャード・ヒッチンズ。3日連続DAZNでプロスペクトをチェック。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

今週末はダイナミックグローブ。

そのほかにもたくさんの国内興行があるなかで、このダイナミックグローブと愛知県刈谷市で行われるKARIYA BATTLEは生配信がありますね。

さて、海外は、というと「ビッグファイト」と呼ばれるものはないかもしれませんが、3日連続DAZNで興行があります。

このDAZNのメインイベントに登場するのは、いずれも次代を担う無敗のプロスペクトたち。

ということで今回のブログは、3日連続!DAZNに登場するプロスペクトを追います。

 

 

 

 

4/4(日本時間4/5)アメリカ

ホセ「ティト」サンチェス(アメリカ)12勝(7KO)無敗

vs

エリック・ルイス(アメリカ)17勝利(7KO)10敗1分

boxrecを見ると、名前はホセ・ティト・サンチェスとなっています。バースネームがホセ・ファン・サンチェスなので、ティトはニックネームと考えるのが妥当ですし、海外記事では「ティト」はニックネーム扱いの表記になっているのでおそらく本名ではないのでしょう。

世界的に見ればまだまだ海のものとも山のものともわからない24歳のボクサーではあるものの、昨年7月、カルロス・カラバロ(プエルトリコ)をプエルトリコに赴き3RTKO勝利。このカラバロはジョナス・スルタン(フィリピン)とダウン応酬の大激闘を演じたボクサーで、このカラバロvsスルタンは両者合わせて5回のダウンシーンがありました。

 

 

 

まだまだプロスペクトという立ち位置だったカラバロをたった3Rで倒したサンチェスは、続いてベテラン、ウォルター・サンティバネス(アメリカ)を一方的な判定で破っています。

ここまで出てきた名前で察しの方も多いと思いますが、このサンチェスはスーパーバンタム級のプロスペクト。

とにかくアクションが多く、手数が多いサンチェスは、(当然ヒスパニックアメリカンなわけですが)サンティバネス戦では10Rで1,000発以上のパンチを繰り出したとか。

井上尚弥の〜とか言うつもりはありませんが、ともかくこの階級で突出してくるのならば、日本人との対戦可能性もあるので見ておいて損はないかもしれません。

 

 

 

4/5(日本時間4/6)アメリカ

エルネスト「ティト」メルカド(アメリカ)14勝(13KO)無敗

vs

デイナー・ベリオ(コロンビア)22勝(13KO)4敗1分

そしてその試合の翌日、日本時間4/5にDAZNに登場する「ティト」は、エルネスト・メルカド。

14勝13KO無敗、スーパーライト級のプロスペクトは、2023年にプロスペクト・オブ・ザ・イヤーの称号を得ているボクサーです。こちらはBoxRecのaliasの欄にTitoとあるからティトはちゃんとニックネーム。

さて、ティト・メルカドは、2021年にプロデビューしたばかりですが、2023年中盤には非常に大きな戦いを迎えています。

それは7月のスリサニ・ンドンゲニ(南アフリカ)戦であり、11月のジェレミア・ナカティラ(ナミビア)戦。

 

 

 

ンドンゲニは世界戴冠直前のデビン・ヘイニー(アメリカ)とも戦ったボクサーで、このメルカド戦のあとはアーノルド・バルボサJr(アメリカ)、つい先日はレイモンド・ムラタヤ(アメリカ)と戦っています。バルボサにこそRTD(棄権)負けですが、ムラタヤともフルラウンド戦っていますね。

このンドンゲニに判定勝利、そしてナカティラには2RKO勝利を挙げているのがスーパーライト級プロスペクト、エルネスト「ティト」メルカドです。

ちなみに2023年はンドンゲニ、ナカティラ戦だけではなく、そのほかにも3試合しており、1年間で5試合。2024年もこの試合が2試合目、というハイペースでキャリアを作っています。

非常に長い手足を持つヒスパニック系アメリカン、本当に「投げるように」パンチを打つボクサーです。投げるようにというかもう本当に拳を投げていますし、非常にリーチがあるので遠くまで届きます。

 

 

 

スターボクサーが群雄割拠するスーパーライト級、まだ22歳なのでキャリア形成時期とも言えますが、もう2ー3年後、世界戦線に絡んできそうなボクサーですね。(本人は2024年にタイトルショットを希望しているそうです。)

4/6(日本時間4/7)アメリカ

リチャードソン・ヒッチンズ(アメリカ)17勝(7KO)無敗

vs

グスタボ・レモス(アルゼンチン)29勝(19KO)無敗

さて、そんなエルネスト・メルカドが挑むスーパーライト級、その悪魔の巣窟のような階級で高い評価を得ているのがリチャードソン・ヒッチンズ。

非常にスピード豊かで、バネがあり、スキルフル。アメリカの黒人ボクサーそのまんま、という感じのヒッチンズですが、ややパワーレスな印象を受けるのは、スピード特化のボクサーにありがちなやつ。

 

 

 

明らかに高いレベルでまとまっている、そんなヒッチンズは前戦でホセ・セペダ(アメリカ)に難なく勝利、地域王座をコレクトしています。

黒人アメリカンボクサーとしては超がつくほどの正統派、今のところ苦戦や苦闘も経験しておらず、まだまだ底の見えないボクサーです。

明らかに速くて長いジャブが起点のボクサーですから当然のことなのですが、ヘイニーとかシャクールとかに繋がりそうなボクシング。セペダ戦の前もジョン・バウサ(アメリカ)という無敗のボクサーとのプロスペクト対決を制していますし、その前にもリアム・パロからダウンを奪った(試合はスプリットの判定負け)ヨマール・アラモ(プエルトリコ)に勝利を挙げています。

この17戦全勝は作られた戦績ではなく、ちゃんとした相手に対しての勝利を積み重ねてきた全勝。

 

 

 

今回の相手はグスタボ・レモス、30戦近くしていますがまだ28歳、無敗。前々戦でリー・セルビー(イギリス)を破っているのが最大の勝利であり、当然こちらも元世界王者を破っているだけに実力は折り紙つき、ヒッチンズにとっても非常に危険なマッチメイクといえます。

出身国アルゼンチン、身長168cm(BoxRecより)と考えると完全にブンブン振り回してくるボクサーのように思えるグスタボ・レモス、危険な匂いがプンプンしますね。

そんな相手に対して、このヒッチンズが完封するのか、それとも意外な脆さを見せてしまうのか。この結果は、スーパーライト級の勢力図に少々の影響を及ぼします。

すでにリングマガジンランキングでも7位につけているヒッチンズ。

今年か来年にはタイトルへの絡みはありそうなので、要注目です。

そしてこの興行にはスーパーミドル級プロスペクト、ディエゴ・パチェコ(アメリカ)も登場です。

パチェコといえばESPNの発表した25歳未満のPFPランキングで5位にランクされている20勝(17KO)無敗のプロスペクト。しかも対戦相手は15勝(7KO)無敗のショーン・マッカルマン(アメリカ)というボクサーです。

この興行はダブルヘッダーで期待のプロスペクトが登場、注目ですね。

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

3日連続DAZN!!

4/5(金)10:00〜サンチェスvsルイス

4/6(土)8:00〜メルカドvsベリオ

4/7(日)9:00〜ヒッチンズvsレモス

これは放送開始時間ですが、いい感じに注目度順に放送してくれそうな感じ。

ということで明日からはDAZNで海外ボクシングを楽しみましょう!そしてもちろん、国内ボクシングも!

DAZN

ちなみに国内のダイナミックグローブはU-NEXTで!

 

 

 

 

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