信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

ウォーリントンvsララ、ディアスvsラキモフ他、週末海外興行はDAZNが奮起!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

日本では、もうすぐチャリティーボクシングイベント「LEGEND」が開催。

↓プレビュー記事 

boxingcafe.hatenablog.com

そして同日には大注目の日本タイトルマッチも!

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

そしてそして、海外でも週末には注目興行が!今週末は海外でも注目の世界タイトルマッチが目白おし! ただ、日本人ボクサーと絡みのあるボクサーたちは少ないので、なかなかファンの目にも止まらないのかもしれません。

決して派手ではありませんが、なかなかに興味深い試合が盛りだくさん、今週末の海外興行をプレビューします。

 

2/13(日本時間2/14)イギリス

ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)30勝(7KO)無敗

vs

マウリシオ・ララ(メキシコ)21勝(14KO)2敗

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ウォーリントンは4月に統一戦を希望しており、WBA王者のシュ・ツァン(中国)、またはWBC王者のゲイリー・ラッセルJr(アメリカ)との対戦が濃厚との情報がありました。

ラッセルJrは報酬が安すぎる(100万ドル)ということで断ったと自信のSNSで発信していました。残るツァンは無観客興行に難色を示しているとのこと。。。

ツァンはWBAの正規王者であり、スーパー王者はレオ・サンタ・クルス(メキシコ)。IBFは正規王者との統一戦は認めない方針とのことで、ラッセルJr戦かツァン戦を目指すウォーリントンはIBF王座を返上。

このララ戦はノンタイトル戦として行われます。

 

旺盛な手数と強いハートで、KO率は低いながらもイギリスでは大人気なボクサーだそうです。

タイトルを返上してまでも、強い王者と闘いたいというウォーリントン、頑張れ。

マウリシオ・ララはここまで名のある相手とはやっていないボクサー、ウォーリントンの圧勝が期待されますね。

この一戦はセミファイナルですかね?BoxRecを見ると、メインイベントは23勝(13KO)2敗のレイ・ウッド(イギリス)とリース・マウルド(イギリス・13戦全勝6KO)の間で行われるBBBofCイギリスフェザー級王座がかかったタイトルマッチ。

 

そしてセミセミではかつて長谷川穂積(当時真正)を倒したキコ・マルティネス(スペイン)が登場。マルティネスは41勝(29KO)9敗2分。対戦相手のゼルファ・バレット(イギリス)は24勝(15KO)1敗という好戦績であり、このパレットの踏み台として呼ばれている感じがしますね。

この興行は、DAZNで生配信。開始は日本時間2/14のAM4:00〜です。

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2/13(日本時間2/14)アメリカ

IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

ジョセフ・ディアス(アメリカ)31勝(15KO)1敗

vs

シャフカッツ・ラキモフ(タジキスタン)15勝(12KO)無敗

ディアスは前戦でテビン・ファーマー(アメリカ)を降し初戴冠。唯一の敗戦はフェザー級でゲイリー・ラッセルJr(アメリカ)に喫したものです。

元オリンピアンであり、しっかりとした技術を持っているボクサーですが、前に前に出てパンチを放っていくファイター。スピード、テクニックに秀でるラッセルを後少しのところで詰めきれませんでしたが、ファーマー相手にはタフファイトをしかけ、見事に判定勝利を得ました。

過去にはレネ・アルバラード(ニカラグア)やアンドリュー・カンシオ(アメリカ)といった後の世界王者を破っており、実力の確かな王者でもあります。

 

対してラキモフ。ラヒモフ?こちらもアマ経験豊富なKO率の高いインファイターです。

KO率としてはラキモフの方が高いですが、プロキャリアではディアスに大きく分がありますね。

どちらもサウスポーのファイタースタイルであり、押し込んでいくようなファイターなので、かなりの打撃戦、消耗戦が予想されます。

純粋に、どちらがインファイターとしてより優れているか、という「決闘」。どちらも倒れず、12R同じ調子で打ち合うのか、相手をより研究して、当たるパンチを練習してきているのか。

サウスポーのインファイター同士の試合というのは珍しいかもしれませんね。近づいてしまえばサウスポーのメリットは大きく消されてしまうので、サウスポーのインファイター自体が少ない印象もあります。

アツい試合になることは間違いないので、楽しみですね!

 

WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ

パトリック・ティシエイラ(ブラジル)31勝(22KO)1敗

vs

ブライアン・カルロス・カスターノ(アルゼンチン)16勝(12KO)1分

ボクシング強豪国ではないブラジルの王者、ティシエイラ。前戦2019年11月におそらく下馬評不利だった中、カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)との決定戦を制して初戴冠。

前半リードされ、中盤から後半に追い上げるというかなり競った内容でしたね。

対するカスターノは元WBAの王者であり、その王者時代の防衛戦でエリスランディ・ララ(キューバ)と引き分けを演じたボクサー。こちらも2019年11月以来の試合となっています。

 

これまでのキャリアを考えると、やはりカスターノ優位に思いますね。

ただ、どちらが勝ったにせよ、もうすぐそこに大器ティム・チュー(オーストラリア)が迫ってきています。勝者は、チューの挑戦を受けない訳にもいかないでしょう。

このスーパーウェルター級は、ジャーメル・チャーロ(アメリカ)がWBAスーパー、WBC、IBFの3冠を持っており、チャーロもすぐにこのWBO王座を狙ってくるでしょう。そこに立ちはだかるのは、この一戦の勝者なのか、チューなのか、それとも他のボクサーが割って入るのか。井上岳志(ワールドスポーツ)も挑戦圏内にいるだけに、どこかでチャンスが巡ってきてほしいと願うばかりです。

 

地力に勝るであろうカスターノが順当に、力の差を見せつけて勝利する、というのが順当のように思いますが、ここが接戦になればこの後チューに持っていかれる可能性も大いにあります。

このダブル世界戦も、DAZNで生配信!

今月のDAZNはなかなか良いですね!

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2/13(日本時間2/14)アメリカ

WBO世界ライトヘビー級王座決定戦

ジョー・スミスJr(アメリカ)26勝(21KO)3敗

vs

マキシム・ウラソフ(ロシア)45勝(26KO)3敗

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2020年、エレイデル・アルバレス(コロンビア)を9RTKOで屠り、一気に評価を高めたジョー・スミスJr。バーナード・ホプキンス(アメリカ)に引導を渡したこと(2016年)で話題となりましたが、その後はなかなか浮上できませんでした。

しかし2020年はジェシー・ハート(アメリカ)、アルバレスを連破して二度目の世界挑戦へとたどり着きました。

2019年にドミトリー・ビボル(ロシア)の持つWBAタイトルに挑戦しましたが、何もできずに完封負け。次回は王座決定戦、同じく(グロワキの持つ暫定タイトルへの)世界挑戦経験者のウラソフとの対決。

勝利したものは、初戴冠となる一戦。

個人的には、スミスJrの非常にアグレッシブなスタイル、そしてハートの強さに期待したいです。

↓スミスJr.vs元世界王者アルバレスの観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

バブル興行のアンダーカード!

この試合のセミには、アダム・ロペス(アメリカ)が登場。14勝(6KO)2敗のロペスは、2019年にスーパーフェザー級転級を目論んだ元フェザー級王者、オスカル・バルデス(メキシコ)の調整試合の相手として2Rにダウンを奪うなどして善戦(7RTKO負け)。この一戦で大きく評価を上げました。もう一つの敗北は、現WBOスーパーバンタム級王者、ステファン・フルトン。まとまった良いボクサーです。

相手のジェイソン・サンチェス(アメリカ)も同じくらいの戦績で、15勝(8KO)2敗。こちらはバルデスの世界王座に挑戦して敗北、前戦はクリストファー・ディアス(アメリカ)に判定負けしており、今回が復帰戦。

フェザー級の10回戦で行われるこの一戦は、サバイバルマッチ。ロペスはここで力を見せて、世界タイトルへ一歩近づきたいところでしょう。

 

セミセミはリチャード・コミー(ガーナ)vsジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国)。

元ライト級世界王者、コミーは現ライト級統一王者、テオフィモ・ロペス(アメリカ)に敗れて以来の復帰戦。29勝中26KO(3敗)という豪打復活なるか。

相手のマリネスは19勝(7KO)1敗、唯一の敗戦はプロスペクト、ロランド・ロメロ(アメリカ)に喫したもの。

コミーがマリネスを捉えられれば、コミーここにありをアピールできる機会ではありますが、マリネスは非常に速く、上手い。

もしかすると、マリネスにとってロメロ再戦への足掛かりとなる試合になるかもしれません。

おそらく下馬評はコミーを支持するでしょうが、マリネスにとっても大切な一戦。こちらもサバイバルマッチ。

そのほか、7戦全勝全KOのヘビー級プロスペクト、ジャレッド・アンダーソンも登場。

ちなみに、このトップランク興行はFite.tv(▷ FITE: The Premium Sports & Entertainment Live Streaming Site)で視聴可能ですが、VPNを設定しなければなりませんね。今の所日本では見れなそう。

一応、ヨーロッパ圏(私が試してみたのはドイツ)であれば大丈夫なのかな?と思います。責任は持ちませんけど。PPVで、日本円で1,220円。

↓別でVPNがかかりますけど、ね。 

日本公式サイト【Nord VPN】

PPVとか、国を限定しないでほしいですね。

 

ということで、ちょっと多かったので急ぎ足で紹介しました。

なんだかんだ、ボクシングはコンスタントに行われていますね。欧米諸国に比べ、コロナ感染の少ない日本では、先月、今月と興行は控えめ。

このコロナ禍の興行は、試合が行われるかどうかPCR検査の結果次第ということもあり大変だとは思いますが、こうしてボクシングを届けてくれる事に感謝です。

ということで、今週も楽しんでいきましょう。

あとDAZNすごいですね。週末のためだけに入ってみるのも全然アリ。 

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