信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】身長185cmのFe級王者、ラファエル・エスピノサ!初防衛戦はセルヒオ・サンチェス!!

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週末は、フェザー級戦!

ロベイシー・ラミレス(キューバ)を破って見事世界王者となったラファエル・エスピノサ(メキシコ)の初防衛戦です。

昨年12月に行われたWBO世界フェザー級タイトルマッチ、王者のロベイシー・ラミレスは無敗ではあるもののランキング下位のラファエル・エスピノサを、比較的安牌な相手として選んだのではなかったか。

ただ、この身長185cmのフェザー級は、初回からその手数と遠い距離でラミレスを近寄らせず、ダウンを奪われるも奮戦、ラストラウンドに値千金のダウンを奪い返しての判定勝利を納めています。

本当に素晴らしい戦いでした。

 

 

さて、このエスピノサの初防衛戦の相手はセルヒオ・サンチェス、同じくメキシコ人です。

ということで今回のブログは、メキシカン「スーパーとまではいかない」ファイト、エスピノサvsサンチェスのプレビュー記事。

↓ロベイシー・ラミレスvsラファエル・エスピノサの観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 



6/21(日本時間6/22)アメリカ・ラスベガス

WBO世界フェザー級タイトルマッチ

ラファエル・エスピノサ(メキシコ)24勝(20KO)無敗

vs

セルヒオ・サンチェス(メキシコ)22勝(13KO)無敗

まだ底が知れない、という意味において、今最も楽しみな王者がこのラファエル・エスピノサ。

ラミレス挑戦時は14位だったかランキングに引っ掛かる程度のもので、さらにラミレス戦前に戦った相手といえば強豪と呼べるようなボクサーはおらず、さらにはあの試合がアメリカデビューでした。

有望なメキシカンはBサイドとしてアメリカで戦い始め、そこで勝利を重ねることによってようやくチャンスを掴みます。しかし、このエスピノサは、Bサイドとして上がったリングの一発目で世界タイトル挑戦、それも勝利してしまうという大変なジャイアントキリングを成し遂げたボクサーです。

果たしてあのラミレス戦は、フロックだったのか、そうではないのか。

 

 

 

185cmの長身から繰り出されるのは、まず長い長い、長いジャブ。自らのストロングポイントをしっかりとわかっているであろうエスピノサはこの長いジャブの他、良いステップワークを持っています。

さらに注目すべきはその手数で、この長身において回転力があり、ボリュームパンチャー。このパンチの雨霰は、深い懐と相まってまるで弾幕を張っているようでもあり、はっきり言って余程のボクサーでなければ近づくことがままならない。

30歳というプライムタイムとも思える年齢を迎えており、ニックネームは「El Divino」、調べると「神」とか「神々しい」とかいう意味のようです。185cmのフェザー級はかなりあり得ないですね。清水聡よりも6cmも高い。

さて、そんな「ラファ」の初防衛戦に抜擢されたのはセルヒオ・サンチェスというボクサーで、チラリと映像を見た感じはかなりパワフルなボクサーです。KO率以上のパワーを感じますね。

身長も175cmと比較的高く、エスピノサの優位性も若干は損なわれるか。

 

 

 

とはいえ、ラファエル・エスピノサがラミレス戦で見せたようなパフォーマンスを、そしてハートの強さを見せられるのであれば、勝利は固いと思われます。

誰がやっても非常にやりづらいであろうラファエル・エスピノサ、このボクサーは非常に個性的なボクサーの多いフェザー級王者たちの中でも、特異。ここを勝利して、無敗のままモンスターの襲来を待ってもらいたいところです。

アンダーカード!!

セミファイナルはアンドレス・コルテス(アメリカ)vsエイブラハム・ノバ(アメリカ)。

ヒスパニック系のアメリカ人であるコルテスは、21勝12KO無敗という戦績で、非常に攻撃力のあるボクサーですね。前戦のブライアン・シェバリエ戦では素晴らしいノックアウトを見せ、世界挑戦間近のボクサーです。

↓コルテスvsシェバリエの観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

対してみんな大好きエイブラハム・ノバ、こちらはプエルトリコをルーツに持つアメリカ人。

23勝(16KO)2敗という戦績で、2つの敗北はロベイシー・ラミレスとオシャーキー・フォスターで、ラミレスには5RKOで敗れているもののフォスターにはスプリットの判定で敗れており、実力は疑うべくもありません。

ただ、ノバとしても連敗は絶対に避けたいところであり、ここで負けるわけにはいきません。

群雄割拠と言えるこのスーパーフェザー級、コルテスにとってはここで勝利すればタイトルショットへの大きな足掛かりになり得ますし、ノバにとっては絶対に負けられない一戦となります。

これは熱い、セミファイナルから大注目です。

そのほかにもアメリカのミドル級プロスペクト、「トランスフォーマー」トロイ・アイズリー(アメリカ)がいよいよ地域タイトルに挑む一戦も注目ですね。対戦相手はハビエル・マルティネス(アメリカ)というボクサーで、名前を聞けば知っていそうですが全然知らないボクサーでした。

 

 

 

配信情報

この興行は、アメリカではESPNで放映されるトップランク興行であり、日本ではライブ配信の予定はありません。

日程はアメリカでフライデーナイト、日本では6/22(土)日中のファイトのようですね。

 

 

 

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